Def consultingへの支援拡充
SBIグループ傘下の暗号資産交換業者ビットポイントジャパンは22日、法人向けイーサリアム(ETH)活用支援体制を強化したと発表した。
世界最大級のステーキングインフラプロバイダーP2P.orgと連携し、東証グロース上場のDef consultingが進めるイーサリアムトレジャリー戦略を技術支援する。
今回の連携は、ビットポイントが10月20日に発表したDef consultingとの業務提携を発展させるもの。今後は3社連携を通じ、法人向けイーサリアム活用支援サービスのさらなる拡充を図っていくとしている。
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3社連携の役割分担
ビットポイントジャパン:暗号資産の取得・保管支援
SBIグループ傘下の暗号資産交換業者。法人向けに暗号資産の取得・保管・活用支援サービスを提供する。手数料無料のステーキングサービスなど、暗号資産による資産形成に適したサービスを展開している。
中田健社長は「世界最高水準の技術力を持つP2P.orgとの協働により、法人の財務戦略におけるデジタル資産活用の可能性を広く示していく」と述べた。
P2P.org:ステーキング技術の提供
2018年設立のノンカストディアル型ステーキング企業。40以上のブロックチェーンをサポートし、130社以上の機関投資家に高度なステーキング技術を提供している。運用資産は70億ドル(約1兆1,000億円)超で、ステーキング業界で世界トップクラスの規模を誇る。
Alexander Esin Co-CEOは「日本における機関投資家レベルのデジタル資産インフラ構築に貢献したい」と述べた。
Def consulting:イーサリアムトレジャリー戦略の推進
東証グロース上場のIT総合コンサルティングファーム。2025年よりデジタル資産トレジャリー事業を開始し、イーサリアムをバランスシートに組み入れる戦略を推進している。公式サイトによると12月時点のETH保有量は4,572 ETHに達している。
下村優太社長は「3社体制により、イーサリアム資産の戦略的活用を高度化し、ステークホルダーへの価値還元を最大化する」と述べた。
国内上場企業のアルトコイン保有動向
国内では上場企業によるアルトコイン保有の動きが広がっている。クオンタムソリューションズは10月にイーサリアムトレジャリー戦略を本格化させ、18日時点のETH保有量は5,418 ETH(取得額約33.3億円)に達した。
関連:クオンタムソリューションズ、イーサリアム保有量で国内上場企業トップ
また、ゲームやエンタメ事業を手がけるモブキャストホールディングスは10月よりソラナ・トレジャリー事業を開始し、12月19日時点で累計3.5億円・13,849 SOLを取得。11月にはソラナ財団公式のバリデータプログラムにも採択されている。
関連:モブキャストHD、ソラナ財団認定バリデータに選定 ステーキング運用規模を拡大



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