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バイナンスコインなど「取引所トークン」が全面高となった理由、ビットコインの好ファンダを米経済番組で言及|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場

●バイナンスコインなど「取引所トークン」が全面高

●新規ビットコインアドレス数が昨年春水準まで上昇

●米CNBC投資番組で言及、ビットコイン普及を推進し得るための好ファンダとは

金融市場と仮想通貨

2019年3月6日(水)の国際金融市場の値動きは、以下の通り。

日付 NYダウ 日経平均 BTC価格
3/1(金) 25,916ドル(-69) 21,602円(+217) 42.6万円
3/4(月) 26,026ドル(+110) 21,822円(+219) 41.5万円
3/5(火) 25,891ドル(-206) 21,726円(-95) 41.6万円
3/6(水) 25806ドル(-13) 21,596円(-129) 42.8万円
3/7(木) 25,673ドル(-133) 21,456円(-140) 43.0万円

本日の東京株式市場は、3日続落と冴えない展開に。明日のメジャーSQ(特別清算指数)算出の前に先物売りが先行した。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も、大幅安こそなかったものの軟調な銘柄が相次いだ。

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ビットコイン価格

ビットコイン価格は、5日夜に大きな反発を見せた後、3930ドル(fib0.382)で留まっている。イーサリアムやライトコインも比較的堅調に推移しており、アルトの動きが注視されているようにも見受けられる。

特に大きな動きは見られないが、日足トレンドラインを下抜けるかどうかは一つの目安になるだろう。

バイナンスコインが時価総額7位に上昇

「バイナンス」が発行するバイナンスコインが、好調をキープ。

直近3ヶ月の価格推移では、仮想通貨全体が低迷する中、BNBは3倍ほどの独歩高を記録するなど、一際目立った動きを見せている。

出典:Binance

前月比では80%高のパフォーマンスを叩き出し、米ドルにペッグ通貨されている「テザー(USDT)」を抜かして、時価総額7位まで浮上した。

BNBは、世界最大の取引所バイナンスで、顧客ロイヤルティと引き換えに「ディスカウント取引手数料」を提供し、主にロイヤルティ報酬システムとして機能するものだ。

バイナンスコインを使用することで、バイナンスの上場審査をクリアしてホワイトリスト入りした銘柄をディカウント価格(手数料0.1%→0.075%)で購入できるため、取引所バイナンスの出来高増加に伴い、その需要も上がり続けることになる。

「BitTorrent(BTT)」のICOは、人気殺到でわずか15分で約7.65億円以上を売り上げて完売。上場直後には一時10倍に急騰したことで大きな反響を呼んだ。BTTの件は、バイナンス主導のICO人気に再び火がつき始めていることを示しており、これが最も投資家のBNB購買意欲を刺激しているものと考えられる。

また、2月20日には、「分散型取引所(DEX)」のテストネットを開始。参加したユーザーにBNBトークンを付与すると発表した、

BNBは、先月上旬時点で、ICOから現在までに9,600%以上のROI(投資利益率)を達成したことも話題となった。BNBの高騰要因については、以下の記事で詳しく解説している。

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Huobiトークン(HT)も前日比10%高

バイナンスコインに連れ高を見せているのが、Huobiトークン(HT)だ。

出典:Huobi

Huobi Token(HT)は世界有数の大手仮想通貨取引所Huobi Globalの独自の仮想通貨であり、BinanceのBNBコインのような位置付けとなる。

ユーザーはこのHTを利用することで、さまざまな恩恵を受けることができる。

  • HTによるVIPの購入で、取引手数量の割引も大きくなる
  • Huobiは定期的にHTを買い戻し、その流動性の向上を測りながら、買い戻したHTは「ユーザー保護基金」に回す
  • HTで購入したVIPは、特別のイベントなどでデジタルアセットへの早期アクセスが可能
  • HTの取引ペアはBTC、ETH、USDTで、流動性が確保できる

また、OTCに仮想通貨リップル(XRP)を追加発表したことも材料視されている。

また、同取引所は2月13日、日本金融庁(関東財務局長 第00007号)認可の下、日本で仮想通貨取引所を有する「ビットトレード株式会社」が、「フォビジャパン株式会社」に社名変更したことを発表した。

今後、Huobi本体から300人を超えるエンジニアの知見を活かしたビジネス面のサポートを得て、国際的な仮想通貨取引所としても名高いHuobiブランドの確立を目指して、事業拡大を目指す。

OKCoinも上昇

出典:

世界最大級の仮想通貨取引所の一つであるOKEx (オーケーイーエックス) は、OKCoinでないと取引できない仮想通貨も多く存在する。

昨年の12月11日から最大100倍という高いレバレッジと半永久的なポジション保有を可能にする「Perpetual Swap」のサービス提供を開始すると発表していた。

最大100倍のレバレッジ取引が可能であり、半永久的にポジションを取っていることができる点は、仮想通貨取引所BitMEXとも似通っているとも一部で指摘されている。

米CNBC投資番組で再び強気予想

著名アナリストBrian Kelly氏は7日、米CNBCの投資番組FastMoneyに出演し、ビットコイン相場の現状に関する”複数の好ファンダ”を取り上げ、ビットコインが上昇トレンドに転じるきっかけになるのは、遠くはないと示唆した。

同氏は3つのテーマを踏まえて、ビットコインの転機を説明。

  • クリプト・ウィンター(仮想通貨の冬)の緩和
  • ファンダの改善
  • 機関投資家の興味取り戻し

まずKelly氏は、新規で作られたビットコインのアドレス数は1月比で20%ほど増加しており、ビットコインが6,000ドル以上にあった、2018年の春頃の水準に戻っていると説明した。

ビットコイン・アドレスの増加は、ビットコインを利用しようとするユーザーが、少なからず送金などの実利用を増やしていることを意味する。

次にKelly氏は、ツイッターのCEOであるJack Dorsey氏が、先日ビットコインの購入やライトニングネットワークの導入に関して発言したことを取り上げ、その重要性を示した。

昨日コインポストで報じたように、Dorsey氏は自分自身において毎週のビットコイン購入上限があることを明らかにしている。

先週すでに購入上限を超えたため、ビットコイン購買運動【#stackingsats】は参加できないが、上限の周期が過ぎると、再び購入を行う可能性があると言及した。

#stackingsatsとは、様々なBTC擁護者や投資家が、BTC25ドル以上購入し、毎週一定の目標金額を達成しようとしているSNS上の仮想通貨普及運動である。

またDorsey氏は先日、BTCの拡張ソリューションであるライトニング・ネットワークを人気決済アプリ「Cash」に実装する計画があると言及したことを、Kelly氏はビットコイン普及を推進し得るための良ファンダだとしている。

最後に、Kelly氏は、機関投資家がビットコイン市場に対する興味と関心を取り戻しつつあると指摘した。

直近では、仮想通貨・ブロックチェーンに特化した米投資ファンド=モルガン・クリーク・デジタルが立ち上げた、4000万ドル(44億円相当)を資金調達の目標とした独自ファンドに2つの米大手年金基金が出資したことが報じられた。

なお、このファンドに参加している機関投資家は、年金基金だけでなく、大学基金や私立財団などの大口機関もいた。Kelly氏は、以上のようなファンダをビットコインの中・長期的強気な要素として見ている。

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