CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン先物絶好調のバイナンスが仮想通貨BNB大量バーン、世界中で事業拡大を加速

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

最大手仮想通貨取引所バイナンスは、バイナンスコイン(BNB)について、四半期ごとのバーン(焼却)を実施。 3,373,988BNB(5246万ドル=58.8億円相当)を焼却。これまでに、総供給量の10%もの量が燃やされていることがわかった。

バイナンス公式サイト

バイナンスは、株式会社が株主還元策のひとつとして実施する「配当」という形ではなく、時間経過とともにトークンを焼却させることで供給量を減少させ、中・長期投資における希少価値を上昇させることを目的としている。

バーン量は、過去3か月間にBinanceの取引数に基づいて計算、四半期ごとに実施されるため、バーン量が増加しているということは取引量の増加や利益増を示唆している。

バイナンスによると、「株式市場における歴史的な暴落でBTC価格も大幅に連れ安となったが、一方で仮想通貨取引所の出来高は急増。Binance Futuresでは取引量と市場シェア1位に上昇するなど、5倍以上のトラフィックに達した。」「通常、価格急落で取引量も低下するが、今回はクラッシュ後からBTC取引量が大幅増加、1ヶ月足らずでほぼ回復した。」などと主張。

各国における緊急事態宣言などで在宅を余儀なくされていることから、仮想通貨市場への関心が上がっている可能性があると言及し、流動性の主要ハブとなれるよう努力を続けると表明した。

バイナンスは直近、仮想通貨ランディングページであるCoinMarketCap買収を発表したほか、イーサリアム(ETH)と互換性がありイーサリアム仮想マシン(EVM)に基づく分散型アプリ構築用のバイナンススマートチェインを発表、バイナンスクラウドに基づく韓国の仮想通貨取引所ローンチなど、事業拡大の勢いは衰えを見せない。

バイナンスは経営方針として、毎年利益の約25%を(買収などの)投資機会に費やしており、Binance Futuresやブロックチェーンゲームでも重宝されるバイナンスの公式仮想通貨ウォレットのTrust Walletはその最たる成功例だ。Trust Walletは、Android版が100万DL、iOS版も数十万DLに達している。

2020年の終わりまでに、180の法定通貨をオンボード(現時点で42)する計画を立てているほか、今後は取引だけでなく、事業ポートフォリオ拡大も強化する。

現在対応している通貨ペア

バイナンスチャリティーでコロナ対策支援

新型コロナウイルス(COVIT-19)感染拡大に伴う慈善活動にも積極的だ。バイナンスチャリティーでは「Crypto Against COVIDプロジェクト」を設立。バイナンス慈善団体として最大500万ドル規模の取り組みを実施予定。

すでに、欧米圏で特に感染者や死者数の多いイタリア、トルコ、中国、米国を含むさまざまな国や地域の支援に積極的に関与、医療関係機関に対し大量の医療用品を支援している。

Binance Charityは、支援品が正しく届けるため、米ニューヨークでブロックチェーンの概念を試験運用するなど、ブロックチェーン技術も導入した取り組みを行なっている。

ビットコイン(BTC)

仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比0.54%安の77.6万円で推移。

一旦調整したものの、18日には、200ドルを目指して反騰中のイーサリアム(ETH)急騰に連れ高するようにして一時300ドル幅の上昇もみられるなど、大型アップデートなど材料の控えるメジャーアルト先導で上値を追う展開も再び増え始めた。前月比12.5%高のビットコイン(BTC)に対し、イーサリアム(ETH)は35.2%高と大幅に上回っている。

6600〜7600ドルのレンジは昨年末に揉み合った価格帯であり、BTC半減期まであと23日と迫る中、一筋縄ではいかない展開も想定される。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/20 土曜日
18:00
TON、Telegramのユーザーに照準 トンコイン奨励金を提供
Telegramのウォレットがサポートするブロックチェーン「TON」の手数料削減と、1,100万TONのインセンティブプログラムを開始。特に500万単位の暗号資産(仮想通貨)TONがTelegramユーザーに報酬として付与される。
16:30
日銀、CBDC戦略の中間報告を公表 想定モデルと5つの課題
日本銀行が公表したCBDC中間整理報告書の主要論点や影響について解説。CBDCの導入方針やデジタル通貨の未来についての展望を探る。
12:30
コスモス基盤のInjective、Web3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能提供
レイヤー1ブロックチェーンInjectiveは、Jamboテクノロジーと提携してWeb3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能を提供すると発表した。
12:00
知らずに損しているかも?取引所選び 3つの注意点
ビットコインなどの投資初心者に大事な暗号資産(仮想通貨)取引所選びと、後悔しがちな代表的な失敗事例3つを解説。手数料、価格、取扱銘柄の違いを比較し、最適な仮想通貨取引所を見極めるポイント、賢い投資戦略と失敗回避のためのチェックリストも提供。
10:30
ソラナWeb3ゲーム「Nyan Heroes」、Epicのストアでトップ30入り
ブロックチェーンゲーム「Nyan Heroes」はEpic Games Storeで最もプレイされたゲームでトップ30以内に入った。今後NFT機能や独自の仮想通貨も導入する予定だ。
09:15
ビットコイン、4度目の半減期完了 報酬が3.125 BTCに
直近の米経済指標(3月の雇用統計やCPI等)が景気の堅調さを改めて示しているため、FRBが利下げを急ぐ必要がなくなりつつあるとの観測が高まってきており、仮想通貨や株のようなリスク資産をさらに押し上げる力は弱まってきたようだ。
08:25
BTCクジラが1900億円相当のビットコイン押し目買い、エヌビディアなど大幅安|金融短観
19日のアジア時間はイスラエルがイランに対して報復攻撃を実施したとのメディア報道が嫌気され日経平均指数や上海総合指数などは大きく下がったが、その後攻撃の規模が限定されており核施設に被害はなかったとの報道を受け米国の株式市場ではこのニュースへの反応は見られなかった。
06:45
Magic Eden、BaseチェーンのNFTに対応へ Open Editionミントも予定
Magic Edenは現在NFTマーケットプレイスのランキングで1位。ビットコイン半減期を背景に需要が高まるビットコインOrdinalsおよびビットコイン上の「Runes」への期待が出来高を押し上げている。
06:15
マイクロストラテジーのセイラー会長、自社株売却で570億円の利益
マイクロストラテジーの株価は仮想通貨ビットコインの3月の高騰に伴い3月27日に1,919ドルまで値上がりした。同株は年初来+71.37%のパフォーマンスを見せた。
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧