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スペイン大手銀行、リップルネット統合アプリに新たな国際送金ペアの対応|導入比率50%に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップルネット統合アプリが利用地域拡大
スペイン大手銀が提供する、リップルネットを統合した国際送金アプリが、イギリスとポーランド間の法定通貨の送金に対応した。利用者は手数料なしで二国間の送金が可能となる。

リップルネット統合アプリが利用地域拡大

スペイン大手の商業銀行であるサンタンデール銀行が提供する、xCurrentを統合した送金アプリ「OnePay FX」が、イギリスからポーランドへの送金に対応した。ポンドやユーロ、ドルから、ポーランドの通貨ズウォティ(zloty)への即時換金が可能になる。

同アプリは、現在EU19カ国と米国での利用に対応。今回のサービス拡大を受けて、リップル社グローバルヘッドMarcus Treacher氏は次のように述べた。

リップル技術が搭載されている。この重要な決済コリドーが機能し始めたのを嬉しく思う。

なおサンタンデール銀行の執行委員長AnaBotín氏が、英Financial Times

語ったところによると、同アプリの決済の50%が既にリップルの技術によってサポートされているという。

xCurrentの搭載によって、従来は数日から数週間の時間がかかっていた国際送金を一瞬で処理することが可能になったとしており、国際送金における利便性が飛躍的に向上したようだ。

また今年6月には、インドで開催されたdAppsのイベントにリップル社のシニアエンジニアであるSachin Maheshwari氏が登壇し、同社の製品であるxCurrentをインドの全ての銀行に導入する方針だと語っている

各国の銀行で広がるリップルのユースケース。今後のリップルネットの展開に期待していきたい。

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