
8週連続
米ストラテジー社(旧マイクロストラテジー)2日夜、2025年5月26日から6月1日の間に総額107億円(7,510ドル)を投じて、705 BTCを購入したことを報告した。これにより、同社のビットコイン保有量は先週の580,250 BTCから580,955に増加した。
先週に続く今回の購入は、ビットコイン1BTCあたり106,495ドルで行われた。これにより、同社のビットコイン平均取得単価は70,023ドル(先週時点=69,979ドル)となった。
なお、ストラテジーの5月のビットコイン購入数は26,695 BTCだった。

CoinPost
『STRD』資金調達
また、同社はビットコインの保有数をさらに増やすために、二週間前に発表された、10%配当の永続優先株STRFを最大21億ドル(3,000億円)発行するATMプログラムに続き、3日には『STRD』という新たな優先株式の発行を発表した。
また、同社はビットコインの保有数をさらに増やすために、3日に『STRD』(250万株)という新たな優先株式の発行を発表した。
STRDの配当は年率10%で四半期ごとに後払いで支払われ、2025年9月30日から開始予定だが、取締役会による宣言が必要で義務的ではない。優先株式とは普通株式よりも配当や残余財産分配で優先権を持つ株式のこと。今回のSTRD株式は非累積型で未払い配当は蓄積されず、宣言された配当のみ現金で支払われる仕組みとなる。
ストラテジー社はこれまでSTRK・STRFという2種類の優先株式を発行していた。
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