はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

歴史的FOMCが予想される中、ビットコイン(BTC)相場の関心高まる|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10年ぶりのFOMC利下げで金融市場の歴史的転換点が予想される中、ビットコインはやや反発。海外著名投資家はマクロ的には強気だとしつつ、BTCが9,000ドルを下回る可能性が高まるシナリオに言及した。

歴史的FOMCが予想される中、ビットコイン(BTC)はやや反発

米国時間30〜31日に予定される連邦公開市場委員会(FOMC)にて、米中貿易摩擦や世界経済の減速に伴う「景気下振れリスク」を背景に、0.25%の利下げが予想されている。米国が利下げ局面となれば10年ぶりの出来事とされ、すでに金融緩和を進める他国への影響は不透明だ。

今年6月には金融緩和を示唆したことでゴールド価格が高騰、ビットコイン(BTC)など仮想通貨市場の上昇を後押ししたとの見方もあり、利下げ局面で低金利・通貨安が波及すれば、中・長期ではビットコイン(BTC)にとっても追い風となる可能性はある。

利下げの影響については緒論あるが、ビットコイン(BTC)の歴史において金融市場の大きな転換点になり得ることで、その影響が注視される。

テクニカル分析

下落局面から警戒され続けていた米公聴会通過やテザー裁判延期の影響もあり、アク抜け感からかビットコイン(BTC)は反発基調にある。

注意しなければならないのは、過去2回にわたり大きく反発している9,000ドルを下抜けた場合で、この場合はロスカット連鎖で下落圧力が加速する可能性が高い。逆に、4h雲での挙動次第ではあるが、セオリー通りの下落を否定して逆行するようなことがあれば、ショートカバーを伴う続伸シナリオに移行するシナリオも考えられる。

株式市場と異なり、すべての人の損益の総和が常にゼロになるFX市場は基本的に「ゼロサムゲーム」であり、上下どちらにいくにしても、大衆心理の偏りが長引いた場合は警戒する必要があると言えるだろう。

海外の著名アナリストが見解

海外の著名アナリストJosh Rager氏が見解を語った。

Rager氏は、BTC/USDの4時間足で50SMAで弾かれるシナリオとなった場合、ビットコインが9,000ドルを下回る可能性が高まると説明。しかし、ショートポジションを取るのでなく、マクロ的には強気だとした。

要注意ライン: 1日のレジスタンス=10,191ドル、日足で見るレジスタンス=10,577〜10,831ドル。

なお、日足終値(日本時間午前9時)が9412ドル(以前の安値)を割れば「弱気になる」とも指摘し、8770ドルのラインには買いが入るかもしれないとの見解を示している。

出典:Josh Rager

CoinPostの関連記事

この記事でわかる 仮想通貨規制に関連する米上院公聴会まとめ
31日、米上院銀行委員会は仮想通貨規制に関する公聴会を開催した。公聴会では、仮想通貨・ブロックチェーンの領域で世界をリードする意思や、仮想通貨に対する不信感など、議員らが示した見解の他、有識者も複数の見方と懸念を伝えた。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/27 木曜日
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
10:30
韓国最大級仮想通貨取引所Upbit、ネイバーと合併 約1.5兆円規模の株式交換で傘下に
韓国IT大手ネイバーが仮想通貨取引所Upbit運営のドゥナムを1.5兆円規模で買収。韓国国内シェア7割超のUpbitとネイバーペイを統合し総合デジタル金融エコシステムを構築。2025年6月の合併発効を目指す。
10:15
BTCマイナーのクリーンスパーク決算発表、売上高が過去最高に AIインフラを拡大中
ナスダック上場のビットコインマイナー、クリーンスパークが決算報告。過去最高の売上高を記録した。AIとビットコインの両ワークロード対応の包括的プラットフォームへ進化中だ。
09:55
ソラナ特化型ウペクシが最大35億円調達、SOL財務戦略などに利用
ナスダック上場のウペクシが普通株式とワラントの私募により最大2300万ドルを調達すると発表した。調達資金は仮想通貨ソラナ財務戦略と運転資本に充てられる予定だ。
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
08:00
S&P、USDTのドルペッグ能力を最低評価に引き下げ
S&Pは、テザー社の米ドルステーブルコインUSDTに対する評価を最も低い「5」に引き下げた。仮想通貨ビットコインを準備資産として保有する割合などに触れ、判断の根拠を説明している。
07:02
大口投資家の売りが加速、ビットコイン平均入金額が1年ぶりの高水準に=クリプトクアント
クリプトクアントが報告したデータによると、ビットコイン価格が8万ドルまで下落した後、大口トレーダーによる取引所への送金が増加している。最近では9000BTCが送金され、その45%が100BTC以上の大口入金だった。
06:25
ビットワイズのドージコインETFも取引開始、グレースケールに続く
ビットワイズがドージコインETFの取引を米ニューヨーク証券取引所で開始した。管理手数料は0.34%で最初の1カ月間は資産5億ドルまで免除され、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
05:55
ビットコイン、売りは飽和領域に近づくか K33が長期的な買い場と分析
K33リサーチは仮想通貨ビットコインが過去最高値から36%下落した現在の相場を「感情主導の行き過ぎ」と分析している。現在の価格乖離が長期投資家にとって魅力的なエントリーポイントと見ている。
05:35
グレースケール、米国初でジーキャッシュETFの登録申請を提出
グレースケールが仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)を対象としたETFの登録申請を米SECに提出した。実現すればジーキャッシュに特化した初のETFとなり、同社は過去1カ月間でXRP、ドージコイン、ソラナの投資信託もETFに転換している。
11/26 水曜日
16:30
MEXC、毎月の準備金監査を導入 Hackenを独立監査人に任命
暗号資産取引所MEXCがブロックチェーンセキュリティ企業Hackenを独立監査人に任命し、毎月の準備金監査を導入。初回報告は11月末に公開予定。マークルツリー方式による検証の仕組みも解説。
15:35
ロビンフッド、予測市場向けデリバティブ取引所を新設 2026年運営開始
ロビンフッドがサスケハナと提携し、CFTC認可の先物取引所を買収。予測市場事業を強化し、2026年の独自取引所運営を目指す。市場規模は2035年までに955億ドルに達する見込み。
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧