TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ダボス会議、中銀デジタル通貨に関する初の枠組みを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

WEFがCBDCのフレームワークを発表

世界経済フォーラム(ダボス会議)は初めて、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)に関するフレームワークを発表した。

全28ページからなる本フレームワークは、各国の中央銀行にとってCBDCの発行が適切であるかどうかの判断を手助けするガイド。すでにCBDCのリサーチを実施している中央銀行にとっては、リサーチがすばやく行えるようにサポートする内容となっている。

WEFのブロックチェーン・分散型台帳技術の責任者Sheila Warren氏は、CBDCの発行は、その国にも国際的にも重大な影響を与えると説明。「中央銀行は慎重に作業を進め、可能性や課題を厳密に分析することが必須である」と語った。

今回発表されたフレームワークでは、CBDCを消費者・企業が利用する場合、銀行間で利用する場合、国家間で利用する場合、またそれらを組み合わせた利用方法について情報を提供。WEFが40を超える中央銀行、研究者、金融機関らと共に開発したこのガイドは、メリットやデメリットなどについてCBDCのプロセスを評価できるという。新興国や先進国などあらゆる国も活用できる内容だ。

WEFは、各中央銀行がCBDCを発行することに対し、支持も不支持もしないと表明。CBDCが各国にとって必要かどうかを確信を持って判断できるようにサポートしたいと述べている。さっそく各国の担当者からは本フレームワークを活用したいという声が聞かれているようだ。

今年に入り、CBDC発行を巡る動きは急速に活発になっている。昨日は、香港金融管理局(HKMA)とタイ銀行(BoT)が、国境を越えたCBDCの利用について実験を行い、調査結果を発表したことが分かった。

関連香港とタイの中央銀行、多通貨同時決済の実証実験の結果を発表

また21日には、日本銀行やイングランド銀行(BoE)を含む6の中央銀行と国際決済銀行は、CBDCの発行・利用例について共同研究を行うために新しい組織をつくると発表している。

関連日欧中銀と国際決済銀行、デジタル通貨発行の共同研究へ

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧