- CZ氏がバイナンスの運営状況などに言及
- CZ氏が自身の保有資産額やバイナンスが日々受けるサイバー攻撃の実情などを語った。個人資産については、20億ドル以上の資産額を認めつつも、99%が仮想通貨であることを明かした。
CZ氏がバイナンスの運営状況などに言及
バイナンスCEOのCZ氏がロシアの仮想通貨メディアForklogの取材に応じ、バイナンスの稼働状況や保有資産などに言及した。
25億3,000万ドル以上の資産を保有しているとされた同氏は、20億ドル以上の資産額を認めつつも、99%が仮想通貨であることを明かした。サイバーセキュリティについては、1日に5〜10回ほどのサイバー攻撃があるという。
CZ氏が語るサイバーセキュリティ
バイナンスは2通貨目の法定通貨として、ロシアの通貨ルーブル(RUB)を正式に追加。法定通貨から仮想通貨への直接取引サービスを拡大している。
ロシア語圏での事業拡大する同社だが、通貨を採用した根拠として、同社のユーザー属性がある。バイナンスは、すでにロシアからのユーザー数は、間違いなくトップ10入りしていると考えているほどロシアのユーザー層が厚いという。
ユーザーベースも、ビットコインホルダーの地理的分布に強い相関関係があると言及しており、地域別に高い需要がある地域で戦略を組んでいるようだ。
また、話は取引所のセキュリティにも及んだ。
世界最大手の仮想通貨取引所であるバイナンスは、毎日5回から10回程度のサイバー攻撃を受けていることを明かした。対応としては、10人のホワイトハッカーのグループと共に対処しているという。
その上で、この業界でバイナンスほど「最も安全な取引所」はないと、安全性の高さに自信を見せた。
CZ氏の資産
25億3,000万ドル以上の資産を保有していると噂されるCZ氏は、20億ドル以上の資産がある事については同意したものの、明確な回答は避けた。またそれら資産の99%が仮想通貨であることを明かし、その仮想通貨のほぼ全てがBNBによって占められているとして、BNBの将来性にベットしていると強調した。
I am already 99.99% crypto. I don't have fiat to buy with, and don't plan to have fiat.
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年12月8日