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ユーロ市場開拓へ、米仮想通貨取引所Bittrexが欧州で「Bittrex Global」設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所Bittrex Bittrex Globalを設立へ
米Bittrexが欧州のリヒテンシュタインでBittrex Globalを設立することがわかった。フィンテックに先進的な環境を基盤に、トークンセールやアプリ開発などの新規事業を手掛ける。

仮想通貨取引所Bittrex Bittrex Globalを設立へ

米大手仮想通貨取引所Bittrexが、欧州のリヒテンシュタインで、新たな本部として「Bittrex Global」を設立することが分かった。Cointelegraphとの共同発表で明らかにされた。

Bittrex Globalは10月末より、同国のVaduz市を拠点として事業を開始する予定だ。新たな機能や製品として以下の開発計画をあげている。

  • 顧客への特典プログラム
  • クレジットカードのインターオペラビリティ(相互運用性)向上
  • EU法に準じたトークンの私募販売
  • 仮想通貨取引アプリ

またKiran Raj氏を最高経営責任者(CEO)に、Stephen Stonberg氏を最高執行責任者(COO)に任命した。Raj氏は米ロサンゼルスを拠点とする法律事務所O’Melveny & Myers LLPのパートナーで、アメリカ合衆国国土安全保障省の副顧問を務めていた。Stonberg氏はJPモルガンやBinanceなど金融業界で25年間におよぶ卓越した経歴の持ち主である。

リヒテンシュタインを選んだ理由

Bittrex Globalがリヒテンシュタインを本拠地に選んだ理由は、同国の仮想通貨やブロックチェーン技術に対する規制の明確さにある。

リヒテンシュタインは、以前から、仮想通貨やブロックチェーンに対して前向きな国としても知られている。リヒテンシュタインの銀行は、ヨーロッパの金融機関の中でも例外的に、顧客にICOへのアドバイスを提供したり、仮想通貨による投資を行うなどしてきており、仮想通貨企業にとっては魅力的な環境とされている。

同国は、今年の春にブロックチェーン法を可決した。マネーロンダリングの防止と、顧客の身元確認手続きに関わる厳重な規則が導入されると同時に、セキュリテイ・トークンに対する所有権、譲渡、保管について明確な法的根拠も与えるものだ。

また、仮想通貨サービスプロバイダーに関する法案も承認した。投資家の保護や、資金洗浄の撲滅、規制の明確化を目的としている。リヒテンシュタイン政府はこれらの新たな法案により、さらにトークン・エコノミーの発展を促すような環境を創造していく姿勢を示している。

本来のBittrex Internationalは、Bittrex Globalとして「ブロックチェーン・アイランド」と呼ばれるマルタからリヒテンシュタインに拠点を移したことで、ユーロ市場の開拓に乗り出していくと見られる。

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