TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム上で動作するリップルを模倣する仮想通貨「XRPクラシック」が取引を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

偽物通貨か、XRPクラシックとは
仮想通貨XRPを模倣したトークン「XRPクラシック」が公開された。ホームページとホワイトペーパーの内容の不一致や、不透明なパートナー企業などから詐欺の疑惑が高まっている。

XRPの偽物が登場か?色違いのロゴで掲載されるXRPクラシックとは

地合いが悪い中でもコミュニティが活発なことで有名なXRPに多くの点で類似点を持つ仮想通貨が、取引を開始したことがわかった。

XRPクラシックは、XRPの旧ロゴと同じ形のロゴで、色が青ではなくオレンジに変えただけのものを使用している。

出典:xrpclassic.io

ホームページでは、「自動化した取引システムを提供するための利用しやすい非中央集権的ブロックチェーンと仮想通貨のインフラ」とXRPクラシックのコンセプトが掲げられているが、ホワイトペーパーでは「フリーランサーのための市場を提供する」と書かれており、自社内でも異なる情報を提示していることわかった。このような観点からも、正当な仮想通貨プロジェクトではない可能性が高いと見られている。

なお、ホームページの「パートナー企業」欄には、写真のみ掲載されており、具体的な人物や企業名は挙げられていない。

問題はここからだ

単純に有名通貨を模倣した通貨であるだけなら、投資家への影響はないと言えるが、すでにXRPクラシックが、海外仮想通貨取引所に当たるMercatoxとEtherFlyerで取引が開始されている。ティッカーシンボルとして使われているのは、XRPCで、イーサリアムブロックチェーン上で動作するERC20のトークンとして上場していることが判明した。

またホームページ上では、ユーザー数も多いHitBTCなども今後上場する予定の取引所として掲載されており、投資家の警戒感が今後も高まることや詐欺への警鐘を鳴らすメッセージが相次ぐ事が予想される。

出典:mercatox.com

出典:etherflyer.com

またXRPCトークンは、業界基準となる仮想通貨データサイトcoinmarketcapにもリスティングされており、同プラットフォームに掲載されているチャート上では、話題に上がった本日価格が急騰していることもわかっている。

出典:Coinmarketcap

なお、すでにXRP(リップル)のコミュニティでは、1月14日からユーザーによって話題になり始めており、「スキャム」との指摘が相次いでいる。

これまで、様々な仮想通貨スキャムや詐欺コインとも呼ばれる投資家を騙すための架空プロジェクトが存在しているが、XRPクラシックのようなトークンにも気をつけたい所だ。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

仮想通貨マイニングの詐欺事例の全容が明らかに 集団訴訟も準備へ|米CCNが報道
仮想通貨のマイニング投資でも、他の投資スキームと同様の詐欺事例が報告されている。今回は、The Crypto Crime Fighters (仮想通貨犯罪ファイターズ)と呼ばれるグループが、海外メディアCCN に情報を提供、被害者の証言などから投資詐欺の全容が明らかになった。
米国証券取引委員会、『仮想通貨』を2019年の監視活動優先事項に
「仮想通貨の有価証券化」に重点を置く、SECのコンプライアンス検査局が、2019年の監視活動6大優先事項に”仮想通貨を含むデジタル資産”を加えた。米国内では直近、仮想通貨にポジティブな法案も活発化しつつある。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧