はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

次世代ブロックチェーンブラウザ「Brave」 新プライバシー保護機能を追加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「Brave」フィンガープリント保護機能を公開

仮想通貨BATをネイティブ通貨とする次世代型ブラウザ「Brave」はブラウザフィンガープリント保護機能をリリースした。

広告ブロック機能も人気を呼び、同ブラウザの月間アクティブユーザー数は1200万人を超えている。

ブラウザフィンガープリントとは、Webブラウザーから得られる情報だけで、インターネットを使う個人を特定する方法である。Cookieの利用制限が進む中、新たなユーザー情報の取得手段として徐々に広まりを見せている。そこで「Brave」のNightlyバージョンでは、新形式のフィンガープリント保護が利用可能となった。

公式発表によると、フィンガープリント保護のアドオンは、ランダム化アルゴリズムによりプライバシーを確保する。こうした方法が実装されるのは主流のブラウザにおいて初めての施策で、既存のフィンガープリント保護とは根本的に異なるという。

既存のアプローチでは、すべてのブラウザーをWebサイトに対して同一のものとして認識させようとするもので、保護強化の達成が困難だ。

これに対して、「Brave」の新しいアプローチは、様々なウェブサイトやブラウジングセッション間において、すべてのブラウザを完全に他と異なるユニークなものとして認識させるとする。

ブラウジングをする度に、ブラウザが常に違うものであるように見えるため、ウェブサイト側でブラウジング行動を紐付け、ユーザー行動を追跡することができなくなるという。

ユーザーは毎月1220万人に到達

3月6日付けツイートで、「Brave」の共同設立者兼CEOであるBrendan Eich氏は、ブラウザーのユーザーベースが月平均で1220万人に達したことを報告した。さらに毎日400万人のアクティブユーザーがいるという。(グーグルChromeアプリでは月平均10億人=2018年のデータ)

2019年12月の時点では、11月にBrave1.0をリリースして以来、月間1000万人を超えるユーザーを達成していた。また2019年11月にはAndroidでのダウンロードが4000万回以上と記録した。

先月には、アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジげ研究発表を行い、人気Webブラウザを比較した調査で、ChromeやFirefox、Safariなど主要6個のブラウザの中でも、最も安全だと結論づけられたのは「Brave」のブラウザだった。

「Brave」について、初期設定ではIPアドレスの追跡をさせるような識別子は確認できず、バックエンドサーバと訪れたWebページの詳細を共有することもなかったという。一方Chrome、Firefox、Safariではバックエンドサーバとページの詳細を共有していた。

「Brave」はオプションで広告のブロック機能がついている。またブロックする代わりに、お気に入りのコンテンツに直接投げ銭を送ってサイトを支援する機能もあり、ユーザーの人気を博している。

CoinPostの注目記事

「Braveは最もプライバシーを確保したブラウザ」Google ChromeやSafariと比較
アイルランドの大学の研究によると、Google ChromeやFirefox,Safariなど主要6ブラウザを比較した調査で、最も安全だと結論づけられたのはBrave Browserだった。
日本のテレビ番組で放送:仮想通貨を活用する次世代型ブラウザ「Brave」の魅力
仮想通貨BATでトークン設計を行う次世代型ブラウザ「Brave」について日本のテレビ番組が放送。広告ブロックや節電効果、Braveが世界で利用される魅力を紹介した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/01 月曜日
18:34
日経グループQUICK、ビットコイン指数の算出開始
QUICKは12月1日、円建てビットコイン指数の本格公表を開始した。試験運用から更新頻度を毎日に引き上げ、12月22日からはリアルタイム指数も提供する。暗号資産ETFなどでの利用を想定。
17:07
イーロン・マスク氏「エネルギーこそ真の通貨」、ビットコインは基づくと主張
テスラCEOのイーロン・マスク氏が「エネルギーこそ真の通貨」と主張し、ビットコインはエネルギーに基づいていると説明。一方、著名経済学者やピーター・シフ氏は「本質的価値がない」と批判を続けている。
17:01
政府・与党、暗号資産の分離課税導入を検討へ 調整開始─NHK報道
政府・与党が暗号資産投資の分離課税化を巡り調整に入ったとNHKが報道。現行は最大55%の総合課税で、制度見直し議論が年末の税制大綱へ進む見通し。
16:26
「チェーンリンク」の将来性は?トークン化市場に必須インフラ
チェーンリンク(LINK)の将来性を解説。2030年に16兆ドル規模が予測されるトークン化市場で、既存金融とブロックチェーンを接続するオラクルとして80%超のシェアを獲得。SWIFT・J.P.Morganとの提携事例も紹介。
16:00
スイ(SUI)のステーキングで高利率なのは?自分で行う方法と取引所比較
SUIのステーキング方法を徹底解説。取引所(年利最大4.28%)、ウォレット、リキッドステーキングの3つの運用方法を比較表付きで紹介。初心者向けのOKCoin Japanから、Slushウォレットでの自己管理、Haedalでの高度な運用まで、リスクと利回りを考慮した最適な選択をサポート。
15:55
ワールドコインの本人認証方法|マイナンバーカードでWLDを受け取る手順を解説
ワールドコイン(WLD)がマイナンバーカードでの本人確認に対応。World Appでの認証手順を画像付きで解説。所要時間約5分で完了し、Orb認証済みの方も追加のWLDを獲得可能。受け取ったWLDの現金化・運用方法も紹介。
15:43
ソニー銀行、米ステーブルコイン事業化に向けBastionと業務提携 子会社設立も視野に
ソニー銀行が米Bastionと業務提携し、米ドル建てステーブルコインの事業化を推進。日経報道によると2026年度の発行を計画し、ソニーグループの「経済圏」での決済活用を目指す。米国子会社設立とOCC銀行免許取得も視野に。
15:35
Ginco、Babylon Labsと提携「BTCFi 2.0」を推進
GincoがBabylon Labsと提携し、第三者への預託なしでBTCを活用できる「BTCFi 2.0」を日本で推進。業務用ウォレットGEWからBTCステーキングが可能に。
14:26
カザフスタン中銀、仮想通貨投資を計画 最大約470億円規模
カザフスタン国立銀行(中銀)のティムール・スレイメノフ総裁は、金・外貨準備ポートフォリオの一部として、仮想通貨へ最大3億ドルの投資を検討していると発表した。
11:47
テザー社CEO、S&PによるステーブルコインUSDT格下げに反論 余剰資本を強調
テザー社CEOがS&PによるステーブルコインUSDTのドルペッグ機能評価の格下げに反論した。余剰資本や米国債利回りを考慮していないと指摘している。
11:07
ヤーン・ファイナンスのyETH製品に攻撃、約4億5000万円相当が流出
イールド・ファイナンスのyETH製品が攻撃を受け、約4億5000万円相当のETHが流出。攻撃者は無限ミントの脆弱性を悪用し、約1,000ETHをTornado Cashに送金。V2・V3ボールトは影響を受けず、yETH保有者は安全に引き出し可能に。
09:15
中国人民銀行、仮想通貨取引の厳格取締を改めて要請、ステーブルコインも警戒対象
中国人民銀行が仮想通貨取引の取締強化を改めて各当局に要請した。仮想通貨関連活動の再活発化が背景にあるとみられ、ステーブルコインも警戒対象としている。
09:03
コインシェアーズ、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げ
欧州大手のコインシェアーズが、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げた。米国市場での大手運用会社への集中により、差別化や利益率確保が困難になるとの懸念を示し、ナスダック上場を控え、仮想通貨関連株式やアクティブ運用戦略など新商品の投入を計画している。
11/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、金持ち父さん著者キヨサキのBTC売却やソラナとXRPのETFの好調など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
DeFiで株式市場はどう変わる? Progmat齊藤達哉氏が語るオンチェーン金融の未来|独占インタビュー【後編】
Progmat齊藤達哉氏インタビュー後編。議決権付きトークン化株式で日本が世界初となる理由、2028年施行を目指すトークン化法のロードマップ、DeFi・AIエージェントを見据えた将来ビジョンを聞いた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧