ミームトークン市場確立へ
日本のWeb3企業フィナンシェは24日、2025年の第1四半期にミームトークンのローンチプラットフォームサービス「social.meme(ソーシャルドットミーム)」をリリースすることを発表した。
social.memeでは、IP(知的財産)のライセンスを受けたミームトークンのみを取り扱い、従来のミームトークンの課題とされる信頼性を担保すると説明。ユーザーが安心して利用できるようにして、Web3の世界における信頼できるミームトークン市場の確立を目指すとした。
ミームトークンとは、暗号資産(仮想通貨)市場のトレンドの1つとなっている「ミームコイン」と同様の意味。今回の発表では「主にコミュニティ主導で発行されるトークンで、特定のユーティリティ(実用性・有用性)を持たないことが特徴」であると説明している。
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social.memeは、LINE上のMiniDappsにアクセスできる「Dapp PORTAL」でリリース。Dapp PORTALで最初に公開される30タイトルの1つに含まれるという。
また、LINEでは、気軽にミームトークンに触れられるゲームをリリースする計画もあると説明。ゲームを楽しむことでミームトークンを獲得するなど、様々な新しい体験を提供していくことを目指す。
今月にDapp PORTALのリリースを発表したLINE NEXTは今回、以下のコメントを寄せた。
このたび、日本において信頼あるトークンプラットフォームであるFiNANCiE様が提供する新しいミームトークンローンチプラットフォームサービスsocial.memeを、LINEのMini Dappでリリースしていただけることを大変光栄に思います。
social.memeを通じて、グローバルなトレンドであるミームトークンを日本のユーザーの皆様により手軽にお楽しみいただけることを心待ちにしております。
第一弾としてsocial.memeでローンチされるミームトークンは「DaoCorn」に決定。DaoCornは、FiNANCiE上で2024年5月にスタートしたプロジェクトで、現在約4,000名のコミュニティメンバーを誇る人気プロジェクトだという。
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ローンチプール機能
上記の内容に加え、social.memeでは、フィナンシェの独自仮想通貨FNCTをステーキングすることで、今後発行されるミームトークンを獲得できるローンチプール機能を実装すると説明した。
この機能により、FNCTのユーティリティをさらに強化し、より多くのユーザーがミームトークンを楽しめる場を提供すると述べている。なお、詳細な機能リリースは今後発表する予定だとした。
「CoinGecko」のデータによると、本記事執筆時点のFNCTの価格は0.6034円。前日比で2.7%、前年比では140%超上昇している。
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