はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社がCSBSのフィンテック諮問機関メンバーとして選出、CSBSとは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

州法銀行監督協会(CSBS)は、業界内の先駆者達を集め、フィンテックアドバイザリー会議を開催することを発表
この会議では、州規制局も参加し、意見交換を行い、将来的に適切な金融インフラ整備を行うことを目的としているようです。そのメンバーの中にリップル社の名前がありました。

業界はVISION2020近代化イニシアチブに向け重要視

リップル社が、アメリカ全土から派遣された銀行規制局が集まった全国規模の機関CSBSの次世代フィンテックアドバイザーである諮問機関のメンバーとして選出されました。

このメンバーには33社が選ばれ、アマゾン社やAlipayBitpay社、Paypal社、Western Union社など金融の各分野ですでに活躍をしている企業が名を連ねています。

これにより、世界金融の中心となるアメリカ経済のフィンテックを含む、金融機関のための州に認可された50もの監視システムを統一することにおいて、非常に重要な役割をになうことになります。

これはリップル社にとって大きな一歩となるでしょう。

詳しい翻訳内容は以下の通りです。CSBSについてわからない方も多くいらっしゃると思います。詳しいCSBSの内容も一番下にありますので、ご利用ください。

今回選ばれた企業は以下の33企業です。

  1. ACTIMIZE
  2. AFEX
  3. Affirm, Inc.
  4. Alipay US
  5. Amazon Payments, Inc.
  6. Avant
  7. BitPay, Inc.
  8. Circle Internet Financial, Inc.
  9. The Citizens Bank of Edmond
  10. Common Bond
  11. Enova International (NetCredit & CashNetUSA)
  12. Envestnet | Yodlee
  13. First Data Corporation
  14. Funding Circle USA, Inc.
  15. Green Dot Corp
  16. IOU Financial
  17. Intuit
  18. Kabbage
  19. LendingClub
  20. LendingHome
  21. LendUp, Inc.
  22. LibertyX
  23. Microsoft Payments
  24. OnDeck Capital LLC
  25. OneMain Financial
  26. Oportun, Inc.
  27. PayPal
  28. Remitly, Inc.
  29. Ripple
  30. Seed
  31. Servicio UniTeller, Inc.
  32. Social Finance, Inc./SoFi Lending Corp.
  33. Western Union

アメリカのワシントンD.Cにて、10月20日に州法銀行監督官協会(以下、CSBS)はCSBSフィンテック業界諮問機関(委員会)に参加する33社のフィンテック会社を発表しました。

この会議では、州規制当局及び業界リーダーを引き合わせ、州の規制システムを近代化する方法を見出そうとしています。

様々な業界、所在、ビジネスモデルの、スタートアップから大企業までを招き入れたことを考慮すると、州規制当局がこの議題に対してどれほど大きな関心を持っているかが見て取れます。

CSBCの議長でワイオミング州の銀行理事を務める、Albert Forkner氏(以下、Forkner氏)は、

「州規制当局はフィンテック分野の先駆者たちからの意見に耳を傾け、消費者やローカル企業がその革新的な技術から恩恵を受け、国全体にできるだけスムーズに行き渡るような行動を起こしたいと考えています。しかし、同時に、我々は、根本的な金融保護やローカルな視点も持ち合わせた既存の州規制システムも残したいとも考えています」

と述べました。

諮問委員会は、送金及び支払い、貸与、そして、地域銀行業改革の3つのグループに分けられています。

参加企業及び州規制当局は、既存の問題点や、国単位での認可、監視の改善可能性について議論する予定です。

この会議は、10月末に執り行われる電話会議にて開始されます。

この諮問委員会は、CSBSのVISION2020の中で、安全性及び健全性、そして消費者保護を念頭に置いた、フィンテックを含む、金融機関のための州に認可された50もの監視システムを統一することにおいて、非常に重要な一つの要素でもあるのです。

CSBSとは?

州法銀行監督官協会(CSBS)は、50州及び、コロンビア特別区、グアム、プエルトリコ、そして、アメリカ領ヴァージン諸島から派遣された銀行規制局が集まった全国規模の機関です。

州規制局は、4850もの州に認可された金融機関を監視しており、多くの州銀行部門では、住宅ローン貸与業者などを含む銀行業以外での金融サービス提供者の監視も行なっています。

このように、CSBSは一世紀以上に渡って、州の監視局に国内会議を提供し、規制される組織の監視の調整を行うなど、規制政策をより良いものにすべく取り組んできました。

CSBSはさらに、州の銀行や金融規制局に対して、トレーニングも提供し、議会や連邦金融規制機関前に説明する役割も担っています。

展望

CSBSは、金融サービスや州銀行業への規制及び監視の高い水準、そして効率性からこの業界のリーダーとして認知されます。

使命

CSBSは、州規制局の金融監視システムをより良いものにすべく、安全性及び健全性、そして、消費者保護を念頭に置き、経済成長を促進し、イノベーションを擁護し、責任ある監視を行うことを目標に州規制局をサポートします。

歴史

CSBSは、ワシントンDCに本社を置く、非営利団体で、州立銀行の監視協会として1902年に設立されました。

1971年にCSBSの役割、業務をより反映させることができる現在の州法銀行監督官協会(CSBS)に名称が変更されました。

CSBSは110年以上に渡って、国の二重銀行制度を保護、改善する唯一の全国団体として貢献してきました。

CSBS Announces Fintech Advisory Panel Members

Oct 19,2017 byCSBS

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/06 土曜日
11:15
メタマスク、予測市場取引機能を導入 ポリマーケットと連携しウォレット内で完結
メタマスクが12月4日、トラストウォレットが12月2日に予測市場機能を相次いで発表した。ユーザーは自己管理型ウォレット内で実世界のイベント結果を予測し仮想通貨で取引できるようになる。
10:45
SBI VCトレードとサッポロビール、黒ラベルTHE BARリニューアル記念でNFT配布キャンペーン開始
仮想通貨取引所SBI VCトレードとサッポロビールがWeb3技術を活用した実証実験を12月5日に開始した。黒ラベルTHE BARのリニューアルを記念し、応募者全員にNFTを配布。保有者は店舗で特別なビール体験が受けられる。
10:10
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、5週連続で資金流出 4200億円規模に
ブラックロックの仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」から5週連続で約4200億円が流出した。上場以来最長の流出超過を記録。同社の事業開発ディレクターは「正常な動き」と述べた。
09:30
米SEC、仮想通貨プライバシー円卓会議を来週開催 ジーキャッシュ創設者も参加
米証券取引委員会が金融監視とプライバシーをテーマにした円卓会議を12月15日に開催予定。ジーキャッシュ創設者ゾーコ・ウィルコックス氏を含む専門家がパネリストとして参加し、仮想通貨の匿名技術と監視措置について議論を行う。
08:35
トム・リーのビットマイン、今週約9.8万ETHを追加購入 総保有額1.8兆円相当
ビットマインは今週もETHの押し目買いを実施し9万7650イーサリアムを追加購入した。アーカムのデータによると、同社の総保有額は1.8兆円に達しETH総供給量の3.16%を占めている。
08:00
KLab、ビットコインと金を組み合わせた財務戦略を発表
KLabは、仮想通貨ビットコインと金を財務資産に組み込むデュアル・ゴールド・トレジャリー戦略を実施すると発表。同日発表した資金調達で得る約51億円のうち36億円を充当する。
07:35
ウィズダムツリー、欧州初の完全ステーキング型イーサリアムETPを上場
ウィズダムツリーが4日、Lidoプロトコル経由でミントされたstETHのみを保有する欧州初の完全ステーキング型イーサリアムETPを上場した。運用資産約5000万ドルでドイツ、スイス、フランス、オランダの取引所で取引が開始された。
06:30
ビットコイン保有企業の指数除外方針に反対、ストライブ社がMSCIに書簡
米ナスダック上場企業ストライブがMSCIに対し、ビットコイン保有企業を株式指数から除外する提案に反対する書簡を送付した。同社は7500BTC以上を保有する企業として、50%基準は不公平で実行不可能だと主張。
05:55
仮想通貨評価損不計上でフィスコとクシムに課徴金勧告 金融庁監視委が虚偽報告を指摘
証券取引等監視委員会が5日、フィスコとクシムに対し、仮想通貨の評価損を適切に計上せず有価証券報告書に虚偽記載を行ったとして、それぞれ1500万円と1200万円の課徴金納付を勧告した。
12/05 金曜日
19:26
テザー投資家が英政党に史上最高額寄付 改革党に18億円相当
ステーブルコイン発行会社テザーの投資家クリストファー・ハーボーン氏が英国改革党に900万ポンド(約18億円)を寄付し、存命個人からの政党寄付として史上最高額を記録。米国でもトランプ大統領が選挙期間中に仮想通貨業界から2600万ドル超を集めるなど、仮想通貨資金が英米両国の政治に影響力を持ち始めている。
18:40
Cloudflare障害でコインベースなど取引所が一時アクセス不能 11月に続き再発
12月5日夕方、Cloudflareの障害により、コインベースやクラーケンなど複数の仮想通貨取引所とDeFiプロトコルのユーザーインターフェースが一時的にアクセス不能に。11月18日に続く障害で、インフラ依存のリスクが再び浮き彫りとなった。
17:24
米上場AlphaTON Capital、約630億円調達へ TONトークン取得とAI投資
ナスダック上場のデジタル資産運用企業AlphaTON Capitalが、米SECに4億2069万ドル(約630億円)の資金調達枠を申請。TONトークンの追加取得とテレグラムのCocoon AIネットワークへの投資を計画。TONエコシステムへの機関投資加速が見込まれる。
14:30
チェーンリンク現物ETF、初日に64億円の流入で好調 ソラナETFからは最大流出
仮想通貨チェーンリンク現物ETFの取引初日に64億円が流入し好調な滑り出しとなった。一方ソラナ現物ETFからは過去最大の資金流出があった。
14:00
国際通貨基金(IMF)、ステーブルコインの規制断片化に警鐘 
国際通貨基金が今週、ステーブルコイン市場の評価報告書を公開し、各国の規制枠組みの断片化が金融安定性を脅かし監視を弱体化させ、国境を越えた決済の発展を遅らせていると警告した。
13:30
CZとピーター・シフが激論交わす、ビットコインvs金「どちらが真の価値保存手段か」
バイナンス創設者CZ氏と金支持派エコノミストのシフ氏が4日、ドバイでビットコイン対トークン化金の討論を実施。金塊の真贋確認場面が話題となり、検証可能性や価値保存機能をめぐり対照的な見解を示した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧