- バイナンスがハッキング事件に関する最新のアップデートを公表
- バイナンスがハッキング事件に関する最新のアップデートを公表、現在24時間体制でメンテナンスに取り組んでおり、来週初めに入出金の再開を予定している。また、複数のセキュリティ項目において変更を加える予定であるとした。
バイナンスがハッキング事件に関する最新のアップデートを公表
仮想通貨取引所バイナンスは、7日に起きたハッキングによる7000BTC(約45億円)の盗難に関する最新のアップデートを公表した。
現在、24時間体制でメンテナンスに取り組んでおり、来週初めに入出金の再開を予定しているとした。
ハッカーへ過度に情報を与えない範囲で、最大限の透明性をもって今後も情報共有を行っていくという。
セキュリティにおいては、次の項目で複数の変更を加える予定であるとする。
- API
- 2FA(二段階認証)
- 出金時の認証
さらに、リスク管理やユーザー行動分析、KYC手順も改善中であるとしている。また、YubiKey(2段階認証デバイス)などハードウェアデバイスにも対応を予定しており、この機能が実装され次第、1000個のYubiKeyをイベントで配布予定であるという。
流出資金については、コミュニティにおける多くの専門家と追跡中。セキュリティー向上のために、12の業界トップセキュリティ専門チームと協力しているとする。
それに加えて、多くのセキュリティーおよびブロックチェーン分析企業が、盗まれた資金の追跡を積極的に支援していることを明かした。また、盗まれた資金を凍結するために、多くの取引所や他のサービスプロバイダと緊密に協力しているという。
そして最後には、今回の件を受けてコミュニティの結束は増して強まったこと、長い目でみれば、今回の件はバイナンスをはるかに強く安全なものにすることを強調した。