DODO DEXの不正流出
分散型取引所(DEX)DODO は9日、ハッキング被害を受けたことを発表した。
PSA Regarding Recent Exploit on DODO
— DODO DEX (@BreederDodo) March 9, 2021
On March 8, Several DODO V2 Crowdpools were attacked. WSZO, WCRES, ETHA, and FUSI pools were impacted, while AC pool funds have been fully recovered.
Funds in all other pools, including all V1 pools and all non-Crowdpool V2 pools, are safe.
不正流出が発生したのは3月8日で、影響されたのがWSZO、WCRES、ETHA、FUSIトークンに関連するDODO V2というクラウドプール。DODO側は具体的に発表していないが、同プールから、約1億円相当のwCRESトークンと1.2億相当のUSDTが不正出金されたと試算している。(Wu Blockchain参考)
一方、「ACプールの資金は回収できた。V1プールおよびその他の非V2クラウドプールの資金は、影響を受けておらず安全だ」と説明。また臨時対策として、プールクリエイションのポータルを一時停止しており、セキュリティの提携先と協力し資金の回収に努めており、追って情報を更新するとした。
DODO DEXは20年8月にローンチされたDeFiプロトコルで、バイナンス関連のBSCチェーン上で稼働。Coinbase Venturesやバイナンスラボ、パンテラ、Three Arrows Capitalなど業界有名なVCから資金調達をした経緯がある。
DeFiのロックバリューランキングでは、現在40位に位置している。(defipulse参考)