はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

英労働者調査の24%「仮想通貨関連の教育を学校で取り入れるべき」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「仮想通貨を学校で教えるべき」24%が同意

仮想通貨取引サービスを提供するCoinBurpが、新しい調査報告を発表。

英国(UK)の労働者のうち、約4分の1(24%)が、仮想通貨関連の知識について「学校教育」に取り入れるべきと考えていることが分かった。

アンケート結果では、世代間の差異も見られた。年齢層ごとにデータを分類すると、調査対象となった16-24歳の35%が、仮想通貨が学校の教科として教えられることで役に立つと回答した。

一方、55歳以上の世代でそう回答したのは、15%に過ぎなかった。

調査について、CoinBurpの共同創設者であるPeter Wood氏は、「仮想通貨は、すでに投資家に類稀なる機会を提供しており、近い将来は銀行や経済を変革しようとしている。こうした重要なデジタル資産が企業や教育システムによって見過ごされているのは愚かなことだ」と指摘。

また、従来の金融機関に対する信頼が低く、英国のEU離脱がこれから実行される状況下で、次世代を担う若者や企業が仮想通貨を理解しておくことは不可欠だと説明し、世界中で高い手数料なしで即座に決済ができる仮想通貨のメリットを推進した。

世代間格差も

また調査会社Censuswideが英国で2000人以上の専門職労働者を対象として実施した調査でも、16-34歳の約25%が2020年に仮想通貨に投資する予定であるという結果が報告された。

同時に、16-24歳の37%は銀行が仮想通貨へのアクセスを提供すべきだと考えるが、55歳以上では15%のみが、これに同意している。

ついでに英国の経済展望についての質問では、ほぼ半数(49%)が2020年に景気が後退すると思うと回答。このことで、従来の金融システムとは位相を異にする仮想通貨に対して注目が集まっている可能性が考えられる。

英国政府、CBDC共同研究に参画

英国では現在、新しい通貨制度についても関心が高まっている。

先日、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行(BoE)や日本銀行を含む6つの中央銀行と国際決済銀行がCBDC(中央銀行仮想通貨)の発行・利用例について共同研究を行う新しい組織をつくると発表したばかり。

この組織では、既存決済システムと比較したCBDCの優位性、クロスボーダー決済の互換性、CBDCに金利を付けるかどうか、といった論点が話し合われる予定だ。

多くのエコノミストはこの動きを賞賛している。英国がCBDCに対して積極的な姿勢を見せる背景としては、フェイスブックが主導する仮想通貨リブラの脅威があるのではないかと見る識者も多い。Brexitの影響や米大統領の弾劾および総選挙により英米間で不況が起こるのではないかという懸念も、要因として挙げられる。

参考:cryptoslate報道

CoinPostの注目記事

英歳入関税庁、仮想通貨の脱税・マネロンを抑止 BTCなど7銘柄対応のツール導入を計画
英国歳入関税庁が、仮想通貨取引のサイバー犯罪を特定するため、ブロックチェーン分析ツールの導入を計画していることが分かった。最低でもBTC、ETH、XRPなど7通貨、可能であれば匿名通貨の追跡も計画している。
英造幣局が倒産危機か、マネーのデジタル化が要因の一つとの見方も
イギリスに拠点を置き紙幣やパスポート製造を行うデ・ラ・ルー社が、事業再生に失敗した場合、経営破綻の危機にあるとの声明を発表した。電子マネーなどの普及が要因の一つとされる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/19 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコイン市場回復の鍵やリップル社の事業拡大など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、BNB、XRPなどの主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
13:55
金融庁、銀行の仮想通貨投資解禁を検討=報道
金融庁が銀行によるビットコインなど仮想通貨の投資目的での取得・保有を可能にする制度改正を検討しているようだ。銀行グループの仮想通貨交換業者登録も可能にし、個人投資家の環境整備を図る。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|バイナンスのユーザーへの救済金配布に高い関心
今週は、トランプ・ショックを受けた仮想通貨取引所バイナンスによるユーザー補償、メタプラネットの企業価値指標mNAVの低下に関する記事が最も関心を集めた。
10/18 土曜日
13:55
OneKeyが12万件のビットコイン秘密鍵脆弱性を報告、トラストウォレットに影響か
ワンキーがリブビットコイン・エクスプローラー3.xの脆弱性により約12万件のビットコイン秘密鍵がクラッキング可能になると報告した。トラストウォレットなど複数の製品が影響を受けている模様。
13:50
オープンシーが2026年1QにSEAトークン発行予定、供給量の50%をコミュニティへ配布
オープンシーCEOが2026年第1四半期のSEAトークン発行を発表した。総供給量の50%がコミュニティに配分され、収益の50%が買い戻しに使用される。ステーキング機能も実装予定だ。
13:05
G20、グローバルな仮想通貨規制の不足を指摘 ステーブルコインの課題も
国際的な金融監督機関FSBが、ビットコインなど仮想通貨の規制実施状況を評価する報告書を発表。各国規制の断片化と一貫性の欠如を指摘し、ステーブルコイン監督の課題も述べた。
10:55
著名ユーチューバー「ミスタービースト」、仮想通貨取引所商標を申請
登録者4億4600万人のユーチューバー、ミスタービーストが仮想通貨取引やDEX運営を含む金融プラットフォームの商標を申請した。バンキングや投資サービスも提供する計画だ。
10:05
決済大手ストライプ支援のL1チェーン「テンポ」、750億円を調達 イーサリアムOBが参画
ストライプとパラダイムが支援する決済特化型L1ブロックチェーン「テンポ」が750億円を調達した。評価額は7,500億円に達し、著名イーサリアム開発者も参画する。
09:30
スイス当局、FIFAのNFTプラットフォームを違法賭博として刑事告発
スイス賭博監督局がFIFAのブロックチェーン型NFTプラットフォームを違法な賭博サービスとして刑事告発した。参加に金銭的賭け金が必要で、賞金獲得が抽選で決まる仕組みが宝くじやスポーツベッティングに該当すると判断された。
08:35
オープンシーがNFT特化から事業転換、22チェーン対応の仮想通貨取引所に=報道
NFT市場の崩壊を経たオープンシーが、22ブロックチェーン対応のマルチチェーン仮想通貨取引アグリゲーターに転換すると報じられた。
07:45
アーサー・ヘイズのMaelstrom、仮想通貨企業の買収ファンドを計画
アーサー・ヘイズ氏は、仮想通貨企業をターゲットにした企業買収ファンドの構想があることを明かした。ファンドの規模は370億円超で、投資インフラや分析プラットフォームなどのサービスプロバイダーに特化する。
07:02
Huobi創設者が1500億円規模のイーサリアム保有企業設立へ、アジア投資家が参画
中国の仮想通貨取引所Huobi創設者リー・リン氏が、アジアの初期イーサリアム支援者らと10億ドル規模のデジタル資産信託を立ち上げる。ナスダック上場企業買収を交渉中で、2-3週間以内に発表予定だ。
06:40
米地方銀行の不良債権増加で金が大幅続伸、2023年破綻危機の再来懸念か
米地方銀行が不良債権を償却し株価が急落する中、金価格は今週7.34%上昇した。JPモルガンCEOが更なる問題発生を警告し、投資家は2023年の銀行危機再来を懸念している。
06:30
分散型エネルギー企業Daylight、a16zやコインベースなどから約113億円調達
DaylightがFramework Ventures主導で約113億円を調達。ブロックチェーン技術で分散型エネルギーネットワークを構築し、住宅用太陽光発電の普及を促進。a16z cryptoやCoinbase Venturesも参加。
06:20
金・銀が年初来60%超上昇、ビットコインは追いつけるか?
金の時価総額が30兆ドルを超え、年初来63%上昇した一方、ビットコインは14.5%増に留まっている。米中貿易緊張と金利低下が金の需要を押し上げ、ビットコインは調整局面にある。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧