CoinPostで今最も読まれています

ピーター・ティール氏のFounders Fund社が数百億円分のビットコインを所有

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

過去にfacebook等に有利な投資をしたFounders Fund社が数百億円分のビットコインを所有
Founders Fund共同創業者であるピーター・ティール氏は、ビットコインが“予備金”として役割を果たすことに気付き、仮想通貨を受け入れるようになりました。Founders Fund社のような評判が高い企業がビットコインを保有することによって、他の機関投資家が躊躇なくこの市場に参加し、ビットコインを主要金融資産としてさらに進化させることになります。

Founders Fund社が数百億円分のBTCを保有

シリコンバレーに拠点を置く、最も評判の良いベンチャーキャピタル企業の一つ、Founders Fund社は数百億円分のビットコインを所有しています。

これに関連した数人の名をあげ、The Wall Street Journal紙は、『Founders Fund社は近日始動した数々のファンドを通し、数千ビットコインを手に入れた』と報じました。

共同創業者であるピーター・ティール氏のFounders Fund社には30億ドル(3370億円)の資金が存在し、過去にはfacebook, Airbnb, Lyftなどに有利な投資をしました。

Founders創業前は、決済サービスのPayPalの共同創業者兼CEOを務めました。

自由主義者として知られる彼は、当初ビットコインが主流になることを疑いましたが、そのエコシステムの成長を目の当たりにし、ビットコインが“予備金”として役割を果たすことに気付き、仮想通貨を受け入れるようになりました。

昨年9月ビットコインが6,000ドル(67万円)以下だった頃、ティール氏は以下のように述べました。

ビットコインはデジタル版の金となり得るため、まだ巨大な可能性を秘めている

Founders Fund社による初期投資は1500~2000万ドル(16.8~22.4億円)でしたが、昨年の価格上昇によりその価値は数億ドル(数百億円)になりました。

Founders社がビットコインを売却したのか保有しているのかは不明です。

同社は、ハイテク業界でビットコインの評価が過度に伸びたため、投資はハイリスクハイリターンであったため、特に魅力的だったと投資家に伝えたそうです。

『代表者は、テック企業の莫大な投資を踏まえ、テックスタートアップ企業が歴史的な数値まで過度評価されているため、スタートアップ企業への投資は今までにないほどにリスキーなものになった。一方でビットコインは、今後数年数倍に成長する可能性があると投資家に伝えた』

報道社は以上のように報じました。

Founders社はビットコイン直接投資に加え、仮想通貨ヘッジファンド、MetaStable CapitalとPolychain Capital社を購入しました。

専門家は仮想通貨界以外にも100億ドル(1.1兆円)規模の成長スペースがあると述べているにも関わらず、すでに少数の機関投資家はビットコインに直接投資をしました。

Founders Fund社のような評判が高い企業がビットコインを保有することによって、他の機関投資家が躊躇なくこの市場に参加し、ビットコインを主要金融資産としてさらに進化させることになります。

Peter Thiel’s Founders Fund is Holding Hundreds of Millions of Dollars in Bitcoin

Josiah Wilmoth, Jan 2nd 2018

参考記事はこちらから
ビットコインニュース一覧
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
06/01 木曜日
21:40
Zaif、暗号資産FXサービス終了と「第一種金融商品取引業」の廃止を決定
暗号資産(仮想通貨)交換業者Zaifは1日、ビットコインやイーサリアムの暗号資産FXサービスの終了と「第一種金融商品取引業」の廃止を発表した。
15:29
AI のもたらし得る「深刻なリスク」に一部専門家が警鐘
「AIによる絶滅リスク」の軽減を訴える公開声明に、世界に名だたるAI技術の研究者や企業幹部ら350名が署名し、話題となっている。声明の主張には賛否両論あるが、AIについての議論の場を広げるものとして歓迎される。
15:10
Web3企業向けマーケティングツール「ソシャマ」リリース
ソーシャルマーケティング株式会社がWeb3企業向けのマーケティングSaaSツール「ソシャマ」の提供を開始した。仮想通貨やNFTを取り扱うWeb3事業者が抱える、ツイッターなどソーシャルメディア上でのマーケティングニーズに対応する。
12:32
英TP ICAP、機関投資家向け仮想通貨マーケットをローンチ
世界有数のインターディーラーブローカーTP ICAPは、ビットコインなど仮想通貨のスポット取引市場「Fusion Digital Assets」をローンチした。機関投資家向けで、分離運営モデルを採用している。
11:30
東京都政策企画局がデジタル証券発行支援を開始
東京都政策企画局は、デジタル証券(セキュリティトークン)発行支援事業の開始を発表した。これは、ブロックチェーン技術の広範な活用を促進し、スタートアップ企業の資金調達を多様化するための取り組みだ。
10:55
EU、包括的な仮想通貨規制案MiCAを正式承認
EUは、ビットコインなど仮想通貨に関する包括的な規制案「MiCA」を正式承認した。ステーブルコインに関する規定は2024年7月から、その他規定の多くは2025年から発効する予定である。
10:05
香港の新しい仮想通貨関連組織、Huobiが参加へ
Huobiは、香港の仮想通貨関連の新組織に加わることを発表。この組織は、香港を世界最大の仮想通貨市場にすることなどをミッションにしている。
08:20
PayPalベンチャーズなど、仮想通貨ウォレットサービス「Magic」に72億円出資
仮想通貨ウォレットプロバイダーMagicは昨日、72億円(5,200万ドル)規模の戦略的資金調達ラウンドを終えたことを発表した。
07:40
バイナンス、欧州で12のプライバシー関連銘柄を上場廃止へ
バイナンスは5月31日、欧州市場でプライバシー関連銘柄の取引提供を中止する予定を発表した。
07:10
バイナンス、人員削減の報道を否定
仮想通貨取引所バイナンスは、従業員の解雇を実施したことが報じられた。人員の20%を削減したとの報道もあるが、同社CEOのCZ氏は「解雇に関する報道は悪い噂(FUD)である」と説明している。
05/31 水曜日
17:22
改正資金決済法施行で国内ステーブルコイン発行可能に
改正資金決済法施行により、法定通貨を裏付けとするステーブルコインが発行可能になることへの関心が急上昇している。海外発行のステーブルコインについては、発行者ではなく流通業者が資産を保全するよう義務付けられる。
16:59
仮想通貨取引所SBI VCトレード、エックスディーシー(XDC)を国内初上場
SBIグループにて暗号資産(仮想通貨)交換業を運営するSBI VCトレード株式会社は31日、国内初となる「エックスディーシー(XDC)」の取扱い開始を発表した。
14:00
イーサリアムからビットコインへのNFT移行を実現する「BRC-721E」が誕生
イーサリアム上で流通するNFTを、ビットコイン・ブロックチェーン上に移行可能にする新トークン規格「BRC-721E」がローンチされた。トークンブリッジプロトコル「Bridge any NFT to Ordinals」も同時に提供されている。
13:17
米デジタル商工会議所、テキサス州の反ビットコイン的なエネルギー法案成立を阻止
米デジタル商工会議所はテキサス州議会に提出された「反ビットコインマイニング法案」が法制化に至らなかったと発表した。マイニング企業の収益に大きな影響を与える「電力クレジット」の取得制限に関連する法案は成立しなかった。
13:12
ビットコインの採掘難易度、過去最高値更新へ
翌年に「半減期」を控えるビットコインマイニングの採掘難易度が過去最高値を更新する見込み。Ordinals プロトコルおよびBRC-20トークン需要やAI(人工知能)流行に伴う半導体企業の成長などを受け、マイナー間の争奪戦が激化している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア