はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

サイバーエージェント:2019年に独自通貨発行・取引所開設は断念

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

サイバーエージェントが独自仮想通貨発行
この独自通貨は、サイバーエージェントグループ展開のサービス(AbemaTVやゲーム)で活用するため、研究と開発を進めていく模様です。
仮想通貨取引所CA bitcoinは開設断念
コインチェック事件以降金融庁の取り締まりが厳しくなったことにより、審査が長引くことを問題視したようです。

独自通貨の発行とCA bitcoin開設断念

サイバーエージェントビットコインが、2019年に独自通貨の発行を目標とする、とBusiness Insider Japanが報じました。

この独自通貨は、サイバーエージェントグループ展開のサービス(AbemaTVやゲーム)で活用するため、研究と開発を進めていく模様です。

また同時に、サイバーエージェントグループの仮想通貨取引所であるCA bitcoinの開設は断念することになりました。

コインチェック事件以降金融庁の取り締まりが厳しくなったことにより、審査が長引くことを問題視したようです。

サイバーエージェントが仮想通貨を元にエコシステム形成か

※この写真は1月に撮影した物です。

サイバーエージェントビットコインは、同社のスタンスとして、仮想通貨を投機対象として考えておらず、エンターテイメントの中で互換性のある便利なツールとして普及を望んでおり、サイバーエージェントグループが目指す『エンタメ金融』の発展に向けて、CAbitcoinに重要な役割を果たすことが期待されていました。

CoinPostの取材にて、代表取締役の卜部宏樹氏はCAbitcoinの立ち上げ経緯について『仮想通貨事業への参入の一歩として、まずは仮想通貨の取引所やウォレットといった基盤をしっかり作っていくことが先決であると考え、CAbitcoinの設立へと至った』と述べています。

実際に立ち上げ当初は、仮想通貨取引所やそれら派生商品の開発に力を入れていたことがわかりますが、サイバーエージェントグループが手がける複数事業との繋がりを大きく押し出していたことも取材の時に強く感じられたことでもあります。

現在の日本の仮想通貨取引所の状況は、コインチェックの流出事件以降金融庁の審査の元、みなし業者を含め厳しいライセンス制度が厳しくなった印象を受けます。

卜部氏は、サイバーエージェントにはゲーム、メディアがあり、そこに仮想通貨が絡んでくることでエンターテイメントを基盤としたCAグループ全体のエコシステムを大きくしていくことが最終的な狙いという発言もしており、それらにシナジーが強くでる独自仮想通貨の発行や研究にシフトして、同社が誇る事業展開のスピードを活かす形で仮想通貨を利用する全体のエコシステムの実現に注力するのではないでしょうか。

CoinPostの参考記事(インタビュー)

サイバーエージェントビットコイン(CA bitcoin)に独占インタビュー
ブロックチェーン技術が普及すれば、「エンタメ金融」でも大きな変革が起きるかもしれません。サイバーエージェントでは、そんな将来に向けて、まず取引所やウォレットを整備すべく、仮想通貨取引所のCAbitcoinを設立しました。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。
12:55
メタプラネット支援コンソーシアム、タイ上場企業買収でビットコイン戦略を東南アジアに拡大
メタプラネット支援者らが筆記るコンソーシアムがタイ上場企業DV8の買収計画を発表した。日本で成功したメタプラネットのビットコイントレジャリー戦略をタイで再現し、さらに東南アジアに展開する第一歩として注目される。
12:36
オルタナ信託、BOOSTRY・ALTERNAと連携しデジタル証券の管理体制を強化
デジタル証券特化の「オルタナ信託」設立。BOOSTRYとALTERNAが協業を深化し、STの取得から販売まで一貫した新たな枠組みを構築する。
11:35
米雇用統計好調でビットコイン一時11万ドル超、アーサー・ヘイズが下落リスクを警告する理由は?
米国6月雇用統計が予想を上回る14万7000人となり、ビットコインは一時11万500ドルまで上昇した。しかしBitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏は、米財務省がステーブルコインを国債購入の受け皿として活用することで市場から流動性が奪われ、8月開催のジャクソンホール会議前に9万ドル水準へ下落すると予測した。
11:00
アルトコイン取引の増加傾向続く 仮想通貨OTCレポートが公開
Finery Marketsは、仮想通貨のOTC取引に関する2025年上半期のレポートを公開。ビットコインやイーサリアム、ステーブルコインの他にアルトコインの取引が増加傾向を継続していると指摘した。
10:35
「1兆ドル予測は楽観的すぎた」、 JPモルガン ステーブルコイン時価総額の2028年予測を下方修正=報道
JPモルガンはステーブルコイン市場の2028年予測を5000億ドルとし、他社の1-4兆ドル予測を否定。決済利用は6%に留まり、主用途は仮想通貨取引と指摘。
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧