WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Jon Matonis氏:大手銀行・機関の参入はBTC価格上昇に繋がる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

当面の課題は、流動性の欠如
仮想通貨市場で短期的に価格が乱高下するの要因の一つとして、”流動性の欠如”により、大口投資家や機関投資家によって市場操作しやすくなっている点にもあると言える。大手銀行や大手金融機関の参入は、市場流動性を高め、ビットコインなどの価格を中長期で上昇させることになると思われます。

ビットコイン財団:Jon Matonis氏の見立て

金融経済学者で、ビットコイン財団 (Bitcoin Foundation) の共同創設者であるJon Matonis氏は、「大手銀行やゴールドマンサックスのような大手金融機関の仮想通貨市場への参入は、ビットコインの流動性を高め、最終的にはビットコイン価格を上昇させることになるだろう」と述べました。

Matonis氏は、大手金融機関の参入について、

「彼らが参入することによって新たな流動性をもたらすことになるので、それは素晴らしいことだ」と述べ、また「”市場を成熟”させ、極端な価格変動を減少させる助けとなるだろう」と付け加えました。

「彼らは、先物市場やオプション市場を開拓するだろうし、私が思うに、ビットコイン関連の”金利を扱う市場の誕生”を見ることになるかもしれない。 」

「Libor (ライボー:ロンドン銀行間取引金利)についての話題は聞き慣れているが、ビットコイン金利指数はBiborとなる。」

(Matonis氏)

仮想通貨市場は、価格の乱高下が非常に大きい市場ですが、その価格変動の主な原因の一つは”流動性の欠如”だと言えるでしょう。

1月以降に発生した大規模な価格修正により、1日あたりのビットコインおよび主要仮想通貨の取引量は大幅に縮小し、それに伴ってビットコイン価格も大幅に下落しました。

1日の取引量の著しい低下によって、先物市場では、「クジラ」と呼ばれるビットコインを大量に保有する投資家や、機関投資家が市場操作を行うことが可能になりました。 それが、この数ヶ月にわたり、市場が相関性のある値動きを見せた理由の一つと言えるでしょう。

先日、シカゴ・オプション取引所(CBOE)は、米国証券取引委員会 (SEC) に対し、ナスダック(Nasdaq)やニューヨーク証券取引所などのアメリカ株式市場への、ビットコイン上場信託投資 (ETF) の上場を許可するよう申し入れました。

CoinPostの関連記事

Cboeが米証券取引委員会(SEC)に6つのビットコインETFを申請
Cboe Global Marketsが新たな資産カテゴリーに賭け、SECに6つのビットコイン関係上場投資信託の登録を申請し、Cboeはライバル取引所CMEグループに先立ち、ETF実装を試みました。
Cboe:ビットコインETF承認を米国証券取引委員会に要請
シカゴオプション取引所 (CBOE) は、ビットコインに代表される仮想通貨は、他の既存の商品ETFと基本的には同質のものであるため、仮想通貨のETF市場参入を妨げるべきではないと主張、SECに書簡を送りました。

現時点で、アメリカの機関投資家からの需要は比較的高いのですが、一般的な金融業からの仮想通貨市場への資金の流入は、ほとんどないというのが実情です。 

一方、日本では、機関投資家は、小売業に特化した取引プラットフォームを通して、仮想通貨に多額の資金を投資しています。

さらに、Matonis氏は、「ビットコインはバブルである」と主張する仮想通貨に懐疑的な人々に対し、「中期的にみると、債券市場と株式市場こそ、数兆ドルにも及ぶ、破裂を免れないような世界規模の金融バブル」であり、次のような比喩を持って、現在の金融市場がおかれた状況を鋭く批判しました。

「私なら、ビットコインがバブルだという人に対して、ビットコインはバブルを”破裂させる針”だと言おう。」

「バブルとは、中央銀行によって支えられている、正気を失ってしまった債券市場と、偽造された株式市場のことだ。 これらこそがバブルだ。」

金融機関の参入時期は

しかし、主要な金融機関が市場に参入するのが、いつになるのかは、まだ定かではありません。

決定的なことは、ここ2、3ヶ月、仮想通貨市場は、特に韓国のような地域の主要メディアによって、ギャンブル要素の強いエコシステムというイメージに仕立て上げられてしまったということです。

 もし、短期間に市場が回復し、ビットコインなどの仮想通貨が過去最高水準の価格に戻ることになれば、銀行は需要の高まりに対処するよう努力するでしょう。

弱気相場では、競合他社より先に、仮想通貨市場開拓の最前線で優位性を確立しようとの意図がない限り、金融機関は市場参入を急ぐことはないでしょうから、銀行がこの市場に参入するには、少なくとも数ヶ月を要するかもしれません。

しかし、銀行参入が現実となる時、仮想通貨市場は”著しく向上した流動性”を備え、一般の人々が参加できる投資体制が整った市場となることでしょう。

Investor: Banks [Goldman Sachs] Entering Crypto Will Lead to Bitcoin Price Surge

APRIL 02, 2018 by Joseph Young

参考記事はこちらから
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 水曜日
18:04
ドイツ銀行、ビットコイン・イーサリアムのカストディサービス開始へ
ドイツ銀行が機関投資家・法人顧客向けにデジタル資産カストディサービスを発表。ビットコインとイーサリアムに加え、USDC等の選定ステーブルコインにも対応する。規制手続きの完了を前提に年内の提供開始を目指す。
17:07
マイニング大手MARA、1292ビットコイン購入=Lookonchain
MARA Holdingsが2026年9月16日、FalconX経由で1,292BTCを追加取得したとLookonchainが報告。取得額は約153億円で、同社は2026年第1四半期に2万880BTCを売却した経緯がある。
17:00
仮想通貨の分離課税20%、得するのは誰か BCCC税制部会が指摘
2028年に始まる仮想通貨の申告分離課税20%は、全員に有利とは限らない。BCCC税制部会のキックオフで、税理士と公認会計士が会社員の実効税率、赤字繰越の申告要件、1円未満のガス代の損益計算という実務課題を挙げた。
15:50
米SEC・CFTC規制主導へ期待シフト、クラリティー法案頓挫から
米上院は9月16日、仮想通貨の包括規制法案「クラリティー法」の審議入りに必要な60票を確保できず否決した。元CFTC委員長ジャンカルロ氏とアームストロング氏は、SECとCFTCが既存の権限で規制整備を進めると述べた。
14:57
マイニング企業のAIシフトは不可逆的か 完全撤退も相次ぐ=コインシェアーズ分析
コインシェアーズの最新分析によると、BTCマイニング企業の採算悪化を背景にAI・HPC事業への転換が加速。Keel、IRENなどが採掘撤退を表明する一方、AI契約を持つ企業は企業価値が3倍以上に拡大している。
14:42
カザフスタン、「国家仮想通貨分析センター」設立へ 取引拡大を背景に
カザフスタン国立銀行は、法定通貨と仮想通貨取引を横断的に監督する「国家仮想通貨分析センター」を新設すると発表した。国内のデジタル資産取引拡大を背景としている。
10:33
決済・財務企業ベロシティ、シリーズA調達額が計74億円超に
決済・財務企業ベロシティは、シリーズAの追加分として約15.5億円の資金を調達したことを発表。ビザ、サークル、リップルなど6社が出資し、シリーズAの合計調達額は74億円超に増加した。
10:12
クラリティー法案、レームダック会期に望み 上院議員が法案復活に期待
クルーズ上院議員は「プリンセス・ブライド」の名台詞になぞらえ、クラリティー法案にはまだ復活の余地があるとの見方を示した。ケネディ氏も法案が完全に不成立になったわけではないとの見方に同調し、レームダック会期での再浮上が焦点となっている。
09:44
ロビンフッドの元エンジニア2名、インサイダー取引で起訴 ハイパーリキッドで不正利益か
米司法省は、投資アプリ「ロビンフッド」の元エンジニア2人を商品詐欺・電信詐欺容疑で起訴した。未公開情報を悪用してハイパーリキッドで先物取引による利益を得た疑いがある。
08:30
リップル、ルイビル大学バスケコートにXRPロゴ掲出
リップル社が米ルイビル大学のバスケットボールとXRPブランディングで複数年提携し、コート内外でのロゴ掲載やデジタル・SNS媒体を通じてブランド認知の拡大を図る。
08:00
ビットコイン急落、クラリティー審議入り否決を受け|仮想NISHI
ビットコインは16日未明から朝にかけて急落し、24時間で最大約5,000ドル幅の下落となった。下落の主因として、日本時間未明に米上院で行われたクラリティー法案を巡る採決であり、同法案は審議入りに必要な支持を得られず、成立への道筋が大きく後退した。
07:35
英スタックBTC、ビットコイン購入資金確保に向けて貴金属会社買収提案
英国のビットコインDAT企業『スタックBTC』が、貴金属販売会社ダイレクト・ブリオンを最大1200万ポンドで買収すると提案した。買収先の事業収益をビットコイン購入に活用する方針だ。
07:32
金融庁、オンチェーン金融の社会実装を促す方針示す
金融庁は、2026事務年度金融行政方針を公表。ブロックチェーン技術を基盤とするオンチェーン金融の社会実装を促す方針を明記した。
06:30
米検察当局、イラン原油収益に絡む94億円相当の仮想通貨を没収提訴
米検察当局が、イラン産原油の闇取引収益を仮想通貨で洗浄したとして中国企業2社に関連する6100万ドル相当の没収を提訴した。関連資金網は15億ドル超に上るとされる。
05:45
ウォーレン上院議員、クラリティー法案不支持でも法制化には意欲
上院銀行委員会のエリザベス・ウォレン議員は、クラリティー法案自体は支持しないものの仮想通貨規制の法制化には意欲を示した。中間選挙後の上院勢力次第で、同氏の主導権が今後の法案審議を左右する可能性がある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧