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仮想通貨に対する機関投資家の見方は変わったか?──JPモルガンが調査結果を公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨に対する機関投資家の見方

JPモルガンは4日、機関投資家を対象に実施した暗号資産(仮想通貨)に関する調査の結果を公開した。CoinPostが提携するTheBlockなど海外メディアが報じた。

回答に応じたのは1,500企業の投資家およそ3,400名。仮想通貨は評判は広がっているが、リスクが高い資産で、犯罪に利用されているという認識が現在も根強く残っていることを示す結果になった。

ビットコイン(BTC)を初めとする仮想通貨は、投資家の裾野を広げている。最近では個人投資家やヘッジファンドだけでなく、MicroStrategyやテスラなど、大手企業が会社の資産としてビットコインを購入する事例も増えてきた。

決済大手のPayPalやマスターカード、世界最大手信託銀行「バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNY Mellon)」らの仮想通貨業界参入も報じられる中での結果発表に注目が集まっている。

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調査結果

まず調査に協力した投資家全体の11%が「仮想通貨投資を行なっている」と回答。残りの89%はトレードや投資を行なっていないとしている。

トレードや投資を行なっていないと答えた投資家のうち、22%が今後は仮想通貨に投資する可能性があると回答。残りの78%がその予定はないとした。

仮想通貨に対する見解を問う質問では58%が「仮想通貨は普及している」と答えている。「将来的に重要な資産の1つになる」と答えた割合は7%に留まる。

一方で、21%が「仮想通貨は一時的な流行である」と回答。14%の回答者は、世界三大投資家の1人ウォーレン・バフェット氏が2018年に行った発言を引用し、「仮想通貨は殺鼠剤を二乗したようなもの」と答え、強く否定的な見方を示している。

関連「ビットコインが殺鼠剤なら、鼠は現金だ」著名投資家ビル・ミラーがバフェットに意趣返し

また全体の77%が、仮想通貨業界により厳しい規制を整備することを望んでいるとしており、仮想通貨に関連する詐欺が「非常に蔓延している」と「やや蔓延している」とする回答は、全体の98%に上った。

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