- 自動損益計算ツール「クリプタクト」、会計事務所のプロのコメントを紹介
- 煩雑な仮想通貨の損益計算を自動でこなしてくれるツール「tax@cryptact」。どのような理由でクリプタクトは現場でも選ばれるのでしょうか。本記事では、クリプタクト社のサービスを会計事務所で使用するプロの声を紹介していきます。
- 株式会社Cryptact(クリプタクト)とは
- 2018年1月、Cryptact創業メンバー3人は元ゴールドマン・サックスで前職ではヘッジファンドと呼ばれる絶対収益型のファンドで運用を担当しており、そのシステム開発を行うエンジニアと共に設立しました。
▶️公式ホームページ:株式会社Cryptact
▶️Twitter:クリプタクト(@Cryptact)
損益計算ツール「クリプタクト」とは
日本国内の確定申告期間(2019年2月18日~3月15日)が開始となり、仮想通貨ビットコインなどの売却などで得た所得は、雑所得に該当し、「年20万円以上の所得」がある場合、確定申告が必要となります。
確定申告へ向けた損益計算を簡単に行えるツール「tax@cryptact」は、国内最大ユーザー数を誇り、対応取引所は33社、2,800種類以上の仮想通貨と広範な取引種類に対応しています。
「クリプタクト」がプロの現場で使われる理由とは
クリプタクトでは、専門家のためのPRO版「taxpro@cryptact」というサービスも展開しており、今回、3つの会計事務所、企業からの実際のプロの現場で使用する感想を紹介していきます。
それぞれがクリプタクトを選んだ理由、使用して良かった点、そしてプロの目線から一般ユーザーにおすすめのポイントをお伝えします。
既に30,000以上のユーザーが利用しており、個人利用向けには無料で利用出来るサービスとなっています。
まだクリプタクトをご利用でない方はぜひプロのコメントを参考に、ご利用を検討してみてください。
- プロ直伝のおすすめポイント①
- 国税庁の指針に従った計算方法と正確な参照データを使用。
- プロ直伝のおすすめポイント②
- 対応取引所、対応通貨が非常に多く、想定外の取引も対応可能。
- プロ直伝のおすすめポイント③
- ポートフォリオ機能により、税金計算だけでなく投資の意思決定のためツール。
「コインタックス株式会社 田辺 拓也」先生からのコメント
(大阪市・梅田)
・クリプタクトを選んだ理由
仮想通貨損益計算システムを使う上で必ず満たしていて欲しいのが、行われる計算が正確な点、排出されるデータが検算しやすい点。
クリプタクトはこの2点を高水準で満たしているため、リリース当時から愛用させていただいております。
・クリプタクトを使用して良かった点
対応取引所数や対応通貨、大量な取引量に対応するなどといったアップデートが常にされていること。日を追うごとに使いやすくなっていくのが実感できます。
また、portfolio@cryptactのリリースで通貨ごとの含み損益を把握できるため、税額を意識したアドバイスをお客様に出来るようになりました。
ただの損益計算システムに留まらず、その他サービスも拡充されていくのはとても嬉しいですね。
・プロの目線から一般ユーザーにおすすめポイント
計算システムで計算した結果にて確定申告したとしても、税務調査が入り利益額が違うと指摘された場合の責任はご自身にあります。
クリプタクトは国税庁の指針に従った方法で計算されているのはもちろんの事、おかしな取引はエラー表示されるため、計算ミスが起こりにくいので非常にオススメできます。
また、portfolio@cryptactで通貨ごとの含み損益等を把握できるので、計算だけでなく税額を意識したトレードが可能となります。
「佐藤修一公認会計士事務所 鹿毛 杏介」先生からのコメント
(福岡市・渡辺通)
・クリプタクトを選んだ理由
弊所では、一昨年の年末より仮想通貨の利益計算を当初自力でエクセルを組み、日々の終値ベースで行う予定にしていましたが、日々のレート変動が大きく、終値≠取引時のレートであるため、利益計算結果が実態と異なること、大量データの場合、計算結果の正確性について不安を抱いていました。
そんな中、年明けにクリプタクトの事をお客様から聞き、利益計算方法についてクリプタクトに直接問い合わせを行ったところ、国税庁発表の利益計算方法を順守しているとのこと、当時の他のツールと比べ対応取引所数、通貨数が多く、ICO等の取引にも幅広く対応できるとのことで導入を決めました。
・クリプタクトを使用してよかったこと
ご相談をいただく中で想定している以外の取引内容にあたることが多かったのですが、いずれの取引もクリプタクトで対応でき、安心して確定申告を行うことができたことです。
・プロの目線から一般ユーザーにおすすめポイント
国税庁の発表に合わせて都度アップデートされることや対応取引所、対応通貨数が多く、対応外の取引でもCSVデータによりカスタムデータを作成することにより簡単に取り込むことができることです。
「ホワイトテック会計事務所 菊地 貴加志」先生からのコメント
(豊島区・南池袋)
・クリプタクトを選んだ理由
平成29年度の確定申告の初期の頃から、対応暗号資産取引所数や対応暗号資産種類数が多く、計算システムも安定に供給されていたためです。
平成29年度の確定申告は市況がよかったことから確定申告が必要な方がとても多く、一人でも納税が必要な方に対応するためには、正確かつ迅速に損益計算して対応する必要がありました。
最初は手計算で対応しておりましたが、スピードに限界を感じ、対応暗号資産取引所や対応暗号資産種類が多いクリプタクト様を利用させていただきました。
・クリプタクトを使用して良かった点
一般的な仮想通貨取引所の税金計算はもちろんですが、為替の情報もシステム内に準備されているため、外国通貨にも対応できるところです。
暗号資産のデビットカードを頻繁にご利用しているお客様がございまして、その特徴としてドルの為替情報を考慮して税金計算をする必要がございました。
当初は金融機関の為替情報を用いてエクセル手計算をしようかと考えましたが、クリプタクト内に為替情報があったおかげで、システム計算で素早く対応することができました。期限後申告のお客様でスピードが重要であったため、大変助かりました。
・プロの目線から一般ユーザーにおすすめポイント
tax@cryptactと連動している grid@cryptactによって、現時点で保有している暗号資産の時価評価金額がわかるため、税金も考慮した投資計画を建てやすいことです。
分離課税となっていない暗号資産の税金は必要経費と考えるべきで、現時点の損益把握とポジション管理はとても重要です。これができておらずせっかく暗号資産の投資では儲かったのに税金を考慮できずに損してしまった投資家の方を沢山見てきました。
税金計算のみでなく、投資の意思決定のためツールとしても利用できますので、オススメです。
企業紹介
Cryptactは、bitFlyerと業務提携したことでも有名な仮想通貨の実現損益計算サービスtax@cryptactや、ポートフォリオ管理ツール、portfolio@cryptactをサービス提供している企業。
創業メンバー自身が行っていた仮想通貨取引の損益計算を簡単にするために、2017年に自用目的で開発したのがtax@cryptactの始まりで、機関投資家が利用するような高度なシステムを個人でも使用できるサービスとなっています。2018年11月には、reports@cryptactと称して、元ヘッジファンド運用担当者による仮想通貨マーケットの分析レポートの配信も開始いたしました。