CoinPostで今最も読まれています

3/16(金)|仮想通貨の下落相場は落ち着きを見せる・マイニング採算ラインの重要性

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
数日続いた深刻な売り相場が落ち着きを見せたが、短期トレンドでは依然として地合いが悪い状況が続いている。売りが強い状況の中、DigixDAO(DGD)は価格を続伸させました。
仮想通貨関連銘柄
アクセルマークが「ブロックチェーン×ゲーム」のdApps事業への本格参入を発表したことで価格を続伸。dAppsの注目が日本市場にも波及して来ています。
NY市場
ダウは4営業ぶりの上昇でしたが、トランプ政権の貿易摩擦懸念や、米NEC委員長の次期委員長にラリー・クドロー氏が指名された事などが引き続き話題となり、警戒感から上値は限られました。

仮想通貨市場

本日の仮想通貨市場は、数日続いた深刻な売り相場が落ち着きを見せたが、短期トレンドでは依然として地合いが悪い状況が続いています。

依然として売り優勢の状況が続いているものの、ビットコインはサポートラインを見つけ、昨日まで続いた下落のレベルからひと段落落ち着いた印象を受けます。

この下落の状況を受け、ビットコインマイニングの収益性にも影響が出る可能性が懸念されるレベルにまで来ていることが報告されています。

マイニング事業の採算ラインは、仮想通貨価格の重要なポイントとされており、仮に更なる下落が続いた場合は、反発ラインとして重要な指標となるでしょう。

CoinPostの参考記事

ビットコイン価格下落でBTCマイニング収益が激減・稼働停止の価格ラインは?
米国の独立系調査会社が、現在のビットコイン価格と独自のマイニングモデルによる概算結果を照らし合わせ、現在ビットコインはマイニングによる採算が釣り合わないほど価格が低下していると指摘しました。

執筆時(22時)では、落ち着いてしまったものの、Liskが待望のCore1.0α版を発表したことで、開発の進展が期待され一時的に価格を伸ばしました。

CoinPostの参考記事

Lisk Core 1.0のα版リリースの影響で仮想通貨LSK価格上昇か
Lisk Core 1.0 α版が発表されました。この発表による期待感からか、LSK価格が上昇しました。今後α版のアップデートを重ねてβ版、そして正式版という流れになる予定です。

また仮想通貨市場全体の地合いが悪いときに価格を伸ばしているDigixDAO(DGD)は昨日の市場全体の大暴落の中40%以上の価格上昇を記録し逆行高となり、本日も価格を続伸させています。

CoinPostの参考記事

市場全体が暴落している中で安定性を持つ仮想通貨4選
12月下旬から仮想通貨全体が暴落し始め、どのように自分の資産を守っていくか試行錯誤されていると思います。その暴落の中でも安定している通貨(ペッグ通貨)や金本位制に似た仕様を持つ通貨など紹介します。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨関連銘柄では、「ブロックチェーン×ゲーム」のdApps事業への本格参入を発表したことで、前日に寄らずのストップ高を付けたアクセルマーク<3624>が、本日も+4.00%と続伸したほか、ファステップス<2338>が+7.56%の上昇。

同社は、子会社の株式会社ビットワンが採掘(マイニング)事業の開始、日本国内並びに香港にて「仮想通貨取引所事業」の開始に対する取り組みを進めている、としています。

ブロックチェーンの仕組みを使用した「dApps」に関する詳しい情報は、以下の記事にまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

アクセルマークがブロックチェーンゲームdApps参入|話題のCryptoKittiesとは
ソシャゲ銘柄として知られる「アクセルマーク」が、仮想通貨とブロックチェーン技術を活用したdAppsの参入を発表、株価が高騰しています。dAppsの海外成功例として、イーサリアムを使用したCryptoKittiesがあり、ゲーム内取引が盛んに行われた結果、ETHの総取引量の内30%を占めるまでに急成長を遂げています。
仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • NYダウ 24,873.66(+115.54)
  • ナスダック 7,481.74(-15.07)
  • S&P500 2,747.33(-2.15)

日本時間16日に引けたNY市場(米国時間15日)は、高安まちまちで取引を終了しました。

ダウは4営業ぶりの上昇でしたが、トランプ政権の貿易摩擦懸念や、米NEC委員長の次期委員長にラリー・クドロー氏が指名された事などが引き続き話題となり、警戒感から上値は限られました。

ラリー・クドロー氏は、14日に行われたCNBCのとのインタビューの中で、「強く安定したドルが米経済の成長にとって重要で、大統領もそれに反対する理由はない」との見方が市場の話題になっており、1月のムニューシン財務長官の「弱いドルは良い」との発言以降、政権はドル安志向であるとの見方が一般的だったのですが、クドロー氏の発言は市場にとってサプライズとなりました。

個別では、マクドナルドが2.13%上昇とダウを牽引した一方で、インテル、ダウ・デュポンが足を引っ張りました。

東京市場

  • 日経平均 21,676.51(-127.44)
  • TOPIX 1,736.63(-6.97)
  • マザーズ 1,234,64(-16.11)

東京市場は主要三指数揃って下落。日経平均は寄り付き直後はプラス圏で推移していたもの、東京時間にマクマスター報道官の解任に関する報道がされ、円高が進行したことを悪材料に徐々に下げ幅を拡大する展開になりました。

週間を通して海外ではトランプ政権の動き、国内では森友問題など政治リスクが意識される1週間でしたが、本日も引き続き投資家からは政治リスクを懸念する声が聞かれました。

また、G20で貿易摩擦の問題や仮想通貨の規制に関する問題などで、米国及び国際社会に自国の立場や考えを伝えなければならないにも関わらず、発言力が麻生財務大臣がG20を欠席することが報道されるなど、政治リスクが経済に影響する懸念があがっております。

個別ではリクルートHD、ヤマトHD、コナミなどが上昇していた一方で、ファナック、TDK、東京エレクトロンなど値がさ株が大きく下落し、日経平均を押し下げました。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/29 金曜日
14:11
CoinTradeがソラナ含む4銘柄の取扱い開始、ステーキングサービスにSOL追加
暗号資産(仮想通貨)販売所CoinTradeがソラナを含む4銘柄の取り扱いを開始。ステーキングサービスにSOLを追加した。条件をクリアすることでSOLをプレゼントするキャンペーンを開催中。ジパングコイン(ZPG)など三井物産デジタルコモディティーズも新規で取り扱う。
12:55
日本DAO協会4月1日に立ち上げ 府令改正も同日公布
日本DAO協会が4月1日に設立される。DAOの自主規制や健全なエコシステムづくりを推進していくもので、協会自体の運営もDAOで行う計画だ。
12:24
ビットコイン7万ドル台で高止まり、ブラックロックの新規ファンド好調でRWA関連銘柄買われる
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが7万ドル台新高値をうかがう展開。アルト相場ではブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」絶好調の影響で、ONDOなどのRWA関連銘柄が買われた。
11:30
Googleサーチ、ビットコインやArbitrumなどのアドレスで資産残高を確認可能に
全ての資産を表示するわけではなく、残高は各ネットワークのネイティブトークン(ETHやARB、OPなど)のみを表示。
10:50
5月のローンチ目指す、香港でビットコイン現物ETF申請のVSFG
仮に香港で承認された場合、アジア初の事例となり、今後日本でのビットコインETF上場や発行にも追い風になりうるとみられる。
10:00
FTXのサム前CEOに懲役25年の判決 カリフォルニアで服役へ
米国地方裁判所の判事は28日、破綻した仮想通貨取引所FTXのサム前CEOに対して懲役25年、および最大1.7兆円の資産没収という判決を言い渡した。
08:40
2.6兆円相当のBTC保有数到達、ブラックロックのビットコイン現物ETF
純流入再び加速 ブラックロックのIBIT・ビットコイン現物ETFの運用資産は初めて、250,000 BTC(2.6兆円)を超えた。1月11日の取引開始からわずか11週間で2兆円…
08:10
Wormholeの仮想通貨「W」、取得開始日明かす
Wormholeは、今月7日に、Wトークンのエアドロップアロケーションや適合対象アドレスを公開。ソラナ、EVM系、Sui、Aptos、Osmosis、Injectiveといったネットワークでのユーザーや、ソラナNo.1NFTコレクションである「Mad Lads」のホルダーを対象としている。
07:40
米投資会社、マイクロストラテジーの株はBTCより割高と指摘
マイクロストラテジーの株価から概算する仮想通貨ビットコインの価格は17万ドル超であると米ケリスデールが分析。同社の株は、ビットコインに対し正当ではないプレミアムがついて取引されているとの見方を示した。
07:20
アバランチ財団「Codebase」、最初の支援プロジェクト15社を選出
アバランチではすでに「Colony Lab」という分散型アクセラレーターが活動しているが、今回Codebaseと連携し支援対象への資金提供を拡大し、1プロジェクトにつき、100万ドルを超える金額を提供する可能性がある。
06:45
5月承認の可能性低いもBitwiseらがイーサリアム現物ETFの上場申請行う
イーサリアムETFが現在の多くの申請の最終期限となる5月に承認される見込みは、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け大幅に後退している。1月には70%あったが、現在は20%程度まで低下してきた模様だ。
05:50
Bybit、ソラナミームコイン「POPCAT」の永久先物提供
ソラナの仮想通貨ミームコインへの需要は未だ高い。代表的な犬系ミームコイン「WIF」は29日過去最高値を更新し、前日比で20%上昇している。
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
2024/04/13 10:00 ~ 17:00
その他 オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧