「21/21プラン」実行で資本調達へ
米マイクロストラテジーは19日、17.5億ドル(約2,700億円)の資本を調達する計画を発表した。
この資金調達は、2027年までに420億ドル(約6.5兆円)を集める「21/21プラン」の一環であり、調達資金はビットコインの追加購入に充てられる。
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今回の資金調達は、2029年満期の0%転換社債の私募販売によって行われる。この転換社債は現金、クラスA普通株式、またはその組み合わせで償還可能であり、発行益はビットコイン購入および一般企業目的に充当される予定だ。
現在、マイクロストラテジーは世界で最もビットコインを保有する上場企業であり、その保有量は331,200 BTCに達している。また、米国のセムラーサイエンティフィック社や日本のメタプラネットなども同様の戦略を採用し、ビットコインの追加購入を進めている。この動きにより、ビットコイン財務戦略の競争が一層激化している。
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