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ツイッター乗っ取りでビットコイン騙し取る事件、犯人に懲役3年の有罪判決

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTC不正取得、犯人が有罪認める

2020年7月に、著名人や大手企業のTwitterアカウントが次々と乗っ取られビットコインの送金詐欺に使用された事件について、犯人が有罪を認め、懲役3年に同意したことが分かった。

当局から事件の首謀者とされている未成年のGraham Ivan Clark氏は、検察官との取決で、3年間の服役と、その後3年間の保護観察処分を受けることになる。

Clarkは昨年7月に他二人の犯人と共に、バラク・オバマ前大統領、イーロン・マスク氏、ビル・ゲイツ氏など世界的な著名人や、米Apple社、Uber社など有名企業のTwitterアカウントに侵入。「暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を指定アドレスに送れば、2倍にして返送する」など虚偽のメッセージを拡散して、1,200万円相当を不正に取得した。この時Clarkは17歳だった。

関連:ツイッター乗っ取り事件、FBIが捜査開始 ビットコイン詐欺の被害額とBTCの行方は

成人として有罪判決を受けていた場合は、最低10年の懲役刑であったが、現在18歳のClarkは若年犯罪者であるため、これを回避している。

Clark氏は、逮捕されてから今まで入所している、ヒルズボロ郡刑務所からオンラインの公聴会に出廷。罪状について理解し、裁判を受ける権利を放棄していると述べた。他には、ほとんど何も発言しなかったという。

司法取引の規定により、Clark氏は法執行機関の許可や監督なしにコンピューターを使用することを禁じられる。所有する資産に関する捜査に協力し、管理するアカウントのパスワードをすべて明かすことも定められた。

弁護人のDavid Weisbrod氏によれば、Clark氏は不正取得したすべての仮想通貨を引き渡した。

「ギブアウェイ(無料配布)詐欺」が増加中

こうした形式の詐欺は「ギブアウェイ(無料配布)詐欺」とも呼ばれており、近年多く発生している。昨年7月には実業家の前澤友作氏を名乗る偽ツイッターアカウントも出現した。

関連:前澤氏Twitterの“毎日お金配り”、ビットコイン関連詐欺のターゲットに

英メディアBBCによると、ギブアウェイ詐欺の被害額は2020年を通じて合計1,600万ドル(約17億円)だったが、今年はペースが加速しており、2021年に入ってからの約3か月で、すでに1,800万ドル(約19億円)以上にのぼるという。

時には、アカウントの信ぴょう性を高めるために、「本人であることを確認済み」の、偽の青いチェックマークを付けたりする事例もある。ツイッターの他にも、YouTube、Facebook、Instagramなど他のSNSで詐欺が行われる事例も存在。「無料でもらえる」というような文句で、仮想通貨などを送金させようとする手口には注意が必要だ。

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