はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン「億り人」のアドレス数、17年仮想通貨バブルを超える

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アドレスのデータを公開

100万ドル(約1億円)相当以上のビットコイン(BTC)を保有する大口アドレスの数が急増している。

ブロックチェーン分析企業Glassnodeが17日に公開したデータによると、BTC価格の高騰によって、保有資産で1億円相当以上のBTCを保有するアドレスの数が6万6540まで増加した。

個人投資家の数が増加した17年の仮想通貨バブル期の記録、2万アドレス台を大幅に更新した。取引所等のアドレスが分散化された可能性も含まれているが、バブル崩壊後の18年から小規模投資家が撤退する一方で、BTCを買い集めていたアドレスも増加していたことを映す。

BTCの価格は16日夜に2万ドル(約206万円)の歴史的節目を突破。米コインベースで一時2万400ドルを超えるなど、英語圏を中心に17年12月に記録した過去最高値(ATH)を多くの取引所で塗り替えた。その後に国内最大手暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerにて、日本円建ての過去最高値231万2100円を更新している。

関連:ビットコイン、日本円建でも過去最高値更新──ドル建に遅れた理由は

GlassnodeはBTC価格の2万ドル突破で、採掘報酬が50BTCだった2009年から2012年にマイニングを行なっていてマイナーが1ブロックの成功報酬を現在も保有していれば、そのマイナーのアドレスは全て100万ドル(1億円)相当以上を保有していることになると説明している。

初期のビットコインマイニングは、マイニング報酬を獲得することに必要だった演算パワーとして、一般的なパソコンのCPUで容易に処理が可能だった時期も含まれており、早期にマイニングに興味を持った技術者などの多くが巨大な資産を得たことを意味する。

時価総額も上昇

BTC価格と総発行枚数を掛けて算出する時価総額は先月、価格よりも先にATHを更新している。

BTC価格が2万ドルに到達した現在の時価総額は、初の40兆円台に到達した。単純に比較はできないが、1つの指標として株式市場の上場企業の時価総額と比べた場合、BTCがTOP15にランクインするというデータも示されている。

株式の時価総額を格付けするAssetDashの調査によると、すでにジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)やJPモルガンチェース(JPM)、P&G(PG)などの大手企業銘柄を時価総額で上回っている計算だ。

関連:BTCの時価総額が40兆円突破、株式市場比較でTOP15入り

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/22 月曜日
20:05
Bybit、日本居住者向けサービス終了へ 2026年1月が最終期限
Bybitが日本居住者へのサービス終了を発表。2026年1月22日がKYC2完了の最終期限となり、未完了者は制限対象に。金融庁の規制強化を背景に、10月の新規登録停止に続く措置。世界第2位の取引量を持つ同社の撤退により、多くのユーザーへの影響が予想される。
18:00
Digital Space Conference 2026 無料チケット受付開始
ユーザーがメタディスクリプションを100文字程度で作成するよう依頼しています。DSC2026の記事内容に基づいて、SEOに適したメタディスクリプションを作成します。2026年2月17日、虎ノ門ヒルズフォーラムで「Digital Space Conference 2026」を開催。日本デジタル空間経済連盟主催、CoinPost企画・運営。AI、Web3、メタバース等を横断し次の社会像を議論。参加無料、チケット受付開始。
15:53
ユニスワップ手数料スイッチ提案が定足数達成 UNI焼却メカニズムが今週始動へ
ユニスワップのプロトコル手数料スイッチ提案「UNIfication」が定足数を達成。賛成票6,900万UNI超で12月26日の投票終了後、1億UNIの遡及的焼却と手数料連動型の継続的焼却メカニズムが今週後半に始動する見込み。
15:20
量子コンピュータは仮想通貨の脅威なのか?カルダノ創設者が示す客観的評価と対策
カルダノ創設者ホスキンソン氏が、量子コンピュータによる仮想通貨への脅威について冷静な対応を呼びかけ、米DARPA主導の、量子ベンチマーク・イニシアチブ(QBI)の参照を推奨した。
14:54
香港、保険会社の仮想通貨投資を解禁へ リスク管理100%義務付け=ブルームバーグ
香港保険監督局が保険会社による仮想通貨投資を認める新規制案を発表。100%の資本準備義務付けで慎重姿勢を示しつつ、2026年に公開協議を実施。総保険料約13兆円の業界から機関投資家資金の流入可能性。
14:03
著名投資家レイ・ダリオ、「ビットコインは中央銀行に大規模保有される可能性低い」と指摘
著名ヘッジファンド創業者のレイ・ダリオ氏がポッドキャストで、ビットコインは中央銀行の準備資産として大規模保有される可能性が低いと指摘。透明性や技術リスクを理由に挙げた。一方、個人投資家には5〜15%の配分を推奨している。
11:44
米議員、仮想通貨税制で法案起草 少額取引非課税やステーキング関連所得繰り延べも
米超党派議員が仮想通貨税制の改正法案を発表した。少額のステーブルコイン取引を非課税化することや、ステーキングやマイニング報酬の課税繰延べを盛り込んでいる。
10:51
ニューヨーク近代美術館、CryptoPunksなどNFT作品を永久所蔵
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が12月20日、CryptoPunks8点とChromie Squiggles8点のNFT作品を永久所蔵品に追加。ブロックチェーンアートが主流美術機関に正式認められる重要な節目となった。
09:45
ファンドストラットが2026年仮想通貨市場に弱気予測 トム・リー氏と対照的
ファンドストラットが2026年前半に仮想通貨市場が下落することを予測した。一方、同社のトム・リー共同創業者は、ビットコインやイーサリアムに強気見解を示している。
08:51
テザー、AI機能搭載モバイルウォレットの開発を発表
テザー社がAI機能搭載のモバイルウォレット開発を発表。ビットコイン、USDT、USAT、XAUTの4資産に対応し、WDKとQVACを活用してプライバシーと自己管理性を重視した設計を目指す。
08:23
VanEck、アバランチETF申請にステーキング報酬機能を追加
VanEckが米SECに提出したアバランチETF申請書を修正し、ステーキング報酬機能を追加。保有AVAXの最大70%をステーキングし利回りを創出する計画。米IRSの新規則が後押し。
12/21 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコインの2026年相場予測やブロックチェーン人気ランキングなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、流動性低下で来週も不安定な展開か|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインの今後の見通しをbitbankアナリストが解説。年末のホリデーシーズンで流動性が低下する中、来週にかけても方向感に欠ける展開が続く可能性。12月の米雇用・物価データが金利見通しの鍵を握る。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|与党税制改正大綱の決定に高い関心
今週は、米SECのポール・アトキンス委員長の講演、ノルウェー政府系ファンドによるメタプラネットのビットコイン戦略に対する支持、政府・与党の2026年度税制改正大綱の決定に関する記事が関心を集めた。
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧