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ソラナ基盤DePIN「XNET」、通信大手AT&Tと提携 WiFiホットスポット提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XNETとAT&Tが提携

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)ベースのDePIN(分散型インフラ)プロジェクトXNETは5日、米国の通信大手AT&Tとの提携を発表した。

XNETは、WiFiホットスポットの分散ネットワークを構築している。企業や公共スペースは、ホットスポット提供と引き換えに独自トークンの報酬を受け取ることが可能だ。

今回の提携により、AT&Tのユーザーも利用可能な場所で、XNETが提供するWiFiネットワークを使えるようになる。AT&Tは、データ使用料をXNETにドルで支払い、XNETはトークン報酬をホットスポットのオペレーターに渡す。

XNETは、2022年に設立され米国カリフォルニアを拠点にしている。ユーザーが手動でログインすることなしに、シームレスで安全なWiFi接続を利用できる技術「Passpoint WiFi」を採用してネットワークを提供しているところだ。

1億5,000万台を超えるモバイルデバイスをシームレスに接続しており、キャリアグレードのWiFiおよびLTE/5G相互接続を提供。大手通信会社と提携して、携帯電話データのオフロードと接続強化に取り組んでいる。

独自トークン「XNET」は、最大24億の供給量を持つ、ソラナSPL規格のトークンだ。Duneによると、XNETトークンの現在の時価総額は約200万ドル(約3億円)、ネットワークのオフロードユーザーは約900万人に達している。

Blockworksによると、XNETのリチャード・デヴォール共同創設者は、従来の株式や負債による資金調達をせずに、トークンを使用して数百万ドルの機器を調達したと話した。

関連:ソラナで拡大する分散型インフラ「DePIN」、注目のプロジェクトを深掘り

DePINとは

Decentralized Physical Infrastructure Networks(分散型物理インフラネットワーク)の略称。トークンエコノミーを活用し、インフラの構築と運営を効率的に調整するシステムである。

通信系のDePINプロジェクト例

現在、様々な分野のDePINプロジェクトが存在している。ソラナ上で通信に取り組むものとしては、Helium(「Helium Network」)も挙げられる。77,000の都市で運用されている分散型LoRaWAN(IoT向け無線通信技術の一種)ネットワークだ。

ユーザーは、Heliumのホットスポットにより、宅配システム、医療輸送や追跡装置、スマート照明など、モノのインターネット(IoT)デバイスのワイヤレスネットワークを運用することができる。

4G/LTEおよび5Gカバレッジも提供しており、T-Mobileなど大手通信企業とも提携しているところだ。

なおXNETのリチャード・デヴォール共同創設者は、Heliumは個人が自宅にホットスポットを設置できるものだが、XNETはB2B(対事業者)サービスに特化しているとして、違いを指摘した。

その他のプロジェクト例としては、分散型クラウドを提供するポケットネットワーク(POKT)も存在している。

ブロックチェーン間のデータ通信とAPIリクエストを分散化するもので、ノード運営者はデータリレーの提供によって独自トークンPOKTを報酬として受け取ることが可能だ。

関連:分散型物理インフラ「DePIN」として再注目されるプロジェクト3選

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