はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ロシア:仮想通貨ユーザーの12%が仮想通貨の利益が主な収入源であると回答

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

投資対象から、支払い手段へ?
仮想通貨ショッピングプラットフォームであるFatcats.marketは、ロシアの仮想通貨ユーザー382人に対し、仮想通貨に関連するインタビューを行いました。その中の40%もの人々が仮想通貨は長期投資に向いていると述べ、90%もの人々が、仮想通貨を将来的に決済手段として使用したいと回答しました。
仮想通貨をバブルだと考えないロシア人
インタビュー回答者の中のほんの1%のみが、仮想通貨が将来的に弾けるバブルであると考えており、ほとんどの人々が仮想通貨がバブル絶頂期には属さないと回答しています。しかし、一方で、大多数のロシアの仮想通貨ユーザーは、価格のボラティリティおよび、複雑な取引が仮想通貨普及への足枷となっていると考えています。

ロシアの仮想通貨ユーザーへの新しいインタビューによると、仮想通貨が主な収入であると回答した人が、12%にまで及んでいます。

さらに、回答者の90%が将来的に決済の手段として仮想通貨を使用したいと回答し、回答者の4分の1程が、既に支払いを行ったことがあると回答しました。

全体の40%の人々が、ビットコインのような仮想通貨が、長期的な投資に向いていると考え、短期的に見て保有している仮想通貨を売り払うことはないと回答しています。

40%ものロシア仮想通貨オーナーがホールド

ロシアの仮想通貨所有者を対象にしたインタビューで、28%もの人々が、自身を活発的なユーザーであると評価し、12%もの人々が、仮想通貨は自身の主な収入源であると回答しました。

仮想通貨ショッピングプラットフォームであるFatcats.marketは、最頻年齢が27歳の382人のロシア語を話す仮想通貨ユーザーにインタビューを行いました。

その93%は男性で、残りの7%が女性を占め、10%が18歳以下でした。この調査は、Telegramにて2018年の3月22日から、4月2日にかけて行われました。

40%もの人々が、複数の仮想通貨に投資しており、14%がマイニングに活発的に参加し、11%がクラウドマイニングに参加していると回答し、マイニングは以前ほど人気ではなくなってきているのが見て取れます。

さらに、40%もの人々が、仮想通貨は長期投資に向いていると語り、短期的にその所有している仮想通貨を売る気は無いと語っています。

この調査の結論として、ロシア人は、仮想通貨を投資対象だけでなく、支払いの手段としても捉えていることが挙げられています。

その中で、8%もの人々が仮想通貨で商品を買うことは考えられないと回答し、20%はサービスに対し仮想通貨で支払いをすることに躊躇いを覚えると感じています。

つまり、販売者は、ビットコインでサービスよりも商品を販売した方が、より信頼を得られると考えられており、26%もの人々が既に仮想通貨で購入した経験があると答えました。

商品や、コンピュータ、スマートフォン、そして、その他のガジェットの購入は、77%と最も好まれており、サービスに関しては、フリーランスへの給与支払いが68%と大半を占めています。

1%のみが仮想通貨がバブルであると感じる

回答者の中のほんの1%のみが、仮想通貨が将来的に弾けるバブルであると考えています。その中でも、80%の人々が仮想通貨に手をつけたのが2016~2018年の間であり、12%もの人々が2012~2015年の間に参入したと回答しています。そして、10%以下の人々が未だ仮想通貨に手をつけていないようです。

Fatscats.marketによると、ロシアの仮想通貨所有者の55%はビットコインを所有し、45%はイーサリアムを所有しています。さらに、11%がウォレットにビットコインキャッシュ(BCH)を所有し、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、カルダノ(ADA)も人気を誇っています。さらに、40%もの人々が、トークンをICOで取得したことがあると回答しました。

43%以上の仮想通貨所有者は、仮想通貨を法定通貨にしてくれる仮想通貨トレードサービスを使用し、38%以上の人々は仮想通貨取引所を使用しています。

そして、残りの18%近くの人々がその他の方法を使用するか、全く仮想通貨を売却しないかの方法をとっています。

25%以上の人々が、仮想通貨取引の手数料が2~5%の間に収まっていると答え、50%以上の人々が、その取引が1~60分以内に行われたと回答しました。

そして、大多数のロシアの仮想通貨ユーザーは、価格のボラティリティおよび、複雑な取引が仮想通貨普及への足枷となっていると考えています。

Cryptocurrency Is the Main Income for 12% of Russian Crypto Users

Apr 12, 2018 by Lubomir Tassev

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/02 火曜日
18:36
AIがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見 防御活用にも期待=レポート
Anthropicの研究で、AIエージェントがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見。2025年3月以降の34件で460万ドル相当の攻撃に成功し、新たに2件のゼロデイ脆弱性も発見。攻撃収益は1.3カ月ごとに倍増しており、防御活用が急務に。
17:42
FRBが3年半にわたる量的引き締め(QT)終了、仮想通貨市場に流動性改善の可能性
米FRBが12月1日、3年半にわたる量的引き締め(QT)を終了した。約2.4兆ドル規模の資産縮小後、仮想通貨市場への流動性改善が期待される。2019年QT終了時はビットコインが短期下落後に上昇した経緯があるが、専門家は政策効果の遅延やインフレ動向など不確実性に慎重な見方も示している。
16:04
走行映像でGARコインを還元 ドラレコアプリ「セトラス」が地方創生DXモデルを始動
セトラスが市民のドラレコ映像を行政業務に活用し、専用暗号通貨「GARコイン」で報酬を還元する地方創生モデルを発表。実証実験に参加する自治体を3枠限定で募集している。
13:55
コインベースへの情報開示請求が過去最多の1.2万件、欧米で協力要請急増 実態判明
コインベースが2025年透明性レポートを公開し、60カ国以上から12,716件の情報開示請求を受領し、前年比19%増加となったと報告した。米国の件数がトップだが、米国外からの請求は53%を占め前年比2%増加した。
13:15
米FDIC、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」運用規則案を12月下旬に公表予定
米FDIC代行議長がステーブルコイン規制「ジーニアス法」の運用規則案を今月に公表する予定だと表明。トークン化預金や仮想通貨業界のデバンキング問題についても対処を説明した。
12:29
カルシ、ソラナ上で予測市場トークン化を開始 仮想通貨の流動性取り込みへ
米予測市場カルシがソラナ上で予測市場契約のトークン化を開始。オンチェーン取引により匿名性が向上し、開発者のサードパーティ構築も可能に。評価額110億ドル、約3500市場を運営する同社は仮想通貨ユーザーの流動性獲得を目指す。
11:00
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏、利益相反報道を否定
米トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏がNYタイムズの利益相反報道を否定した。名誉毀損専門の法律事務所に対応を依頼し、倫理規定遵守を主張している。
10:40
ゴールドマンがイノベーター買収、ビットコイン連動ETFも取得で仮想通貨事業拡大
ゴールドマン・サックスがETF大手イノベーターを20億ドルで買収すると発表した。買収にはビットコイン連動ファンドQBFも含まれ、ゴールドマンの仮想通貨関連商品ラインアップが拡大。
10:14
リップル、シンガポールでライセンス範囲拡大 XRPとRLUSDによる決済事業を強化
リップルがシンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスの拡大承認を取得。XRPとRLUSDを活用した決済サービスを強化。アジア太平洋地域のオンチェーン活動は前年比70%増で、同地域での事業拡大を加速。
10:02
ビットコイン100万円幅急落、yETH流出事故で大規模清算|仮想NISHI
ビットコインは軟調な推移が続いている。1日には一時8万5,000ドルを割り込み、日本円ベースでも24時間比で100万円超の下落となった。背景には、イーサリアムが「フサカ・アップデート」を目前に控えロングポジションが積み上がる一方、Yearn FinanceでyETHの流出事故が発生し、ロングポジションの清算が連鎖したことがある。
09:20
リミックスポイント、12億円規模のWeb3関連事業投資を中止へ
リミックスポイントは、事前に予定していた12億円規模のWeb3関連事業投資の中止を決定。仮想通貨ビットコイン購入以外の調達資金使途を変更した。
08:40
ハッキング被害から3.7億円相当回収、ヤーン・ファイナンス
ヤーン・ファイナンスがyETH関連のハッキングで盗まれた資産のうち約240万ドル相当を回収した。回収作業は継続中で被害者への返還を予定している。
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧