はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「報酬目的ではない」Google Cloudが仮想通貨EOS(イオス)のガバナンスに参加する意図

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ネットワークに参加する意図

Google Cloudが暗号資産(仮想通貨)イオス(EOS)のネットワークに参加するのは、報酬を得るためではないと担当者が説明した。

あくまでインフラとしての役割を果たすためだとして、ブロック・プロデューサーとして報酬を受け取る意図はないとしている。

Google CloudがEOSのネットワークに参加することが判明したのは昨日。すでに、ブロック・プロデューサーの候補になるプロセスを開始しており、オンライン上でもいることが分かった。

関連Googleクラウド、EOSのガバナンスに参加の意向

ブロック・プロデューサーはビットコイン(BTC)のマイナーのような存在で、EOSチェーンにおいてブロックの生成や承認などを担当する。Google Cloudがブロック・プロデューサーになれば、EOSブロックチェーンのセキュリティやスケーラビリティ、分散化などついて発言権を持つことになるという。

Google Cloudの担当者は業界大手メディアCoinDeskに対し、「Googleはオープンソースのプロトコルや分散型台帳技術に対し、広く関心を持っている」とした上で、以下のように説明した。

 

Google Cloudにはオープンソースのプロトコルに参加することに関する収益モデルはない。

もちろんネットワークを運営するノードの収益化のために報酬を設けているプロトコルがあることは知っている。

しかし今回は我々は報酬を主張するつもりはない。

一方でブロック・プロデューサーの候補となるために、ネットワークのネイティブトークンを保有するかどうかについては明言を避けたという。内部の戦略についてはコメントできないと述べた。

またブロック・プロデューサーに実際に立候補するためのタイムラインも明かしておらず、「すぐに行いたい」という希望だけ伝えている。

ブロック・プロデューサーとは

EOSは中国版イーサリアム(ETH)とも呼ばれ、ブロックチェーンはスマートコントラクトの機能を備えている。分散型アプリケーションのプラットフォームとしての利用を目的としており、取引を処理する速度はETHのネットワークよりも速いとされる。

そのネットワークを運営するために重要な役割を果たすのがブロック・プロデューサーだ。EOSはオンチェーンガバナンスという仕組みを採用しており、様々な合意形成(投票等)をオンチェーンで行う。

ブロック・プロデューサーには、投票によって21のノードが選出される。EOSネットワークでは投票は常に自由に行うことができ、EOSトークン保有者により選出される21のブロック・プロデューサーが、コミュニティの集合的意思をリアルタイムで反映する仕組みだ。

Google Cloudも他のブロック・プロデューサー候補と同様に、コミュニティの基準でブロック・プロデューサーとして適しているか、継続的に評価されることになる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:00
米上院議員、仮想通貨市場明確化法案の年内成立を目指す
シンシア・ルミス米上院議員は、仮想通貨規制の明確化を図るクラリティ法案の年内成立を目指すと発表した。先月発表された上院の独自案ではなく、超党派の支持を得た下院案を基本法案とする方針に切り替え、11月末にはトランプ大統領への提出を見込んでいる。
13:40
ゴールドマンサックスとベッセント財務長官、ステーブルコイン急成長を予測
米財務長官とゴールドマンサックスがステーブルコイン市場の急拡大を予測。規制整備により数兆ドル規模の成長期待が高まる中、JPモルガンは慎重姿勢を示す。
12:50
「ビットコインは2030年までに100万ドルへ」コインベースCEOが強気予想
コインベースCEOが2030年のビットコイン価格を100万ドルと予想した。機関投資家流入など強気シナリオの要因を挙げている。仮想通貨の今後のユースケースについても話した。
12:00
「多様なイノベーション促進へ」金融庁・今泉参事官が語る、暗号資産規制やETFの展望
金融庁の今泉宣親・暗号資産ブロックチェーンイノベーション参事官が語る、ビットコインETF、制度改革、ステーブルコインの展望。利用者保護とイノベーション両立への取り組みを詳述。
12:00
ビットバンク廣末社長が語る、ビットコインとの出会いと今後の展望|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、ビットバンク廣末紀之社長独占インタビュー。オリコン顧客満足度2年連続1位の暗号資産取引所が語るWeb3時代の資産形成戦略とWebX2025への展望を聞く。
11:30
明日にジャクソンホール会議パウエル講演控える中、仮想通貨相場反発
ビットコインが前日比1.17%上昇する中、機関投資家によるイーサリアム大量購入が継続。Bitmine Immersionが52,475ETH追加で総保有額66億ドル近くに。一方、個人投資家のアクティブアドレス数は8月に28%減少し、ビットコイン・イーサリアム現物ETFからも大幅流出。ジャクソンホール会合でのパウエル議長発言が今後の相場を左右する見通し。
10:50
アーサー・ヘイズ、幹細胞事業に投資
ビットメックスの創設者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏が幹細胞クリニック事業に大規模投資し取締役就任。先週売却した仮想通貨を1050万ドルで買い戻し、「利益確定はもうしない」と方針転換。
10:05
イーサリアム財団、セキュリティ強化の行動指針発表
イーサリアム財団は、Trillion Dollar Securityのプロジェクトについて行動指針を発表。仮想通貨イーサリアムの広範な調査を経て、まずはユーザー体験の安全性を強化する。
09:40
米ブロックチェーン協会ら、ステーブルコイン利回りに関する「ジーニアス」改正案に反対
米ブロックチェーン協会らが、銀行協会提案のステーブルコイン利回り規制強化に反対している。「ジーニアス」法案の改正案にいくつかの論点から異議を唱えた。
08:35
米ナスダック、BNB保有企業WINTの上場廃止決定 株価75%超暴落
米ナスダックがBNB投資企業ウィンドツリー・セラピューティクス(WINT)の上場廃止を決定。株価が最低価格1ドルを下回り、今年99%以上下落。
08:00
RWAトークン取引所「DigiFT」、計37億円の資金を調達
RWAトークンの取引所DigiFTは、現在までで合計約37億円の資金を調達したことを発表。直近の資金調達ラウンドはSBIホールディングスが主導している。
07:45
トークン化株式「xStocks」、トロンのブロックチェーンに拡大へ
クラーケンとBackedは、TRON DAOとの協業を発表。株やETFをトークン化して取引できるようにするサービスのxStocksを、仮想通貨トロンのブロックチェーンに対応させる。
07:25
ウィンクルボス兄弟、仮想通貨PAC団体に188BTC追加寄付 トランプ政権支援強化
ジェミニ取引所創設者ウィンクルボス兄弟がデジタル・フリーダム・ファンドPACに2,100万ドルをビットコインで寄付。仮想通貨政策推進とトランプ政権支援を表明。
06:20
米仮想通貨現物ETFから資金大量流出、FRB政策に不透明感
米国の仮想通貨ビットコインETFから1日で5.23億ドル、イーサETFから4.22億ドルの大量資金流出。FRB利下げ期待後退とインフレ懸念で機関投資家がポジション調整か。
05:45
米FRB理事、ステーブルコインの可能性を評価
FRBウォーラー理事が仮想通貨決済技術を「新技術に過ぎない」と評価。ステーブルコインの小売・国際決済改善効果とドル国際化への貢献可能性を強調。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧