ビットコイン、イーサリアム続伸で機関投資家の出来高も高騰

Galaxy Digitalの好調

仮想通貨ビットコインが11,000ドル台(約116万円)に復帰したことに伴い、著名投資家ノボグラッツが運営する機関投資家向けの仮想通貨トレーディングデスクGalaxy Digitalの出来高も高騰している。

Galaxy Digitalのセールス責任者Tim PlakasがCoinPostと提携する米メディアThe Blockに話した内容で判明した。出来高は2019年の強気相場(春以降)の水準に迫るという。

今年の初めから我々のトレーディングデスクの出来高は好調だった。

直近ビットコインの動きとボラティリティを受け、出来高が堅調に上昇を続ければ、2019年強気相場時の水準に戻る可能性がある。

ーTim Plakas

上昇のファンダメンタルズ

長い間のレンジ相場や低IVのほか、Plakasはビットコインとイーサリアムのブレイクアウトについて、2つのファンダメンタルズを取り上げた。1つ目は、米通貨監督庁(OCC)が7月23日、米国立銀行(ナショナル・バンク)に対し、仮想通貨のカストディサービス提供を許可すると正式に発表したこと。2つ目はイーサリアム財団が同日に発表したETH2.0に向けた最終テストネット「Medalla」だ。

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「この2つのニュースを受けて、当初出来高は特に変化はなかったが、今週に入り現物、先物、オプションの出来高も3月のコロナショック以来の水準に至った」、とPlakasは説明した。

Skewによると、多くの機関投資家や大口投資家が利用するDeribitやCMEのビットコインデリバティブの出来高は日平均の高水準に達していた。

出典:Skew

さらに、ドル安や中央銀行の政策に対する懸念の高まりなどのマクロ要素もビットコインやイーサリアムの価格上昇の追い風になったとしている。


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