イーサリアム(ETH)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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06/02 (金)
デフォルト懸念後退 米国株反発、c3.aiは決算受けて大幅安|2日金融短観
本日のNYダウは+153.3ドルと反発。ナスダックも+165.7ドルで取引を終えた。米下院が前日に債務上限法案を可決したことによって米国のデフォルトリスクは大きく後退している。
CoinPost
05/31 (水)
AI・仮想通貨マイニング関連株高騰 エヌビディアは時価総額1兆ドル到達|31日金融短観
本日のNYダウは−50.5ドルと小幅に下落。ナスダックは+41.7ドルで取引を終えた。米債務上限の交渉について先週末バイデン大統領とマッカーシー下院議長の間で合意したことが市場に好感された。
CoinPost
05/30 (火)
bitFlyer、トラベルルール対応で暗号資産の預入・送金制限を公表
国内大手の仮想通貨取引所であるbitFlyerは、「トラベルルール」の導入に伴う対応策を公表した。MetaMaskなどの仮想通貨ウォレットは今後も利用が可能だが、国内で送金や預入が可能な暗号資産交換業者としては、Coincheckだけという状況が生じる格好だ。
CoinPost
05/29 (月)
JPモルガンのアナリスト、ビットコインが45000ドルに達する可能性を指摘
JPモルガンのアナリストは顧客向けの相場予想で、暗号資産(仮想通貨)ビットコインが45000ドル(630万円)に到達する可能性を示唆した。
CoinPost
05/26 (金)
バイナンスNFT、ローンのサービスを開始へ 最初はイーサリアムをサポート
仮想通貨取引所バイナンスのバイナンスNFTは、ローンのサービスを開始することを発表。ユーザーはNFTを担保に、最初はイーサリアムを借りることができる。
CoinPost
05/26 (金)
AI・半導体関連銘柄高騰、NYダウ5日続落|26日金融短観
本日のNYダウは−35.2ドルと5日続落。ナスダックは+213.9ドルと上昇した。エヌビディアが前日の決算を受けて高騰し、連れ高となったAI・ハイテク関連株などがナスダックを支えた。
CoinPost
05/25 (木)
OKXアプリ、香港の個人投資家向けに16種類の仮想通貨取引提供へ
大手仮想通貨取引所OKXは、香港の個人投資家向けに仮想通貨の現物取引を提供するためにアプリを強化した。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など16種類の主要通貨を購入・売却できる。
CoinPost
05/25 (木)
債務上限交渉進まず 米国株続落、エヌビディアは時間外で急騰|25日金融短観
本日のNYダウは−255.5ドルと大幅に続落。ナスダックは−76ドルで取引を終えた。米債務上限の交渉について未だ具体的な合意がなく膠着状態が続いている。
CoinPost
05/23 (火)
フィリピンのSEC「Geminiのデリバティブサービスは有価証券に該当」
フィリピンのSECは、ジェミナイの仮想通貨取デリバティブサービスを利用しないように国民に呼びかけた。SECが規制の対象としているのは、先月発表されたプラットフォームGemini Foundationである。
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05/23 (火)
米IT・仮想通貨関連株続伸 債務上限問題の協議で期待感高まる|23日金融短観
本日のNYダウは−140ドルと続落。ナスダックは+62.8ドルで取引を終えた。デフォルト回避可能への期待感から米株式市場はIT・ハイテク株を中心に上昇を続けた形だ。
CoinPost

概要

イーサリアム(ETH)は、2013年にVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏によって発案された仮想通貨。イーサリアムブロックチェーンのネイティブ通貨で、ブロック検証を行うノードに対する報酬や取引手数料(ガス代)の支払いなどに利用される。ローンチ時点では、発行上限枚数は設定されていない。

特徴

イーサリアムの1番の特徴は、基盤のブロックチェーンを活用して分散型アプリケーション(dApps)を構築できることだ。自動的に契約を執行する「スマートコントラクト」という機能を最も早く導入したブロックチェーンとしても知られ、ERC20などと呼ばれる規格で独自のトークンを発行できることも大きな特徴である。

ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムは、ローンチ時はPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用。その後は当初から、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)へ移行することが計画されており、2021年中に以降予定。

PoWは取引を承認してブロックを生成するのに膨大な計算が必要で、高性能なコンピューターが必要だったり、大量に電力を消費するなどのデメリットがある。しかし、PoSに移行すると消費電力を大きく削減できる見込みであるため、大きな注目を集めてきた。

イーサリアムは、dAppsを構築ができるブロックチェーンとしていち早くローンチされたため、DEX(分散型取引所)などのDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)の領域で多くのユーザーを獲得。各プロジェクトの開発者だけでなく、各国政府や大手金融機関も機能に注目している。

国や企業も採用

2020年には中国の国家ブロックチェーンインフラプロジェクト「BSN」が、統合するブロックチェーンの1つにイーサリアムを採用。さらに2021年6月には、イスラエル銀行(中央銀行)が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行するテストで、イーサリアムのブロックチェーンを使用したことも報じられた。

また、大手企業の活用事例では、オランダを拠点にする大手銀行ING Bankが、デジタル資産に関するテストで、イーサリアムブロックチェーンを使ってトークン発行したことがある。

イーサリアムはブロックチェーンの機能の高さやユースケースの多さ、将来的なアップグレードへの期待などの要因で、非常に人気が高い。