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フィリピン議員、国家予算をブロックチェーンで管理する法案を準備

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロックチェーン利用加速

フィリピンのバム・アキノ上院議員は水曜日のマニラ・テック・サミットで、国家予算と金融取引をブロックチェーン・プラットフォーム上で管理する法案を数週間以内に提出すると発表した。同法案は政府支出の完全な透明性と国民による監視強化を目的としている。

アキノ議員は「誰もが自分の取引をブロックチェーンに載せるほど愚かではないだろう。そこではすべてのステップが記録され、全市民に透明化されるからだ。しかし我々は始めたい」と述べた。フェイスブック投稿では「すべてのペソを透明で説明責任のあるものにする」システム構築を強調している。

この発表は、フィリピン予算管理省がポリゴン・ネットワークを使用したブロックチェーンベース文書検証システムを開始した数週間後に行われた。マリア・フランチェスカ・デル・ロサリオ次官が主導した取り組みで、偽造文書とディープフェイク対策を目的としている。

世界的にブロックチェーンは政策立案者の間で注目を集めている。米商務省は28日、連邦政府機関として初めて経済統計データをブロックチェーンに公開すると発表した。7月のGDP(国内総生産)データから開始し、第2四半期の統計をブロックチェーン上で配信し始めた。

関連:米商務省が経済統計データを9つのチェーンで配信 PythとChainlinkを利用

商務省はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、トロン、ステラー、アバランチ(AVAX)、アービトラム・ワン、ポリゴン・PoS、オプティミズムの9つのブロックチェーンにGDPデータの公式ハッシュを公開。データはパイス(Pyth)とチェーンリンク(Link)のオラクルプロトコルを通じて配信される。

ハワード・ラトニック商務長官は「商務省とトランプ『仮想通貨大統領』が経済統計データをブロックチェーンで公開するのは適切だ」と述べた。コインベース、ジェミニ、クラーケンが取引手数料支払いに必要な仮想通貨購入で協力し、世界のブロックチェーン首都としての米国の地位確立を支援していく。

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