はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

3/14(水)マーケットレポート|仮想通貨市場ほぼ全面安の一方で、XEMとBNBが上昇

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場はほぼ全面安の一方で、XEMとBNBが上昇
昨日に引き続き、売りが優勢。MtGOX事件の破産管財人による、債権者への弁済のためのビットコイン大量売却が続く可能性が不安視されるという理由にした、ゴールドマンサックスによる下落予想レポートなどを背景に仮想通貨市場はほぼ全面安の展開。その一方でXEMとBNBはコインチェック補償の買い戻し期待の継続や、バイナンスが分散型取引所(DEX)の進展を発表した事を材料に上昇しています。
日米株式市場は揃って下落
ティラーソン国務長官に関する更迭のニュースが悪材料となり、日米株式市場は揃って下落。保守強硬派のポンペオ氏が後任となった事で、北朝鮮リスクが意識され、日本では防衛関連セクター銘柄の上昇が目立ちました。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は、昨日の流れを引き継ぎ、BTCを中心に売り優勢が継続。

BTCは約4%、他の通貨も軒並み下落し全面安となりました。

その中でも価格上昇を記録したのはXEM(ネム)とBNB(バイナンスコイン)で、XEMはコインチェック保証の買い戻し期待が継続、BNBはバイナンスが分散型取引所の進展を発表し、BNBが取引所の基軸通貨になる期待感が価格を後押ししました。

CoinPostの関連記事

Binanceが分散型取引所(DEX)を発表|BNBトークン基軸通貨の期待で大きく価格上昇
大手仮想通貨取引所のBinanceはDEXのための独自ブロックチェーンとして、Binance Chainの開発を発表しました。この発表後、Binanceでの基軸通貨となるBNBトークンが30%もの暴騰も見せました。

仮想通貨市場がほぼ全面安になった一因としては、海外メディアで報じられている内容は、ゴールドマンサックスの下落予想が考えられます。

ゴールドマンサックス社の顧客への分析レポートにて、MtGOX事件の破産管財人による、債権者への弁済のためのビットコイン大量売却が続く可能性が不安視されており、2月の最安値より落ち込む可能性に直面していると指摘しました。

また、約76万円から約81万円が次の重要ラインとした上で、ビットコイン価格安定には約99万円まで戻る必要があるとした上で、本案件の進展が重要であると報告しています。

CoinPostの関連記事

ゴールドマンサックス:ビットコイン再び2月の最安値より下落する可能性・原因はMtGOX問題
3月11日のビットコイン価格の下落を受け、さらなる下落予想がゴールドマンサックスのアナリストから発表。今年2月のマウントゴックスのビットコイン多額売却に紐づく価格暴落に端を発した予想となっています。

NY市場

  • NYダウ 25,007.03(-171.58)
  • ナスダック 7,511.01(-77.31)
  • S&P500 2,765.31(-17.71)

日本時間14日明朝に引けたNY市場(米国時間13日)は主要三指数揃って下落。

2月の消費者物価指数は食品・エネルギーを除くコアを含めて市場予想と一致となり、前月より鈍化した事でインフレ上昇懸念の後退から、寄り付き直後は買い先行となりました。

しかし、トランプ大統領がティラーソン国務長官を解任し、後任に保守強硬派として知られるポンペオCIA長官がスライド就任する事や、原油価格の下落が悪材料となり、徐々に売られる展開に。結局ダウは終値171ドル安、ナスダックも8営業日ぶりに反落で引けました。

ダウ構成銘柄を個別でみると、ユナイテッドヘルス・グループやJ&Jなどディフェンシブ銘柄が寄与度上位となってります。

貿易戦争の懸念や、主要閣僚の交代劇など、市場は米現政権の一挙手一投足に振り回されている感があり、政権の報道に、市場参加者や投資家もしばらくは振り回されそうです。

東京市場

  • 日経平均 21,777.29(-190.81)
  • TOPIX 1,743.21(-7.82)
  • マザーズ 1,243.10(+3.57)

本日の東京市場は主要三指数揃って下落。

NY市場の主要指数が下落した事や、引き続きティラーソン国務長官の更迭や森友問題などが懸念材料となり、一時日経平均の下げ幅は280円超となる場面もありました。

米朝首脳会談に関する報道で北朝鮮リスクが低下し、防衛関連銘柄の株価は下がっておりましたが、今回のティラーソン国務長官更迭の問題で再度北朝鮮リスクが意識され、石川製作所が7%上昇するなど防衛関連セクターは上昇しました。

その中で、個別銘柄としては安川電機が2.38%上昇したほか、仮想通貨関連銘柄では、イーサリアムを中心にマイニングの技術検証を実施しているファステップス(2338)が8%高となりました。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。
12:55
メタプラネット支援コンソーシアム、タイ上場企業買収でビットコイン戦略を東南アジアに拡大
メタプラネット支援者らが筆記るコンソーシアムがタイ上場企業DV8の買収計画を発表した。日本で成功したメタプラネットのビットコイントレジャリー戦略をタイで再現し、さらに東南アジアに展開する第一歩として注目される。
12:36
オルタナ信託、BOOSTRY・ALTERNAと連携しデジタル証券の管理体制を強化
デジタル証券特化の「オルタナ信託」設立。BOOSTRYとALTERNAが協業を深化し、STの取得から販売まで一貫した新たな枠組みを構築する。
11:35
米雇用統計好調でビットコイン一時11万ドル超、アーサー・ヘイズが下落リスクを警告する理由は?
米国6月雇用統計が予想を上回る14万7000人となり、ビットコインは一時11万500ドルまで上昇した。しかしBitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏は、米財務省がステーブルコインを国債購入の受け皿として活用することで市場から流動性が奪われ、8月開催のジャクソンホール会議前に9万ドル水準へ下落すると予測した。
11:00
アルトコイン取引の増加傾向続く 仮想通貨OTCレポートが公開
Finery Marketsは、仮想通貨のOTC取引に関する2025年上半期のレポートを公開。ビットコインやイーサリアム、ステーブルコインの他にアルトコインの取引が増加傾向を継続していると指摘した。
10:35
「1兆ドル予測は楽観的すぎた」、 JPモルガン ステーブルコイン時価総額の2028年予測を下方修正=報道
JPモルガンはステーブルコイン市場の2028年予測を5000億ドルとし、他社の1-4兆ドル予測を否定。決済利用は6%に留まり、主用途は仮想通貨取引と指摘。
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧