はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

クリプトアイランドを目指す韓国市場:韓国ツアー体験記

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国のブロックチェーンイベントD.FINEの特色とは

韓国のブロックチェーンイベントD.FINEに参加された時のイベントの雰囲気や韓国の活気などについて教えてください

9月末に韓国ブロックチェーンウィークのD.FINEに参加しました。韓国のイベントは初めての参加です。

ホームページを見ても多くの大手マスメディアや韓国でも有名ブロックチェーン企業が出展、登壇しておりD.FINEの規模は大変大きかったです。韓国語で話している人が実際多いように感じましたが、実際多くの欧米の方も参加しており、インターナショナルなイベントでした。とてもバランスが取れていたかと思います。

今回のイベントはEthereum Foundationよりビタリックが参加していたので少しクリプト色が強かったように思います。また、取引所も多かったですね。

海外出展における国内プロジェクトの参加状況

実際にブースを出して見てお客さんの反応はいかがでしたか?おそらく日本からの唯一のプロジェクト出展ですよね?

そうですね、唯一の出展でした。やはり日本のプロジェクトですというと皆さん、驚かれていたので世界に向かう日本プロジェクトが少ないことを肌で感じています。ただ、日本プロジェクトが少ないというおかげもあり、多くの方が他の方を紹介してくれたり話してくれたりと、ブースを出すことによって非常に良いネットワーキングができました。 またイベント後のアフターパーティーでも興味を持ってくれた方々にその場でOKEXの方やキャピタルの方にイベントの共同主催をしないかと誘われ、その場でアフターパーティを共同開催しました。イベントだけでなくアフターパティーでも登壇し、アピールができたのではないかと考えております。

韓国でビジネスを成功させるためには

韓国または韓国人の仮想通貨(暗号資産)に対する考えはどのような感じでしょうか?

結構韓国はクリプト色が強くトークンの話が多かったです。

参加して見て、日本はどうしても企業としてはいきづらい国だなと思ってしまいました。韓国に関しては180度クリプトに関する考え方をクリプトアイランドにするという方向へ変えたと思うのですが、それから日本よりも活発に動いているように感じています。日本では一般層にはまだ仮想通貨関連の仕事をしているというと怪しい印象を持たれがちですが、韓国ではそのような印象は小さかったです。国としても動いており、日本より動きやすいというイメージを持ちました。

ただ、一点これは韓国人から言われたことですが、韓国人は自国で作ったものしか信用をしないそうです。なので少し他国で有名な企業が入ってきてもコミュニティを大きくするのは難しいと語っていました。サムスン、ヒュンダイ、ネイバーなどもそうですが、韓国では自分たちが作ったブランド、韓国ブランドが確立しているようです。

最近だと大きな企業としてへデラハッシュが韓国マーケティングにも参入してきました。韓国人はそのような大きな案件をビジネスとして好むそうですが、そういった規模でなければビジネスで成功することが難しいとはっきりと言われました。

日本を追随する韓国のクリプト業界

韓国は、中国と比べていかがでしたか?

中国は本当に技術の発展が早いです。また彼らはお金儲けがとてもうまい。韓国は中国に比べるとまだがっつくような感じがないのですが、中国は下手をするといつ食われるかわからない、のような世界でした。

韓国はまだ一昔前の日本のクリプト業界に似ています。まだハイプがあるようなイメージです。そして、日本はその後衰退したので、韓国も今その道をたどりつつあります。しかし社会実装という意味ではおそらく政府のバックがあるので、日本より進展は早いでしょう。中国は規制が入る前に進められるところまで進めよう、規制が入れば新しいことを始めようと行ったイメージです。

韓国はクリプトをビジネスとしてやるのであればやりやすいと思います。ただやりやすさと結果が出るかは別です。多分今市場全体はビットコインの価格がぐっと上がりましたが、韓国市場はそれほど強くないでしょう。熱が中国に取られている感じがしますね。今もまだ中国勢力がすごいです。

CoinPostの関連記事

日本発ブロックチェーンプロジェクトAIreと連動するトークン、ARCSがKuCoinにて上場発表 :対談インタビュー
海外大手取引所KuCoinにて日本ブロックチェーンプロジェクトAIreと連動するトークン、ARCSが上場を発表。上場後のKuCoin Vice Presidentジョニー氏とAIreプロジェクトを手がける水倉氏との対談インタビュー。
国内外を繋げる橋渡しをしたい!AIreが目指すインキュベーションとは
ブロックチェーン業界交流イベントを開催 現在弊社ではインキュベーションを国内で作っていけたらと考えております。国内企業が海外に繋がれる...
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/25 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH・XRPなどの売り圧大幅低下分析やアバランチファンド立ち上げなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナ、アバランチ、ワールドといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン1600万円回復、米国債格下げで「国家リスク回避」の資金流入が加速|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは1月31日ぶりに1600万円台を回復し、ドル建てでも史上最高値を更新。ムーディーズによる米国債格下げを受けた「米国売り」により、国家カウンターパーティリスクを回避する資金がBTCに流入。テキサス州暗号資産準備金法案(SB21)の可決も相場を後押しした。テクニカル面では調整入りの可能性も指摘される中、「脱ドル化」トレンドがBTC相場の新たな支持要因として注目される。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ビットコイン11万ドル突破に高い関心
今週は、アーサー・ヘイズ氏の強気相場予測、『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏のビットコン価格予想、BTC11万ドル突破に関するニュースが最も関心を集めた。
05/24 土曜日
13:50
コミュニティ投票を提案 Sui上DEX「Cetus」の230億円盗難資金返還に向けて
Sui上のDEX Cetusが2.2億ドル仮想通貨盗難で6000万ドル回収に国際捜査連携、1億6200万ドル凍結資金の返還についてSuiコミュニティ投票を提案。
13:20
ステーブルコインが2兆ドル規模の米国債需要を創出可能=米財務長官
ベッセント米財務長官がステーブルコイン推進により2兆ドルの米国債需要が創出されると予測した。また、トランプ政権の関税交渉の行方についても見解を示している。
11:35
ビットコイン下落でストラテジー株が7.5%安、メタプラネットは一時ストップ安
トランプ大統領の関税発言を受けビットコインし関連企業の株価にも飛び火。一方、安全資産の金は大幅反発。
10:25
ビットコイン、史上最高値更新も大口売り圧力は限定的か=アナリスト
仮想通貨ビットコイン史上最高値更新中、Cryptoquantアナリストが大口投資家動向を分析。取引所流入3億ドルと低水準維持。MVRV比率の乖離現象で市場構造変化を指摘。
09:45
今回のビットコイン強気相場は機関投資家主導、個人からクジラへ移行=Matrixport
仮想通貨ビットコイン上昇を主導する層が個人投資家から機関投資家に移行しているとMatrixportが分析した。企業のビットコイン財務戦略採用で市場構造が変化していると述べる。
09:15
CZ、トランプ一族のWLFIとの関係に関するWSJ報道に反論
トランプ家の仮想通貨プロジェクトWLFIのフィクサーではないと、バイナンス前CEOのCZ氏がWSJの報道内容に反論した。これまでの経緯も明かしている。
08:20
ハイパーリキッドのHYPEトークン最高値更新、OIが90億ドル突破
仮想通貨分散型取引所HyperliquidのHYPEトークンが史上最高値37.24ドルを記録。オープンインタレスト93億ドル突破と大口10億ドルロングポジション構築が価格急騰を後押し。
07:32
スウェーデンのH100グループ、同国上場企業初のビットコイン戦略開始
スウェーデンのH100 Group ABが50万ドルで4.39ビットコインを購入し、同国初の上場企業による仮想通貨準備金戦略を開始。議会の国家ビットコイン準備金提案と同時期の動向として注目。
06:35
米セムラー、455ビットコインを追加購入
米ナスダック上場の医療技術企業セムラー・サイエンティフィックが仮想通貨ビットコインを455BTC追加購入し総保有数4264BTCに。一方で株主代表訴訟の可能性も浮上。
06:15
ビットコイン・イーサリアム・XRP反落、トランプのEU・アップル関税発言を受け
トランプ大統領がEU輸入品50%関税とアップル25%関税を発表後、仮想通貨ビットコインが11万ドルから10万8400ドルに急落。仮想通貨市場で2億ドル超の清算発生。
05/23 金曜日
18:05
ビットコインは今後どうなる?2025年の価格展望・注目材料
2025年5月、仮想通貨ビットコインは11万ドルに到達。今後どうなるのか?価格上昇を支える5つの注目材料と専門家の予測を解説します。
13:50
セイラー率いるストラテジー社のビットコイン戦略を徹底分析=VanEck
資産運用大手VanEckがストラテジー社(MSTR)のビットコイン戦略を分析。レバレッジをかけたBTC投資商品として評価し、プレミアム発生理由と主要リスクを解説した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧