米ディスカバリーチャンネル、仮想通貨ドラゴンチェーンを扱うドキュメンタリー番組放送へ

ディスカバリーで仮想通貨のドキュメンタリー番組公開

アメリカの人気ケーブル・衛星テレビ局、ディスカバリーチャンネルが7月に仮想通貨ドラゴンチェーン(Dragonchain/DRGN)に関するドキュメンタリーを放送することが分かった。

このドキュメンタリー「オープンソースマネー」は、制作費用を完全に仮想通貨により資金調達している。

ドラゴンチェーン財団は2017年に設立、ディズニー関係で開発したブロックチェーンとして話題になった。現在はすでにディズニーから離れ、独自組織としてプロジェクトを進めている。

DRGNはイーサリアムのERC20トークンを使用、C言語、Java、Pythonなど一般的な言語でスマートコントラクトを開発することが可能になっている。

ブロックチェーンの革新性と米国の規制に焦点

ドキュメンタリーには、仮想通貨イオスの開発企業Block.oneの共同設立者Brock Pierceなど業界の著名人も登場。またディズニーや、フェイスブックなどがブロックチェーンに関して果たし得る役割にも触れる。

予告編では、革新的なブロックチェーン技術が、米国の複雑な規制によってなかなか進捗しないことも問題として浮かび上がっている。

それは「誰もが恩恵を受けることのできる技術」で「オープンソースなお金という面で非常に革新的」であるが、米国の不確実な規制に直面して海外への移転を考えるプロジェクトは多く存在するという。

ドラゴンチェーン財団は米証券取引委員会(SEC)のHester Peirceコミッショナーにインタビューし、規制問題について尋ねていた。

仮想通貨に前向きな「クリプト・ママ」としても知られるPeirceは、規制の不確実性のためにプロジェクト開発が妨げられていることを心配しており、関係者と話し合いの場を設けてコミュニケーションを深め、規制をより明確なものにしていきたいと答えている。

ディズニーの独自コイン提案も

ドラゴンチェーン財団は、ディズニーとは独立した団体になっているものの、ブログ投稿でブロックチェーンをディズニーの事業に採用する方法も提案している。

ディズニーの提供する動画ストリーミングサービス「Disney+」でブロックチェーンを導入し、独自コインでユーザーに報酬を付与するプログラムのアイデアだ。

例えば、ユーザーがストリーミングやフル再生をする度にコインのボーナスを受け取り、そのコインを使ってコンテンツに通常より早くアクセスしたり、実際のテーマパーク、ディズニーランドで使えるようになるという。

このようなサービスを導入すれば、「Disney+」はネットフリックスなど、他の動画配信サービスと差別化できるのではないかとドラゴンチェーン財団は指摘した。

今回のドキュメンタリーも含め、エンタメ業界では、シンプソンズなどのアニメや映画、テレビドラマの中で仮想通貨が登場する機会が増えている。それだけでなく実際に事業へブロックチェーンや仮想通貨を導入するアイデアも温められているようだ。


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