はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ゲンスラー米SEC前委員長、仮想通貨批判もビットコインは例外視か 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

執行措置は「正しい判断だった」

米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー前委員長は17日、CNBCに出演してドナルド・トランプ政権の政策について意見を述べた。暗号資産(仮想通貨)についても改めて見解を示している。

後任のポール・アトキンス委員長下のSECが、ゲンスラー氏時代の方針の多くを特に仮想通貨分野でくつがえしていることについて意見を聞かれ、「私たちが達成したことにとても誇りを持っている」と回答した。

証券の問題や執行措置の関連で行ったことは「正しい判断」だったと改めて強調している。

ゲンスラー氏は、前任のジェイ・クレイトン氏も、SEC委員長時代に多くの訴訟を起こしていたと指摘。クレイトン氏時代は80~100件の訴訟があり、それを引き継いだゲンスラー氏時代のSECも100件ほど訴訟を起こして投資家保護を確保しようとしたと述べている。

また、破綻した大手仮想通貨取引所FTXのサム・バンクマン・フリードCEOのような詐欺師も実際にいたと話す。仮想通貨の分野は主にその時点の勢いや誇大広告で取引されていると続けた。

米国人の5~10%が仮想通貨に投資しているとみられるが、非常に投機的でリスクの高い資産だとも述べている。

関連:米国民の仮想通貨保有率は14% 大卒や高所得者、共和党支持者に高い傾向=Gallup調査

SECとは

株や債券などの証券の取引を監督する米国の政府機関のこと。1934年設立。公正な取引の確保と投資家保護を目的としており、インサイダー取引や企業の不正会計、相場操縦などを防止する。仮想通貨が有価証券に該当するかという判断も行う。

ゲンスラー氏は、依然として仮想通貨に批判的な姿勢を示しているが、ビットコイン(BTC)については以前より軟化している傾向もみられる。同氏は次のように続けた。

ビットコインは別にして、ほとんどの仮想通貨トークンはファンダメンタルズに結びついていない。そうしたトークンが何千もある。

時間が経つにつれて、何を売っているのか、収益はどれくらいか、などウォーレン・バフェットが言うような、実質的な側面に基づいた新しい市場均衡が見つかるだろう。

SECをすでに退任していた4月にも、ゲンスラー氏は「仮想通貨の約99%がセンチメントだけで売買されている」としつつ、ビットコインなど一部の銘柄は世界的に関心を引き付けており、長期にわたって生き残る可能性があると発言していた。

決算報告を減らすべきとのトランプ発言について

トランプ氏が、上場企業の決算報告を年4回ではなく半年ごとに減らすべきだと主張していることについては、ゲンスラー氏は「適切な頻度は市場が決めることができる」と述べた。

一方で、報告を年に二回だけに減らすと、何が起こっているかを理解するのが難しくなり市場は不安定になると意見した。企業開示にはコストがかかるものの、経済がより良く機能する大きな公共の利益を生み出すとしている。

なお、米国ではオープンAIなど多くの著名企業が非上場のままだ。これには開示の負担や、三ヶ月ごとの収益報告のプレッシャーが影響しているという議論もみられる。

先日、ロビンフッドは未上場企業へのエクスポージャーを個人投資家に提供することを目指すファンドの計画を発表したところだ。一部の投資家だけがアクセスできた非公開企業への投資機会を一般に広げるとしている。

関連:ロビンフッドが非上場企業投資ファンド「RVI」を計画 個人投資家の参加機会拡大へ

関連:「次世代金融は4〜5年で実用化へ」マネックス松本会長とギャラクシーのノボグラッツCEOが予測|WebX2025

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/06 水曜日
09:52
「量子コンピュータのリスクはビットコイン価格下落の主因ではない可能性」グレースケール見解
グレースケールのリサーチ責任者が、量子リスクは仮想通貨ビットコイン価格下落の主因ではない可能性が高いと分析した。量子関連株とBTCの相関を解説している。
09:37
HYPEのDAT保有比率が流通量の約9%に、BTCやETHなどを上回る=レポート
ビットコイン・スイスの分析によると、HYPEのDAT保有比率が流通量の約9%に達し、BTC・ETH・SOL・BNBを上回る。ETF申請の進展も加わり、需給構造が注目される。
08:56
米CME、ビットコイン・ボラティリティ先物を6月1日に上場へ
CMEグループが6月1日、世界初の規制対応ビットコイン・ボラティリティ先物を上場予定。BVXに連動し、価格方向性ではなく変動リスクを直接取引できる新商品で、規制当局の審査を経て提供される。
08:25
TDコーウェン「銀行と仮想通貨に妥協点なし」 クラリティ法案成立リスクが高まる
米投資銀行TDカウエンは、銀行5団体がステーブルコインのイールド妥協案に反発したことを受け、クラリティ法案の今年中の成立リスクがさらに高まったと警告した。
05/05 火曜日
13:17
米SEC、予測市場ETFに追加情報要求 上場一時延期
米SECが予測市場連動型ETFの上場を延期した。3社・24本超が対象で、商品設計と開示の追加情報を要求している。予測市場を巡っては、インサイダー取引への警戒感やCFTCと州政府との管轄権争いも背景にある。
11:31
ビットマイン、保有イーサリアムが518万枚に到達 強気姿勢を維持
ビットマインが保有する仮想通貨イーサリアムが時価1.9兆円相当に達した。ETH総供給量の4.29%超に相当する。リー会長は仮想通貨市場の回復に強気の見解を示している。
11:07
ビットコイン・オンチェーン活動が2年ぶり低水準、価格回復との乖離が鮮明=Santiment
オンチェーン分析のサンティメントが、BTCが8万ドルを回復するなかオンチェーン活動が2年ぶり低水準に落ち込んでいると指摘。価格上昇の持続性に注意が必要だと警告した。
10:38
テザーゴールド、2026年第1四半期準備金が36%増 時価総額約5200億円に
テザーが2026年Q1のテザーゴールド(XAUT)準備金報告書を発表。現物金準備は36%増の約70万7,747トロイオンスとなり、時価総額は33億ドル超に拡大した。
10:02
ビットコイン3カ月ぶり8万ドル回復、クラリティー法案進展期待で市場心理回復|仮想NISHI
ビットコインが約3か月ぶりに8万ドルを突破。クラリティー法案の進展を背景に機関投資家のリスク選好が強まり、恐怖・強欲指数も1月以来初めてニュートラル圏を回復した。
09:45
送金大手ウエスタン・ユニオンがステーブルコイン「USDPT」をソラナ基盤でローンチへ
送金大手ウエスタン・ユニオンが仮想通貨銀行アンカレッジと組み、ソラナ上で米ドル建てステーブルコイン「USDPT」をローンチする。消費者向けサービスを40か国以上で展開予定だ。
09:17
スコットランドの私立校、ビットコイン奨学金を創設 BTC準備金の構築も計画
スコットランドの私立校ロモンド・スクールが、ビットコインコミュニティの寄付による全額給付型奨学金「サトシ・スカラーシップ」を創設。2年間の授業料・寄宿費を全額負担し、世界中から応募を受け付ける。同校はBTC準備金の構築も開始した。
08:37
ストライブ、ビットコイン保有数が1万5000BTCを突破、444BTCを追加取得
米ストライブが444BTCを約49億円で追加取得し、ビットコイン保有総数が1万5,000BTCに到達。優先株SATAを通じた独自の財務戦略で機関投資家からの注目が高まっている。
05/04 月曜日
12:06
サトシ・ナカモト保有の初期ビットコインを量子脅威からどう守るか、凍結案巡り議論
ギャラクシー・デジタルのソーン氏が「ビットコイン2026」に出席し、量子コンピュータ対策に関して業界の共通認識が形成されつつあると報告した。
10:05
イーサリアムL1処理能力、次期大型アップグレード「グラムステルダム」で3倍超に届く可能性
イーサリアムのコア開発者約100人が次期大型アップグレード「グラムステルダム」で集中作業を行った。ガス上限大幅引き上げで合意などスケーリングに向けた主要成果を報告している。
05/03 日曜日
11:30
ビットコインFOMC通過後も1200万円台で推移、来週の米雇用統計に注目|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン(BTC)はFOMCや日銀為替介入の影響で上値重く推移したが、1200万円近辺での底堅さを維持。先物市場ではショートが蓄積しており、上方向への余地も。来週の米雇用統計の結果が相場の方向感を左右する。bitbankアナリスト長谷川氏が今後の展望を解説。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧