WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米国の国家安全保障会議「分散型台帳技術(DLT)」を重要分野指定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

分散型台帳技術(DLT)は、米国の安全保障に重要

米国の国家安全保障会議(NSC)が「重要な新興技術についての国家戦略」を発表した。

ブロックチェーン技術の研究開発に多額の資金を投じる中国やロシアを念頭に、安全保障上で重視される技術を指定した。リストアップされた20の重点分野の1つには、分散型台帳技術(DLT)が取り上げられている。

NSCの戦略では、重点分野とされた技術への投資、開発、採用の促進などが優先的に行われることになる。

NSCはドナルド・トランプ大統領以下、副大統領、国務長官、国防長官、国家安全保障問題担当大統領補佐官らを行政官としており、合衆国の安全保障や外交の司令塔だ。

重要技術分野で米国の優勢を取り戻す

NSCが今回発表した文書によると、国家安全保障戦略(NSS)は、経済成長と安全保障に不可欠な新興技術を優先して、研究、技術、発明、イノベーションの面で米国が世界をリードすることを求めるという。

その上で、中国やロシアを具体的に競合国として挙げた。この両国は、政府全体で計画的に重要技術・新興技術(C&ET)に取り組んでおり、国際的主導権を握るために大規模かつ戦略的な投資を行っていると指摘。

その結果、特定のC&ET分野では、米国のリードは低下しており、この傾向を逆転させることが必要としている。

C&ETについての国家戦略により、米国政府全体の努力が統一され、複数の技術分野に協調的に働きかける枠組みを提供するという。

また、米国がすべての技術分野で世界をリードすることは不可能であるとも言及。

1つの技術でC&ETのリーダーシップを得ることもできず、多くの技術のブレイクスルーは、2 つ以上の異なる技術が交差するところで起こるため、包括的なアプローチが必要とした。

NSCが重要な分野として指定したのは、分散型台帳技術の他にも次のようなものがある。

コンピューティング、兵器技術、エンジニアリング材料、製造技術、センサー、航空エンジン、農業技術、人工知能、自律システム、バイオテクノロジー、化学・生物・放射線・核(CBRN)緩和技術、通信・ネットワーク、データ科学・ストレージ、エネルギー、ヒューマン・マシン・インターフェイス、医療・公衆衛生、量子情報科学、半導体・マイクロエレクトロニクス、宇宙技術

ブロックチェーン関連の法律

米国では、デジタルトークンやブロックチェーンをアメリカのイノベーションにとって重要なものと捉え、不正を阻止しながら、それを促進しようとする法律も提出されている。

下院で先月に承認された「ブロックチェーン・イノベーション法」と「デジタル・タクソノミー法」は、「ブロックチェーン技術における官民パートナーシップを促進するためのベストプラクティス」「規制をより明確にすることで国内のイノベーションを促進する方法」などの調査や、デジタルトークンに関わる詐欺的な行為を特定し、防止することを目的とするものだ。

関連:米国下院でブロックチェーンとデジタルトークンの関連法案可決

空軍もブロックチェーン活用

国防面では、米国の空軍研究所が、巨大軍需企業レイセオン・テクノロジー傘下のBBN Technologiesとブロックチェーン技術に関連する契約を結んだ。

分散型台帳技術について、空軍の空域管理や戦闘機パイロットの安全性と戦闘能力を確保するために役立てる研究が行われることが推測されている。

なお、米国防総省も、2023年までの変革ロードマップの一部に、分散型台帳の可能性を探ることを組み入れている。

関連:米国空軍、ブロックチェーンを戦闘管理システムに応用

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/15 木曜日
16:28
USDCで払えるSlash Card、一般公開 アプリから直接申し込み
Slash Visionは15日、アプリ「Slash App」を正式リリースし、USDCで決済できるVisaカード「Slash Card」を一般公開した。事前登録制を終え、誰でもアプリから申し込める。運転免許証による本人確認にも対応した。
14:30
ビットコイン相場が膠着状態、8万ドルが重要な分岐点に=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは、ビットコインが上値の売り圧力と下値の厚いサポートに挟まれた膠着状態にあると分析した。ETFの売り再開も影響し、8万ドルが重要な分岐点となるとみる。
14:00
ステーブルコインUSDC、EU初の「重要な電子マネートークン(EMT)」に指定
EU当局は14日、サークル社のステーブルコインUSDCをMiCAに基づく初の「重要な電子マネートークン」に分類した。準備資産や流動性などの直接監督権限がEUに移る。
13:59
楽天ウォレット、現物と証拠金のアプリを統合 パスキー必須に
楽天ウォレットは15日、暗号資産(仮想通貨)の現物取引と証拠金取引のアプリを統合した新アプリの提供開始を発表した。ログインはパスキー認証が必須となり、旧2アプリは2027年初頭をめどに終了する。AIコンシェルジュなど新機能の概要をまとめた。
13:40
メタプラネット傘下入り予定の米スーパーリーグ、ビットコイン初購入
スーパーリーグ・エンタープライズが10日、1ビットコインを初購入したことが判明。メタプラネットによる2,100BTCのビットコインの現物出資は、スーパーリーグの16日の株主総会で承認を問う。
13:10
ソラナが上海の高層ビルに広告表示、CZ氏「驚いた」
ソラナ財団が14日夜、上海・陸家嘴の銀行高層ビル外壁に映像広告を表示し、上海のオフィスの写真も公開した。仮想通貨の取引が禁じられる中国での動きに、バイナンス創設者のCZ氏も反応した。
12:14
元FTX欧州責任者率いる米上場企業、SEC特例でトークン化株式取引へ
ナスダック上場のパーペチュアルズが、米SECのイノベーション免除に基づくトークン化株式の取引施設運営を通知した。CEOはFTX欧州部門の元責任者グルーン氏。OKXICEに続く2例目で、最短11月中旬の取引開始を見込む。
11:20
ソラナ保有企業スカイAIの大株主、約70%SOL売却の開示を要求
ソラナを保有するスカイAI株の約9.99%を持つ大株主バスティオン・トレーディングが、約70%のソラナの売却を巡る全面開示と取締役会の刷新を要求し、自社株買いに保有株を売らない方針を示した。
10:46
ビットコイン、3つのオンチェーン指標が底入れ示唆 米中間選挙直前=アナリスト
クリプトクアントのアナリストが、米中間選挙を控えたビットコインに10月の底入れの兆候が出ていると分析した。取引所残高の低水準やクジラ保有の増加など3指標を挙げる一方、確認にはETF資金流入の継続が必要とした。
10:30
アナリストの見方が強気に転換、2022年末の底からの回復より急速
クリプトクアントはビットコイン、イーサリアム、XRPなど仮想通貨主要5銘柄のアナリスト・コンセンサスが7月以降強気に傾いたと報告した。
10:05
ビットコイン下落、米CPI上振れで利上げ警戒|仮想NISHI
*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。 クリプト市場マーケットレポート(10/15 AM10…
10:00
ポリゴン、米48州で規制準拠した資金移動に対応 コインミー買収完了で
ポリゴン・ラボが米仮想通貨企業コインミーの買収を完了した。米48州で規制下の資金移動に対応する決済基盤に、タザペイ、メッシュ、トク、キラの4社が初期の導入企業として加わった。
09:37
ブラックロックQ3決算、仮想通貨ETF残高約12.6兆円 3か月で1.6倍
米ブラックロックは14日発表の2026年第3四半期決算で、仮想通貨ETFで構成するデジタル資産部門の残高が796億ドル(約12.6兆円)と3か月で約1.6倍に増えた。純流入は79億ドル。サークルとセキュリタイズへの出資でも評価益を計上した。
09:25
ビットワイズ、「AIや金利がどう動いてもビットコインは長期的に上昇」と予想
ビットワイズのマット・ホーガン氏は14日、AIや金利の行方にかかわらず長期的にはビットコインが上昇するとの見方を示した。9月の米CPIが予想を上回り8.2万ドルを割り込む中、アナリストの下値見通しは分かれた。
08:22
米ホワイトハウス仮想通貨評議会のウィット事務局長が退任、後任未発表
米ホワイトハウス仮想通貨評議会の事務局長を務めたパトリック・ウィット氏が、国防総省からの出向期間の満了で退任した。ホワイトハウスは後任に関する質問に答えておらず、クラリティー法案は上院で停滞中。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧