マーベルのアート25作品がNFTに
スパイダーマンがクモ糸を駆使して駆け抜ける場面を描いたアート作品(NFTトークン)は、12.74ETH(約260万円)で落札されたことがわかった。
マーベル・コミックのアーティストAdam Kubert氏によって製作された同作品は、実際に段ボールに描かれたものをのちにNFT化したものとなる。
もとの作品はスペインのグラナダで開催されたコミックコンベンション(コミコン)に関連して制作されたものと説明され、背景にはアルハンブラの景色が描かれている。
マーベルのアーティストによるNFT作品は、今回のスパイダーマンのものを含め合計で25枚がNFT取引プラットフォームのPortion.ioでオークションにかけられる予定だ。
NFTを購入することで、実際に存在する実物の作品などの付属が付くこともあるという。
マンガはNFTと相性が良いのか
今回、Portion.ioはマーベルのアート作品取り扱いに際して以下のように述べた。
芸術コミュニティとの繋がりは、インスピレーションと強化の、最も強力でクリエイティブな源になる。ビジョンや熱意を持ったクリエイティブな人々に、私たちのプラットフォームを利用して恩恵を得てもらうことはPortionの初日からのゴールだった。
また、Portion.ioは同時に、EssentialSequentialとの提携も発表している。同社はコミック関連のアート作品などを中心に取り扱うエージェンシーだ。
Portion.ioとしてはコミック関連のみを取り扱うわけではないとしているものの、コミックは純粋なアートに比べ、その敷居や必要な資金も低いことから、NFTの普及に貢献しうる分野とみている模様だ。