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米資産運用会社モルガン・クリークCEO、来年注目の「アルトコイン5選」に言及 ビットコインの強気予想も

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ビットコイン10万ドル越えは疑いの余地がない

米資産運用会社モルガン・クリーク・キャピタル・マネジメントの創設者兼CEOのマーク・ユスコ氏はYouTubeチャンネル「アルトコイン・デイリー」のインタビューで、来年注目のアルトコインに言及。

さらに、暗号資産(仮想通貨) ビットコイン(BTC)はまもなく10万ドル(約1500万円)を突破し、12月にかけて「大きな放物線の上昇」を描くだろうとの予想を披露した。

ユスコ氏はビットコイン支持派で度々強気の予想を行ってきており、今年3月末にも年内に15万ドル(約2250万円)を超えると予想していた。

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同氏はその後の動きを予想することは難しいとしながらも、トランプ新政権はビットコインを積極的に重用する政策をとると公言しているため、それだけでモーメンタムを作り出す価値があると指摘した。

さらに、口先の約束だけでなく、実際にトランプ氏の大統領就任後、ビットコインを国家の準備金として採用する法案が可決された場合、「米国政府を出し抜かなくては」と考える人々によって、価格はより速く上昇することになるだろうと述べた。

一方、価格の急騰後に急落が起こることは、歴史でも証明されており、ビットコインのこれまでのサイクルを見ても大きな波を繰り返しながら、最高価格と最低価格が上昇し、採用が進んでいったとユスコ氏は説明した。

そのため、同氏は今回のサイクルで、ビットコインが15万ドルから20万ドルに到達すると考えているが、2025年の秋(9月〜10月)にはビットコイン市場は弱気相場になるとの予想も付け加えた。

関連:トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道

来年有望なアルトコイン

2025年に向けて有望だと思われるアルトコインについて尋ねられると、ユスコ氏はまず「個人的に好んでいる」というソラナ(SOL)を挙げた。

ソラナチームが良い働きをしたことや、ソラナが13ドルまで急落した場面でも売らずにその後240ドルまで上昇するというパフォーマンスを見せたことに満足していると述べた。

次に、“失っても構わないお金(余剰資金)”を使うという条件であれば、 XRP、カルダノ(ADA)、ヘデラ(HBAR)に投資するかもしれないと述べた。

XRPとカルダノの開発者に個人的に会ったことはないため、技術的に好むわけではないとしながらも、リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOの政治力や、カルダノの創設者チャールズ・ホスキンソン氏の活動を評価していることを、理由として挙げた。

関連:XRP・SOL・ADAなどのL1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇=CryptoQuant

ミームコインへの賭け

ユスコ氏自身は、「ラスベガスに行くのと似ている」ミームコインに投資することはないとしながらも、イーロン・マスク氏推しのドージコイン(DOGE)を保有しないのは、マスク氏が負ける方に賭ける様なものだと述べた。

イーロンの逆に賭けるものじゃないことは明らかだ。DOGEはおそらく、世界中で最も馬鹿げたものではない。私は0ドルから600億ドルまで、ずっと馬鹿げてると考えていたので裏目に出たようだ。バカだったのは私のようだ。

同氏は、活発にミームコインに投資している子供たちの方が、自身よりも多く儲けているのではないかと笑った。

実際、投資する場合の考え方として、10~15%を「金持ちになるため」に、一つか二つに大きく賭けるという方法も紹介した。全てを失う可能性もあるが、逆張りで正しかった場合には大きく勝つことができる。

また、同氏はミームコインは「緊張感を収益化すること」であるとモーガン・クリーク・デジタル共同創設者であるポンプリアーノ氏の言葉を引用。話題となったAIエージェントが関わったミームコインGOATの暴騰も、AIが休むことなく「緊張感を収益化」することに長けていることで、可能になったと述べた。

ただし、世界の投資資金には限りがあるため、AIエージェントとミームコインの数が増加すると、その影響も衰退していくだろうと予想している。

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