はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ダークネット・マーケットが仮想通貨モネロ(Monero)の使用を主要化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ダークネット・マーケットでは、匿名性を兼ね備えている通貨が主要となっている
以前採用されていたビットコイン支払いから匿名性の高い仮想通貨モネロによる支払いに推移してきています。

今日では、代用性やプライバシー、匿名性の特徴を持つ仮想通貨の使用用途は非常に限られたものとなっています。

そして、この分野では、モネロが市場をリードしています。新規参入したダークネット・マーケット(以下、DNM)で知られるLibertas(由来はローマ神話における自由の女神)では、モネロでのみ支払いを受け付けることを公言しました。

これは、DNM業界内でのビットコインの使用が徐々に減少していっていることを考えると、大きな進歩であると言えます。

Libertas の勇気ある決断

DNM業界では、この数ヶ月内で目まぐるしい変化が起こりました。

複数の主要DNMが潜入捜査により閉鎖されたり、単に消えていき、圧力がかかってきていることが見て取れます。

先日、世界最大のダークサイトであるアルファベイが摘発され、その創始者が逮捕されましたが拘留中に自殺しました。

しかし、一方で、前述の通り新しいDNMも発足してきており、その全てのDNMは、ビットコインの代わりに、モネロを使用するという大きな共通点を持っています。

ビットコインは、モネロのようにプライバシーも匿名性も持ち合わせていないため、この大きな変化は、知識を持つ人には大きな驚きではないでしょう。

実際に、ビットコインはモネロ(XMR)より現時点で価値があるようですが、DNM運営社もユーザーもあえてリスクを取ってまでビットコインを使用する必要性はないと感じています。

これは、DNMを利用する理由が個人情報を開示せずに取引をすることを優先事項としており、ビットコイン支払いを使用することで、匿名性が危ぶまれるリスクを考慮すると納得できるでしょう。

このようにLibertasでは、DNMでビットコインを使用しないという全く新しい手法を取っており、初日からモネロベースでの支払いでしか注文を受け付けないという勇敢で戦略的な決断をしました。

そして、さらに多くのDNMがこの匿名性やプライバシーを兼ね備えたモネロを活用していくのは非常に良いことだとしています

このビットコインとモネロは、同じ役割を果たすとしても、その過程で大きな違いがあるのは明らかなものであると主張しています。

Libertas は、モダンなデザインを採用し、モネロに焦点を当て、その分野の信頼できる高評価の売主を引き入れることで自身をDNMの頂点に君臨させようとしています。

しかし、法外のサービスや商品の売買で人気を誇るこの分野は、詐欺にあうリスクも必然的に高まってしまうのです。

Libertasは、この点において、確実と言える施策はないにせよ、そのリスクをなくすことを目標としています。

それを実現させるのが、エスクロー(取引の間に第三者が介入し仲介を行うこと)や前払いです。

さらに興味深いのは、契約条件が存在していることでしょう。そして、商品はモネロで取引されることに変わりはありませんが、各国の通貨で値段を提示することができ、運営チームは、完全な匿名性を保証するサーバーの設定を行なっています。

結果、手数料が3%運営に取られるシステムになっているのです。

最後に、DNMが彼らの重要な役割を担う仮想通貨に焦点を当てているのは非常に良い傾向だとしています。

そして、業界内で長期間その王座に君臨していたビットコインも、もはやモネロに代替しない理由はなくなってきました。

今後も、多くのDNMが、ビットコインでなくプライバシーや匿名性で優れているモネロを採用していくでしょう。よってモネロ(XMR)は、この業界内では明るい未来が確約されていると言えます。

そのモネロについての解説はこちら↓

仮想通貨 モネロ(Monero)とは?
リング署名により取引履歴のトラッキングが困難な匿名通貨 ミキシングと同等の効果を得られる技術によって取引に...

New Darknet Marketplace Libertas Uses Monero Exclusively

Oct 18, 2017 by Jdebunt

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

政府にとってはダークサイトの存在を見逃す訳にはいきません。アメリカではサイバー部隊を編成して、匿名で取引されるダークサイトや悪者を追跡し、摘発することを目的としています。

しかし、匿名性の高い仮想通貨を使用している場合、完全に根絶することは困難であると言われています。

ダークサイト側も法をすり抜けるために色々な策を練ってきているはずです。

ダークサイトで需要のある匿名性の高い通貨は価値が上がっていくことも考えられますが、政府からしてみるとこの厄介な通貨をどのように対処していくのでしょうか。今後、規制を設ける可能性もあると考えられます。

その際はダークサイトが閉鎖されてもすぐに新しいサイトが作られるように、また新しい通貨が生まれるのかもしれません。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:54
サトシ・ナカモト、量子コンピュータ脅威を2010年時点で想定 16年前の備えは?
サトシ・ナカモトが2010年のフォーラム投稿で量子コンピュータによる暗号リスクへの対応策を示していたことが判明。段階的な脅威であればソフトウェア更新で対処可能との見方を、創設当初から持っていた。
15:59
仮想通貨4社の幹部ら10人を米国で起訴、仮装売買で相場操縦か=報道
米司法省が仮想通貨マーケットメイキング4社の幹部ら10人を起訴。仮装売買による相場操縦の疑いで、シンガポールから身柄引き渡しされた3人がオークランド連邦裁判所に初出廷した。
15:03
バフェット氏、銀行システムの脆弱性に警告 FRBに安定維持を最優先するよう求める
バフェット氏が銀行システムの脆弱性に警告。FRBはインフレより金融安定を最優先すべきと訴え、プライベートクレジット市場のリスク拡大にも懸念を示した。
13:50
AIエージェント「OpenClaw」に深刻なセキュリティリスク、CertiKが警告
セキュリティ大手CertiKはAIエージェント「OpenClaw」の包括的セキュリティ分析を公開した。そ急激な普及の裏で、不正アクセスやデータ漏洩、システム侵害を招く恐れのある重大な脆弱性が相次いで露呈していると指摘し、非技術系のユーザーには利用を控えるよう呼びかけている。
13:15
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュ、9億円流出リスクの脆弱性を修正完了
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュの開発を行うODLが重大な脆弱性を発見・修正したと報告した。9億円以上の流出リスクは解消され、資金の安全を確認している。
11:59
歩くだけでソラナが貯まる「SOLWalk」登場 CoinTradeで手数料ゼロ交換
歩くだけでソラナ(SOL)と交換できるポイントが貯まるアプリ「SOLWalk」がリリース。仮想通貨販売所CoinTradeとの連携により、ガス代ゼロ・元手不要でSOLに交換できる。毎月の保有報酬機能も搭載し、投資初心者でも始めやすい設計。
11:35
東大がブロックチェーン新教育プログラムを立ち上げ 設計者3名が語る社会実装を担う人材への道筋
東京大学大学院工学系研究科ブロックチェーンイノベーション寄付講座は2026年度より「ブロックチェーン応用実践プログラム」を新設する。 現在は公開講座と応用実践プログラムが応募受…
10:33
仮想通貨業界が量子コンピュータ危機対応急ぐ、BIP360など耐性提案の議論が活発に
量子コンピュータが仮想通貨の暗号を解読する時期が早まる可能性を示唆したグーグルの論文について業界で議論が浮上した。ビットコインが量子耐性を持つ上の課題などを指摘している。
10:05
セキュリタイズ、ベンチマークが「トークン化インフラの核心」と評価
投資銀行ベンチマークが非上場企業のセキュリタイズの価値を高評価。米トークン化市場の約70%を握る同社を「次世代資本市場のインフラ」と位置づけ、2027年末までに約2億ドルの売上を予測。
09:40
米ニューハンプシャー州、世界初のビットコイン担保付き地方債がムーディーズ格付けを取得
米ニューハンプシャー州の世界初ビットコイン担保付き地方債がムーディーズからBa2の仮格付けを取得。発行規模は最大1億ドル。仮想通貨と伝統的債券市場の融合が加速。
08:30
米FRB理事がステーブルコインの「償還リスク」を警告、利回り規制巡り法案成立に不透明感
FRBのマイケル・バー理事が、ステーブルコインの金融安定性への懸念を強調。TDコーウェンは法案の年内成立確率を3分の1と低く見積もり、規制整備は最終局面で難航している。
07:50
米証券大手インタラクティブ、欧州で仮想通貨取引解禁 株と一元管理
インタラクティブ・ブローカーズがEEA圏の個人投資家向けに仮想通貨取引を開始。ビットコインやイーサリアムなど11銘柄を株式・先物と同一プラットフォームで管理でき、約4.5億人市場へのアクセスが開かれた。
07:00
KuCoin運営会社、無登録での米市場参入を「永久禁止」
米CFTCは、仮想通貨取引所KuCoinの運営会社Peken Globalに対し、50万ドルの民事制裁金と米居住者へのサービス提供の永久禁止を命じる同意命令を発表した。DOJとの刑事訴訟での有罪判決と合わせ少なくとも2年間の米国市場撤退が確定した。
06:35
仮想通貨規制のクラリティー法、今年可決の確率は3分の1か 米投資銀行TDコーウェン警告
米投資銀行TDコーウェンが仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の今年可決確率を3分の1と警告。コインベースと銀行業界の対立が続く中、8月の議会休会前が事実上の最終局面となる。
06:04
ステーブルコインの流通速度が2年間で倍増、英大手銀が報告
スタンダードチャータード銀行は、ステーブルコインの流通速度が2年間で倍増したと発表。USDCが既存の金融インフラの置き換えやAI決済で新たな用途を開拓しており、2028年までに時価総額2兆ドルに達するとの強気予測を維持。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧