はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米大手メディアCNBC登壇の識者、エリオット波動分析でビットコイン超強気予想

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今後の価格予想

米大手メディアCNBCは24日、金融チャンネル「Trading Nation」にて、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の高騰背景について、PayPalやSquareの事例を取り上げ、業界関係者やアナリストの分析を紹介した。

関連:「全加盟店でビットコイン決済を」ペイパルCEOが語る展望

同番組では、識者の見解としてデータ分析企業TradingAnalysis.comのTodd Gordon創業者らが相場分析。Gordon氏はエリオットウェーブ理論を用いて、今後の値動きを予想した。

エリオットウェーブ理論は、相場には一定のサイクルが存在しているという考えに基づいており、「5つの上昇波」と「3つの下降波」の合計8つの波を1つのサイクルとして、価格変動することを前提に将来価格の目星を付けるテクニカル分析のひとつ。

関連:抑えておきたいテクニカル分析「エリオットウェーブ」を初心者向けに解説

Gordon氏は、現在のBTC相場は「5つの上昇波」の5番目の波に当たると指摘。「5つの上昇波」は3つの価格上昇の波と2つの調整の波で構成されるため、BTCの価格は今まで、おおまかには以下のような流れになっていると述べた。

Gordon氏によれば、第1波と第5波の価格上昇率は意識されることが多く、第1波は約658%の上昇だったことを踏まえると、第5波では最大7万4000ドル(約770万円)付近まで上昇し得ると分析した。

出典:CNBC

Gordon氏は、エリオットウェーブ理論は、チャート上のサポートとレジスタンスの水準を導出するテクニカル分析で、相場の「戻し」を測るフィボナッチ・リトレースメントと相性が良いと説明。第5波の伸びが限定的だったとしても、ターゲット価格の61%まで上昇する場合の価格予想は、3万4000ドル(約350万円)に達するとの強気予想を示した。

ビットコインへの見方が変化

CNBCでは、資産運用会社Strategic Wealth PartnersのMark Tepper CE0の見解も紹介された。

Tepper氏はテクニカル分析ではなく、FOMO(相場高騰に乗り遅れまいと焦る心理状態)に基づいておおまかに価格を予想した。

Tepper氏は、最近までBTCは投機対象資産とみており、少量しか所有していなかったが、PayPalら大企業の動向で考えが変わったと説明。今まではBTCの普及が広がっていないことで強気になれなかったが、PayPalやSquareのユーザーが気軽に購入できるようになったことで、見方が変化したと述べている。

その上で、米大手電気自動車(EV)メーカー「テスラ(TSLA)」の株価を引き合いに出し、「テスラの株価は年初来500%も上昇した。BTCは2021年のテスラになれる可能性がある」と期待を示した。

参考:CNBC

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/24 月曜日
17:50
ブラックロック、ビットコイン投資の本質は「デジタルゴールド」 機関投資家が重視する“真の価値”とは?
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産部門責任者が、機関投資家がビットコインに投資する理由を解説した。「デジタルゴールド」としての価値保存機能が重視される一方、決済手段としての利用は依然投機的との見方を示した。
11:47
ソラナのインフレ率を下げる改善提案 今後6年で2,230万SOLの発行量削減見込む
仮想通貨ソラナのコミュニティがインフレ減少率を引き上げる改善提案を公開した。目標インフレ率への到達が6年から3年に短縮する見込みだ。
10:25
「仮想通貨市場の弱体化、背景にマーケットメーカーの機能不全」トム・リーが指摘
ビットマイン会長が仮想通貨市場の下落が続いている要因を分析した。10月10日の清算イベントがマーケットメーカーを機能不全にしていると見解を示している。
11/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ヴィタリック紹介のイーサリアム新ツールやXRPのステーキング導入案など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン売られ過ぎでも反転せず、12月FOMCの据え置きが現実味を増す|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC対円相場は1400万円割れまで下落。ヌビディア好決算後も1400万円割れが続き、米雇用統計の強弱まちまちな内容が見通し悪化を助長。12月FOMCでの金利据え置き観測が強まる。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金融庁の暗号資産規制方針に高い関心
今週は、金融庁の仮想通貨規制方針、ビットコイン採掘割合の95%到達、ビットコインとイーサリアムの市況分析に関する記事が関心を集めた。
11/22 土曜日
13:45
ANAPホールディングス、企業向けビットコイン戦略支援「ビットコイン道場」を開始
ANAPホールディングスが企業のビットコイン活用を支援する継続型プログラム「ANAPビットコイン道場」の提供を開始した。会計や税務などの実務を専門家が包括的にサポートし、参加企業がコミュニティ形式で課題解決に取り組む仕組みを提供する。
13:02
コンヴァノがビットコイン戦略から本業回帰、AI・ヘルスケア事業に注力へ
コンヴァノが仮想通貨ビットコインを最大約2万BTC取得する計画を取り下げ、成長中の事業へ軸足を移す。業績予想を上方修正しており本業成長を重視する戦略転換となる。
10:55
米当局がビットメイン製品を国家安全保障リスクで調査、トランプ関連企業も1万6000台使用
米国土安全保障省が中国メーカーのビットメインを調査し、機器がスパイ活動や電力網破壊に使用される可能性を指摘。トランプ大統領の息子たちの会社アメリカン・ビットコインも1万6000台を購入した。
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:25
NYSEがグレースケールのXRPとドージコインETF承認、25日上場予定
NYSEがグレースケールのドージコインとXRP ETFの上場を承認し、11月25日に取引を開始する。今週はビットワイズのXRP ETFやフィデリティのソラナETFも上場し、アルトコインETF市場が急拡大している。
07:45
「仮想通貨財務企業などの上場後の事業の大幅変更について対応を考える必要」JPXのCEO
日本取引所グループの山道CEOは、ビットコインなどを保有する仮想通貨財務企業への規制強化は現時点では検討していないと説明。一方で、事業の大幅変更については対応を考える必要があるとも述べている。
07:05
個人マイナーがビットコイン採掘に成功、1億8000万分の1の確率を克服
極めて小規模な個人マイナーがわずか6TH/sのパワーでビットコインブロックの採掘に成功し、約26万5000ドル相当を獲得した。確率は1億8000万分の1で、近年最も幸運なソロ採掘となった。
06:25
トム・リー率いるビットマイン、初の配当実施もイーサリアム保有の含み損は6250億円超 
イーサリアム最大の企業保有者ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが11月21日、2025年8月期通期で純利益3億2816万ドルを計上し、大手仮想通貨企業として初めて配当を実施すると発表した。しかしイーサリアム価格下落で含み損は40億ドル超に達している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧