WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

10日まで強気推移したビットコイン、3週間の値動きと今後の展望を考察|仮想通貨市況(クリプトキツネ)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

130万円台で推移していた「強気のビットコイン」、3週間の値動きと今後の展望を考察|仮想通貨市況(クリプトキツネ)
年初来高値である149万円を記録したビットコインは、4時間足レベルの200SMAまでの調整を挟んだのち再び140万円台を回復、現在は三角保ち合いを形成する形で120万円台を推移している。

前回記事でお伝えした「上昇トレンド継続の場合」で触れた128万を悠々と突破したビットコインは、年初来高値である149万円を記録。押し目を形成する形で200日単純移動平均線(以下200SMA)水準の105万円台まで急落したが、急回復で再び140万円台を試し、その後再び120万円まで急落した。

現在のビットコインの推移を各インジケーターやチャートパターン、LXVXなどを紐解きながら考察していこう。

MACD観測

4時間足レベルでMACDは現在順行状態にあり、一度は発生していた下位足(1時間足)のダイバージェンスも確認できないことから、前回記事同様にMACDが検知できる値動きの歪みはまだ生じていないと言える。引き続き定点的に観測される必要があるだろう。

MACDダイバージェンス

ダイバージェンス(Divergence)とは、「相違、乖離、逸脱」の意味で、値動きとMACDラインの推移が逆行している現象のことを指す。

OBV観測

4時間足OBVの中期トレンドラインからの乖離はかなり埋められてきており、持ち合いトライアングルの下辺や200SMA、LXVX(ビットコイン版VIXで、オプションが織り込む予測ボラティリティ(インプライド・ボラティリティ)を表す)から計算される、1週間の片道幅下限に相当する112万6000円付近でサポートとして機能するかが再度注目される。

OBV(オンバランスボリューム)

出来高系インジケーターのひとつ。出来高を指数化して、その方向性と資金の流れを捉えるための指標。

今後のシナリオ

上昇トレンド継続の場合

このまま再び上昇トレンドが継続する場合、上述の中期サポートが機能するかがまず第一の争点であろう。上述のトライアングル下辺〜200SMA付近でしっかりと反発し、押し目を形成できるかご注目いただきたい。その際はOBVも併せて観測するのが効果的だ。

中期的な押し目を形成し、再び上昇の軌道に乗った場合、第一のターゲットになり得るのはやはり直近の二番天井になっている143万円からLXVX週間上限の145万円付近であろう。その価格帯を踏んで更に上昇する場合は、日本円でのキリ番である150万円が次のターゲットになるであろう。年初来最高値も位置している価格帯なので強烈に意識される水平線ということでまず間違い無いであろう。

レンジ入り、ないしは下降トレンド初期の値動き形成の場合

このシナリオの場合は、三角保ち合いを継続するケースや、LXVXの週間上下限内で推移するパターンなど複数のシナリオが考えられる。特に気をつけるべきなのは、急落も勿論そうであるが、やはり過去に意識されている水平線を割り込みロールリバーサルして下落を継続する場合であろう。

特に、112万円付近や、105万円付近の水平線はチェックしておくべきだろう。長期〜超長期で上昇トレンドが継続しているため、空売りを仕掛ける場合も安易に建玉を持つと大きく担がれる可能性がある。自身の定義する長期的なトレンド転換が起きるまでは、ショートもかなり難しい局面であるといえよう。

総評

長期的な上昇トレンドにより、ビットコインは最高値を頻繁に更新している。安易な空売りも危険であるが、「バブルかもしれない」という意識を常に持ち、読者の皆さんには「対応するトレード」を心がけていただきたい。

勿論、毎回メンションしている自身の時間足に合った適切な資金管理やロスカット水準の設定は必須である。これらに十分に注意を払いながら、今後のビットコインの動向に注目されたい。

寄稿者:crypto_kitsunecrypto_kitsune

大阪大学在学、仮想通貨トレード歴2年目。 17歳で渡米し、実用英語技能検定1級を取得。帰国後はWP(ホワイトペーパー)アドバイザーとして専ら翻訳や情報収集、インフォグラフィック製作に従事していた。現在はインジケーターを再定義することにより、新しいトレード手法を提示するのが趣味。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/24 木曜日
15:23
米Z世代の48%、仮想通貨など新興投資に魅力 USバンク調査
USバンクが米国成人5,000人の資産形成調査を公表した。Z世代とミレニアル世代の約半数が仮想通貨など新しい投資先を従来型投資より魅力的と回答した一方、3割前後は過去1年で仮想通貨への信頼が低下したと答えた。予測市場への関心も示された。
14:30
AIと仮想通貨が融合する「機械ネイティブ経済」、計算資源も金融化へ=ブラックロック分析
米ブラックロックは「機械ネイティブ経済」レポートを公表した。AIエージェントの普及でトークン化・機械間決済・計算資源の金融化が進むと分析している。その際にはステーブルコインが重要な決済基盤になると指摘する。
14:15
「仮想通貨市場の時価総額半減もアクティビティは安定」チェイナリシス年間レポート
チェイナリシスの報告によると6月末までの一年間で仮想通貨市場の時価総額が約50%減る中、取引額は微減にとどまった。日本は普及度ランキングで4位に浮上している。
12:08
JR九州が金融参入へ、SBIと提携 銀行から仮想通貨まで=日経
JR九州がSBIホールディングスと業務提携し、金融事業に参入する方針だと日経が報じた。SBI新生銀行の銀行代理業から始め、証券や仮想通貨も順次追加する計画。2027年度中の開始を目指す。
11:13
米SECウエダ委員、仮想通貨訴訟の取り下げは信頼性維持のためと説明
米SECのウエダ委員が23日、ジョージタウン大学の会議で、前政権から引き継いだ仮想通貨訴訟の取り下げは法解釈の転換を控え信頼性を守るためだったと説明。17日承認のトークン化証券向けイノベーション免除は試験的措置と位置づけた。
10:00
トランプ大統領の運用口座、7月にストラテジー株など売買=米政府開示
米政府倫理局は、トランプ米大統領の有価証券の定期取引報告書を開示。仮想通貨取引所コインベースやビットコイン保有企業ストラテジーの株などを売買している。
09:54
Blockchain.comとNYSE、トークン化株式・ETFの提供に向け覚書締結
仮想通貨サービス企業Blockchain.comとニューヨーク証券取引所が、トークン化米国株・ETFの提供に向け覚書を締結した。市場データの相互配信も計画している。
09:40
仮想通貨50%下落でも削減ゼロ、機関投資家15社調査=ビットワイズ
ビットワイズが主要機関投資家15社への聞き取り調査を公表。仮想通貨市場が約50%下落した局面でも配分を減らした機関はなかった。ビットコインを軸に据え、イーサリアムやソラナを条件付きで保有する実態や、普及を阻む障壁も浮かんだ。
09:10
カナダ6大銀行、共同で預金のトークン化を検討へ
カナダ6大銀行は、カナダドルを基盤としたデジタルマネーソリューションの開発を共同で検討。まずは預金のトークン化を模索し、長期的には他のデジタル資産のイニシアチブと連携することも計画している。
09/23 水曜日
13:08
米ネオバンクSoFi発行のステーブルコイン、マスターカード決済網で稼働開始
米SoFiテクノロジーズは22日、自社発行のステーブルコイン「SoFiUSD」による決済をマスターカードのグローバル決済網で開始したと発表。年間取扱高は250億ドル超を見込む。両社は提携から6ヶ月で実用化に漕ぎ着けた。
12:02
CMEグループ、ビットコインキャッシュとユニスワップの先物上場へ
CMEグループは10月にビットコインキャッシュ(BCH)とユニスワップ(UNI)の先物を新規上場する計画だと発表した。仮想通貨デリバティブの商品ラインナップをさらに拡充する。
11:46
クリプトクアントCEO、ビットコイン上昇幅は過去より縮小と予想
クリプトクアントのキ・ヨンジュCEOは、ビットコインの今回の強気サイクルが10倍超ではなく3から5倍の上昇にとどまり、弱気相場も穏やかになるとの見方を示した。MVRVや実現時価総額などオンチェーン指標を根拠に挙げている。
11:03
プライバシー通貨の時価総額、1年で約5倍に=21シェアーズ
21シェアーズは、ジーキャッシュ(ZEC)などプライバシー通貨の時価総額が約300億ドルに達したとのレポートを公表した。機関投資家の秘匿決済需要やイーサリアム・ソラナの対応を背景に挙げ、オフショア資産市場との比較で拡大余地を試算している。
10:03
CFTC委員長、市場に大規模トークン化への備え求める
米CFTCのセリグ委員長は22日、ニューヨーク連銀主催の会議で講演し、市場を大規模なトークン化やオンチェーン金融に備える必要性を強調した。ステーブルコインの担保活用を後押しする方針のほか、仮想通貨は24時間取引に適しうるとの認識も示した。
09:35
バイナンス、USDCのサークル社に約160億円出資 戦略的提携を拡大
サークル社と仮想通貨取引所バイナンスが戦略的提携を拡大し、新興市場でのUSDC普及に向けた5年契約を締結した。バイナンスは1億ドルをサークル株に出資した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧