はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン6000ドル到達で年初来高値更新、相場を先導するイーサリアムの好材料|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場

●ビットコインはブルシナリオ継続で急上昇

●イーサリアムが相場を牽引した理由

金融市場と仮想通貨

大型連休明けの東京株式市場は、前営業日比335円安の21,923円となり、22,000円を割り込んでいる。

米トランプ大統領が、米中通商協議のタイムリミットが近付く中、中国の輸入品2000億ドル相当に対する関税引き上げに再び言及したことで、交渉が激化するなど不透明感が台頭した。

地合いの悪い中、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株では、SBIホールディングス<8473>が堅調に推移。前営業日比5.86%高の2,512円で引けた。

北尾CEOは先日、アジア地域の本格展開を目指す「米Ripple」の役員に就任し、仮想通貨業界でも大きな反響を呼んだ。

今回、SBIホールディングス傘下で、地域金融機関などへの新技術導入を支援するSBIネオファイナンシャルサービシーズが、中国の平安グループと合弁会社を設立するニュースも材料視された。

平安グループとの提携により、国内の地域金融機関における中国進出に貢献したいとしている。

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

ビットコインテクニカル分析

ビットコインは、イーサリアムの高騰を背景に、昨日の下落から押し目を作らずに価格を上げ続け、最重要ラインの6,000ドル(66万円)付近に到達。Fib78.6%の63.8万円を再び上抜け、年初来高値を更新した。

イーサリアムは、米CFTCの高官が、イーサリアムの先物取引商品が認可される可能性が高いと発言したことが材料視された。今後、イーサリアム先物取引が実現すれば、仮想通貨の現物に手を出しあぐねている機関投資家にもアクセス可能となることが期待される。

BTCは6,000ドル〜の抵抗帯の強いゾーンに入ったことで、利確売りに押されて一時反落するも、20:30時点も高値圏で推移。本日の高騰でもSポジションは500BTCほどしか減少しておらず、その後再び売りが増加。LS比率では、ロング37.1%に対してショート62.9%と、依然として高乖離が見られる状態だ。

時間足で見ると、チャネル上部で高値を切り上げている(4/4、4/11、4/23、5/3、5/7)様子が伺える。

しかし、相場の過熱感も台頭しており、調整を挟まず70万円台への復帰シナリオは容易ではない。トレンドフォローで押し目買いが基本となる局面が続いてはいるものの、急落するリスクも十分にあるため、ストップ掛けない寝ポジやハイレバレッジで維持率ギリギリの取引を行うなどの慢心は禁物と言える。

下位足に拡大すると、チャネルセンターラインがワーク(赤丸)しているようにも見受けられる。今後調整が起きた際に、サポートとして機能するかどうかも注目される。

なお、週足レベルのRSIでは、下落相場が始まってから約1年4ヶ月ぶりに57%を超えており、強気相場を示唆している。いずれにせよ、大衆の目線が固まった(総楽観)時に大口に仕掛けられれば狼狽するリスクもあるので、バブル感が出始めた時こそ冷静に立ち回りたい。

CoinPostの関連記事

dAppsのイーサリアム取引量が過去最高記録を更新|ゲーム市場では国内がリード
dAppsにおける仮想通貨イーサリアムの取引量は先月、776,000ETHに達して4ヶ月連続続伸。昨年12月に記録したATHを更新した。分散型取引所やギャンブルアプリ領域が特に急伸しているという。
ビットコインは長期的なトレンド転換の局面に、中期以下で上昇トレンドを継続|仮想通貨市況(クリプトキツネ)
4時間足レベルのMACDダイバージェンスを一旦解消し再び続伸した仮想通貨ビットコインは、日足レベルの逆行を起こしつつ、長期〜超長期のトレンド転換局面に突入している。クリプトキツネが独自考察。

免責事項

当ページは、仮想通貨の信憑性・正確性を保証するものではありません。

掲載されている内容やリンク先、サービス等、または投資情報からの不利益や損害については、当サイトでは一切の責任を負いかねます。投資する際は、ご自身の判断の元、自己責任でお願い致します。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/16 火曜日
18:08
米SEC委員長が警告、「仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れ」
SEC委員長が仮想通貨タスクフォース円卓会議で、過度な規制により仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れがあると警告。国家安全保障とプライバシー保護のバランスを強調し、トランプ政権の方針と一致する姿勢を示した。
17:22
ナスダック、23時間取引体制を提案 仮想通貨取引モデルが影響か
ナスダックが1日23時間の株式取引体制を米SECに提案。仮想通貨の24時間取引が投資家の期待を変化させたことを背景に、2026年後半の導入を目指す。NYSEも22時間取引の承認を取得済み。
16:15
ペイパル、SparkでPYUSD貯蓄商品をローンチ 年利4.25%
ペイパルがSparkと提携し、年利4.25%のPYUSD貯蓄商品を開始。10億ドルの預金目標を掲げ、Paxosの連邦免許取得により規制面での優位性も確保。
15:27
中国で仮想通貨マイニング施設が大規模停止か 当局が2週間前に警告
中国新疆で仮想通貨マイニング施設の大規模停止が報じられた。ビットコインのハッシュレートが急落し、40万台のマシンが停止したとの推定も。2021年の全国取り締まり後、地下で復活していたマイニング活動に再び規制の動きか。
13:30
2025年ブロックチェーン人気ランキング、XRP初のトップ10入り=CoinGecko
CoinGeckoが2025年ブロックチェーン人気ランキングを発表した。ソラナが2年連続トップとなるも関心度は12ポイント減少した。XRPレジャーが初のトップ10入りを果たし、SuiとBNB Chainのシェアが大幅に拡大した。
13:00
Visa、銀行向けステーブルコイン事業支援を開始
決済大手Visaが「ステーブルコイン・アドバイザリー・プラクティス」を立ち上げた。銀行や企業のステーブルコイン戦略構築を支援する。
11:07
トランプ関連のアメリカン・ビットコイン、1000BTCを追加購入
トランプ関連のアメリカン・ビットコインが12月に1000BTC以上を追加購入。上場企業上位100社の保有総額は108万BTC超に達し、企業のビットコイン財務戦略が加速。
11:05
SBIとスターテイル、信託型円建てステーブルコイン共同開発へ
SBIホールディングスとStartale Groupが日本の金融規制に準拠した円建てステーブルコインの共同開発でMOUを締結。信託型3号電子決済手段として2026年度1Qのローンチを目指す。
10:20
仮想通貨「市場構造法案」採決は2026年に先送り
米上院銀行委員会がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める「市場構造法案」の採決を来年に先送りした。超党派による協議が継続中だ。
10:05
仮想通貨投資商品、先週は約1340億円の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,340億円の純流入だったと報告。ビットコインなどの原資産別のデータも公開している。
09:59
ビットコインのアクティブアドレスが1年ぶりの低水準に、マイナー収益圧迫
ビットコインのアクティブアドレスが66万件と1年ぶりの低水準に落ち込み、マイナー収益も減少。Glassnodeによると、ETF承認後に取引がオンチェーンからETF経由にシフトしており、手数料の低迷が続けば長期的なネットワークセキュリティに懸念が生じる可能性がある。
09:35
メタマスクがビットコイン対応を追加、法定通貨での購入や送金が可能に
イーサリアム最大級のウォレット、メタマスクがビットコインのネイティブサポートを発表した。法定通貨での購入、ネットワーク送金、他の仮想通貨との交換機能が利用できるようになった。
08:30
ビットワイズ、ハイパーリキッドETFの修正届出書を提出 
ビットワイズが16日、ハイパーリキッドETFの修正登録届出書を提出し、ティッカーシンボルと運用手数料を設定した。ブルームバーグのアナリストは、通常こうした動きは上場が近いことを示すと指摘。
08:05
ビットコイン一時80万円下落、米規制先送りと雇用統計前で市場に警戒感広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは直近24時間で一時約80万円下落した。米上院で市場構造法案の審議が2026年へ先送りされることが決定されたことに加え、米雇用統計が16日に発表されることを受け、投資家の警戒感が高まったことが主な下落要因である。
07:50
トランプ大統領のFRB議長候補、仮想通貨支持派ハセット氏に反対の声=CNBC
CNBCによると、FRB議長候補として有力視されていたケビン・ハセット氏に対し、トランプ大統領に近い高官らから反対の声が出ている。トランプ氏は13日、ケビン・ウォーシュ元FRB理事が候補リストのトップに浮上したと述べた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧