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中部電力が仮想通貨を用いた電子決済アプリを開発

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

電力会社初のブロックチェーン技術の活用
中部電力が、ブロックチェーン技術を活用した電子決済アプリを開発しました。取り組み段階として、社内でのコーヒー代の支払いや、ユーザー間の通貨交換に使う実験が行われていることが分かりました。
今後の取り組み
中部電力は、将来的にこの技術を応用することで、余剰電力を個人間で売買可能にするシステムの構築を目指しています。

先日、熊本電力がマイニング関連会社を設立し、業界最安値の電気代を目指す他にも、顧客に応じた最適なマイニング環境の提供や、クラウドマイニングの提供を発表しています。

個人間電力取引システムの構築に応用

中部電力は、ブロックチェーン技術を使った決済アプリを開発しました。

2017年12月から、自社の社員を対象に、独自の仮想通貨を用いた実証実験を開始していたことが分かりました。

この取り組みでは、1コイン=1円相当の”カフェエネコイン“を発行。アプリ内で利用することができ、社内のコーヒー代金に充てることができます。

2009年より始まった、電力会社が太陽光発電の電気を市場価格より高く買い取る「固定価格買い取り制度(FIT)」が、2019年から順次終了予定で、以前の価格で電気を買い取ってもらえない家庭が増えていくと予想されます。

このことを踏まえた新たなビジネスモデルの構築を図るため、ブロックチェーンを活用した「電力取引システム」を作ろうと、他の大手電力会社や大学などでも計画が進められています。

独自ブロックチェーン

自社ブロックチェーンを使用することで、電気が余っている家庭から他の家庭や企業に対する「電気の売買」が、個人間でも可能になります。

加えて、社内業務の経費管理や記録などへ応用することも視野に入れています。

ブロックチェーン技術は、データ管理が中央集権ではなく、改ざんなどの不正が出来ないメリットが大きく、今後もさまざまな企業でブロックチェーン関連プロジェクトが生まれることになるでしょう。

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