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ビットコイン、半年ぶりに「月足でプラス水準」に転換|今後の仮想通貨市場での注目ポイントは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインが6ヶ月ぶりに月足でプラス水準に転換
2月のビットコイン月足チャートが6ヶ月ぶりにプラス水準に転換した。月足で6ヶ月間マイナス水準を継続していたのは過去最長であり、重要な転換点となる。また、今後の仮想通貨市場における注目ポイントをまとめた。

ビットコインが6ヶ月ぶりに月足でプラス水準に転換

2月のビットコイン月足チャートが、グリーンキャンドルで終えたことがわかった。

グリーンキャンドルは、月初の価格より、月終の価格が上回っている事を意味しているが、これまで直近6ヶ月(8月〜1月)は下落水準が継続しており、月終わりでプラス水準を維持したのは半年ぶりとなる。

ビットコイン市場は、2017年12月17日に過去最高価格19,764ドルを境に、過去最長の下落相場を継続している状況にあるが、月足レベルでも、2011年の5ヶ月、また2014年から15年にかけて記録した4ヶ月を上回り、過去歴史上最長の「6ヶ月間連続マイナス水準」を記録していた。

依然仮想通貨市場の状況は払拭されたとはいい難く、今後の方向性を見定めにくい状況が続いており、投資家心理は落ち込んだままであると言えるだろう。

しかし、半年ぶりに、2月のビットコイン市場がプラスで終えたことで、月足でグリーンキャンドルが見られたことは、一つの転換点としてプラスの動きとなる。

今後のビットコイン相場を見る上でのポイントは?

ビットコイン相場の転換点を紹介したため、これまでCoinPostで掲載した中で、中長期を見る上で注目したい内容を2つ紹介する。

移動平均線と過去相場との再現性

現在の相場において、注目したいのが過去相場との再現性だ。

再現性とは、過去のチャート推移と酷似している部分がある点を把握、その後の価格推移の予想に利用することを意味する。

2017年末以降の仮想通貨市場バブル崩壊に伴う、中・長期的なベア相場において、最も注目されているのは2014年の下落トレンドとの類似点である。

この類似性に関する分析は複数あるが、注目したい内容は以下の2つだ。

移動平均線からみる「2つの転換ポイント」

これは、市場分析配信サイト「coininsider」で、史上最長の弱気相場に関する内容のレポート(2月11日)に掲載されたものだ。

出典:coininsider

同レポートでは、過去の歴史と同様に、下落相場と強気相場のサイクルを繰り返すと仮定した場合、2500ドル(27.6万円)~5700ドル(63万円)の間をまだ推移することになるとの、予想が記載されている。

ただ、「2つの転換ポイント」も挙げられている。

  • 上昇時のポイント:日足の200日平均線を上抜け
  • 下落時のポイント:週足の200日平均線を下抜け

上昇時のポイントとして挙げられている「日足の200日平均線」は、2018年の下落相場以降、2回頭打ちを食らうことで、トレンドが転換しているライン。

日足200日平均線 TradingViewのBTCUSDチャート

下落時のポイントとして挙げられている「週足の200日平均線」は、2014年以降一度も下回っていない信頼性の高いラインとなる。直近でもこの200日平均線がサポートラインとなる動きが見られている。

週足200日平均線 TradingViewのBTCUSDチャート



日足の移動平均線「50MAが100MAをデッドクロス」

また、同様に2014年チャートと現在のチャートを見た上で、50MAが100MAのデッドクロスがポイントとなる見方もある。

2018〜2019年
2014〜2015年

上記の比較チャートでもわかるように、2014年と類似点の多い現ビットコインチャートにおいて、日足の移動平均線の50MAが100MAをデッドクロスする動きが確認された。

赤丸地点においてみられたデッドクロスは、一時的に下落トレンドを鮮明にしているが、その後の底値圏から反発で、ゴールデンクロス(黄丸地点)を伴うトレンド転換を見せている。

意識されやすい上値抵抗帯となるのが、オレンジ線の「週足トレンドライン(青四角)」で、反落ポイントとして機能するものと考えられるが、これを上抜けする点が、次点の注目ポイント。また同ラインを境に「レジサポ転換(上値抵抗線が下値支持線に変わる)」が実現した場合、過去の相場をトレースする中・長期的な強気相場の再現性が見られる可能性も考えられる。

ヘッジファンド運用担当者が仮想通貨市場を解説

元ヘッジファンド運用担当者による仮想通貨マーケットの分析レポートを配信している「reports@cryptact」のレポートをCoinPostでも掲載。

その第3弾では、今後半年から1年の相場を見る上での市場分析を掲載している。

同レポートでは、底値からの反転の時期として、「急速に高まったボラティリティ(価格変動率)が再度落ち着いたタイミング」を挙げており、ビットコイン相場の変動率を基準とした分析を行なっている。

今回のレポートでの結論は以下の通りだ。

ビットコイン価格は2019年6月くらいまでは、40-50万円の範囲に落ち着くものと考えられる

ボラティリティはさらにもう一段の下げが期待でき、それが見えてくると年後半にかけてビットコイン価格のレンジは一段切り上がるだろう

引き続きボラティリティには注目。ボラティリティが70を超えてくると一度マーケットを静観したほうがいいだろう

なおより詳しくは、記事にて掲載している。(CoinPost記事)

ヘッジファンド運用担当者が仮想通貨市場を解説 低迷するビットコイン相場の展望と注目ポイント|reports@cryptact
ヘッジファンド運用担当者が、現在の仮想通貨市場を分析。低迷するビットコイン相場の展望と、注目ポイントを解説する。また、過去の分析と現相場を比較した検証も行う。
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