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フェイスブックの仮想通貨リブラに関する「冒頭陳述」が先行公開、上院公聴会が17日に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リブラ、米公聴会の冒頭陳述
米上院の公聴会を17日に控えるフェイスブックの幹部は冒頭陳述でリブラについて解釈。先日トランプ大統領がリブラなどを批判したことで、業界は今回の公聴会をさらに重視する。

リブラ、上院公聴会の冒頭陳述

米上院の銀行委員会は、フェイスブックの「カリブラ」CEOを務めるDavid Marcus氏が、全ての規制上の懸念に対応し、承認するまで発行しないことを公聴会で証言することがわかった。公聴会に先立ち、「冒頭陳述(オープニングステートメント)」が公開された。

Marcus氏は、日本時間17日に控える銀行委員会による仮想通貨リブラの公聴会に出席し、証言を行う予定だ。

この冒頭陳述では、Marcus氏がリブラ協会とウォレットアプリ「カリブラ」などに関して、解釈を行なっている。

まずMarcus氏は、リブラブロックチェーンとリブラリザーブ(資産管理機関)の運営・管理はフェイスブック単独で行うことでなく、「参加企業の協同運営」によるものだと説明。フェイスブックはあくまで立ち上げ段階でプロジェクトを主導するが、立ち上げ後はリブラ協会のメンバーの1つとして存在するという。

冒頭陳述によると、フェイスブックはすべての規制条件を満たし、認可された上で、リブラをローンチする方針を取っている。なおカリブラ(リブラの送金・ウォレットアプリ)の送金業務などにおいても同様だという。

州の規制者はカリブラを送金業者として規制する。そして連邦レベルでは、連邦取引委員会と米消費者金融保護局はデータのプライバシー、セキュリティ問題などで監視する。

なおカリブラはすでに複数の州で送金業者ライセンスを申請しており、FinCEN(金融犯罪執行機関連絡室)に対しても登録を行なった。(資金洗浄対策が目的)

さらに、Marcus氏は仮想通貨リブラが証券のような投資道具でなく、決済手段であることを改めて釈明した。「米ドル、英ポンド、日本円やユーロなど複数の法定通貨を含める資産パッケージがリブラの裏付け資産になる。」

リブラに対する公聴会は現在米国のみならず、世界中でも注目されている。先日トランプ大統領がビットコインやリブラに対して批判的な発言をしたことが発端で、仮想通貨市場およびその発展に悪影響が出るのではないかとされている。況してや各国政府がリブラがもたらし得る金融リスクを不安視する中、仮にMarcus氏の証言が議員たちを納得させることができれば、市場と業界にはポジティブな要素になるだろう。

Marcus氏は17日に上院銀行委員会、そして18日には下院金融サービス委員会のリブラをめぐる公聴会に出席する予定だ。

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