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ビットコイン:2020年に5万ドル達成は容易い 仮想通貨融資企業CEOが強気予想

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン5万ドルは容易い

仮想通貨金融サービス会社Nexoの共同設立者Antoni Trenchev氏は3日、ブルームバーグTVに出演し、今年のビットコイン価格予想に対して、「5万ドル(約540万円)は簡単に達成する」とした、強気の発言を行った。

ビットコインが今年末までに5万ドル(約540万円)に達するのは非常に簡単だする考えには、多くで語られる半減期の影響を需給のデータから分析する研究結果があるという。

Nexoでは複数のアナリストが数字データを分析し、相当量の研究を行っているとして、半減期でマイナーの報酬が半分になることによる市場供給量の減少は市場へのインパクトが強いとする発言だ。また、過去の傾向もそれを物語っていると考えているとした。

半減期の他には、ビットコインは他の金融市場とは無相関であるという特性を持っていると指摘。「体系的な非対称リターンを提供」すると強調した。

新しい金としてのビットコイン

10年間で900万倍という驚異的な価格の上昇を見せたビットコインが、依然として支払い手段として普及が進んでいない理由について意見を求められると、価値の交換手段としてよりも、ビットコインは「新しい金(ゴールド)」として認識されるようになったためだろうと答えた。

また、昨日の米軍の攻撃によるイラン革命防衛隊司令官殺害というニュースに反応したビットコイン相場が金と同様にプラスに転じたことを引き合いに出し、ビットコインの時価総額が金の時価総額の10%になった場合、5万ドルという数字が引き出せると述べた。

 

そして、ビットコイン価格がその域に達した場合、BTCという単位ではなく、多くの人々にとって現実的に手の届くSatoshi (1BTC=1億 Satoshi)という単位で考え始めるべきだと付け加えた。

2020年からの10年

続いて中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)に対する意見を求められると、Trenchev氏は2020年からの10年間は、CBDCに対する議論がますます盛んになると述べ、特に中国のデジタル元への取り組みが世界に与える影響が大きいことに触れた。

 

そしてアメリカがリブラ問題で躊躇している間に、中国のデジタル通貨への取り組みが今日の金融に大きな改革をもたらし、経済制裁や中継銀行ネットワークの掌握に支えられ覇権を維持している米ドルの地位が脅かされ始めるというシナリオを描いて見せた。

Nexo:仮想通貨を担保に法定通貨を借りられるプラットフォーム

2007年創業の欧州のフィンテック大手「Credissimo」が運営するNexoは、保有する仮想通貨を担保に法定通貨で即時融資が受けられるサービスだ。

銀行業務ライセンスを持つ金融機関であり、2018年にローンサービスを開始後18か月足らずの間に10億ドル以上を処理。仮想通貨を売却せずに融資を受けられるため、機関投資家を含む仮想通貨投資家を利用顧客に持つ。

 

Nexoは200を超える国や地域を対象に40+の法定通貨でサービスを展開しており、30万人のユーザーを抱えているという。 また、ユーロとステーブルコインの預金に対し8%の利子を得られるサービスも提供しているが、ビットコインなどの仮想通貨へ対象を拡大していく予定だという。

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