はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米マイクロソフト、企業トークン発行の簡易化へ 仮想通貨関連プラットフォームを開発

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トークン発行を簡易化

米IT最大手マイクロソフト社が、クラウドでブロックチェーンを活用して容易にトークン(仮想通貨)を発行できる新たなプラットフォームを開発したことが分かった。マイクロソフト社の設計責任者Marley‌ ‌Gray氏が明かした。

Gray氏は「かつてプリンターは種類や対応ドライバーが多く事前設定が大変だった。企業が発行するトークンも現在同じ悩みに直面している」と語っている。

「プリンターは今どこでも購入できるし、容易に利用を始めることができる。トークンも同じような環境が作れるように『Microsoft Azure』で取り組んでいる」と説明。「Microsoft Azure」は同社が提供するクラウドコンピューティングサービスだ。

米フロリダ州オーランドで開催されたカンファレンス「Microsoft Ignite」での発表によると、そのプラットフォームで企業は、トークンを作るための種類豊富なテンプレートの中から利用したいものを選ぶことができるという。このテンプレートは「Token Taxonomy Initiative(TTI)」に準拠したものである。

TTIは、IBM、R3、イーサリアムなどの組織が提供する主なブロックチェーンプラットフォームで、共通のトークン分類法を確立するために開始された共同イニシアチブ。トークンの業界標準を定め、企業間の混乱を避けることを目的としている。現在、報酬プログラムやインセンティブとして利用するために、TTIに準拠したトークンは数多く発行されている。

Gray氏は今後について、「TTIのフレームワークに準拠したトークンを利用できるプラットフォームを開発中だ。トークンを利用したアプリも製作できるようになる」と説明。「IBMかマイクロソフトか、Hyperledgerかイーサリアムかというような境界を壊したい」と語った。

参考資料 : CoinDesk

CoinPostの関連記事

サムスン、ブロックチェーンウォレットに仮想通貨Elrond(ERD)を追加
サムスン社はElrond(ERD)トークンを自社のブロックチェーンウォレットに組み入れる。これによってサムスン社はユーザーの利便性の向上、Elrondはサムスン社の顧客にアクセスできるようになる。
中国共産党の機関紙「人民日報」、ブロックチェーン・仮想通貨で社説掲載
中国共産党中央委員会の機関紙「人民日報」が、ブロックチェーン技術に関する社説を公開。国を挙げて取り組むブロックチェーン技術の魅力を述べたほか、仮想通貨の必要性なども説いた。内容は必見だ。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
13:55
コインベース、予測市場とトークン化株式ローンチ予定=ブルームバーグ
米最大手仮想通貨取引所コインベースが12月17日に予測市場とトークン化株式を発表予定。ジェミニのCFTCライセンス取得やDTCCのトークン化承認など、業界の競争激化と規制進展が加速している。
13:20
テラフォームラボのド・クォン創業者に懲役15年の判決 ステーブルコインUST崩壊背景に
テラフォームラボのド・クォン創業者に米国地裁で懲役15年の判決。2022年のアルゴリズム型ステーブルコインUST崩壊により数兆円の被害をもたらしていた。
13:10
YouTube、クリエイター報酬でペイパルのステーブルコイン支払いに対応
フォーチューン誌によると、ユーチューブが動画プラットフォームのクリエイターに対し、ペイパルのステーブルコインPYUSDでの報酬受け取りを選択できるようにした。現在は米国ユーザーのみに適用される。
11:53
ビットコイン9万ドル割れから反発、売り圧力後退も流入資金は半減
12日の暗号資産市場でビットコイン(BTC)はFOMC後に一時9万ドルを割り込んだが米国時間にかけて反発した。ただアナリストは売り圧力減少による反発と指摘し、ステーブルコイン流入が8月比50%減の760億ドルまで縮小した。新たな流動性回復まで上昇は限定的で、週足9万3000ドル確保が強気継続の条件に。
11:35
コインベース、ソラナ系トークンの直接取引を開始 上場審査不要で即時売買
米仮想通貨取引所大手コインベースが、アプリ内でソラナ系トークンをDEX経由で直接取引できる新機能を発表。従来の上場審査なしで数百万種類のトークンに即座にアクセス可能。1.2億ユーザーに順次展開予定。
11:04
国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に
国税庁が令和6事務年度の調査結果を公表。暗号資産取引に対する追徴税額は46億円で前年比31%増、1件当たり745万円と全体平均の2.5倍に。政府は分離課税導入に向け調整を進めている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧