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米上場企業がP2P株式取引プラットフォームを構築、Amazon関連ブロックチェーン活用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロックチェーンを利用したデジタル取引プラットフォーム構築

米国の上場企業BlackStar Enterprise Groupが、アマゾンがホストするブロックチェーンを利用し、株取引のための独自のデジタル・プラットフォームを構築中であることがわかった。

P2Pの株取引を可能にする、BlackStar Digital Trading Platform(以下、BDTPと表記)は、昨年9月の時点で概念実証を終えており、今から90日以内に完成する予定。実証実験はアマゾンマーケティングサービスにあるHyper-Linkブロックチェーン上で実施され、現金による株取引(キャッシュマーケット)のシミュレーションに成功したという。

BlackStarは、米証券取引委員会(SEC)からの規制ガイダンスを受け、代替取引システム(ATS)のブローカー・ディーラーとしてこの取引サービスを提供する予定。BDTPの導入前に同社がATSとして登録するか、既存のATS企業との提携が必要になるが、現在、その選択肢を検討中だという。

BlackStar社の意図

BlackStar社は、スタートアップ企業へジョイントベンチャー投資を促進するマーチャント・バンクで、ベンチャー向けのOTC市場に上場している。中でも、ブロックチェーン技術に注力しており、特に分散型台帳のセキュリティ機能とP2Pのグローバル株式取引の分野に焦点を絞った投資を通して、ブロックチェーンエコシステムへのエクスポージャーを提供するという。

また、BDTPで取引されるのは、暗号資産(仮想通貨)ではなく、SECに登録された株式のみで、証券法に準拠したブローカー・ディーラーのシステムで決済される。

BDTPの現金取引市場のモデルは、コモデティの現物市場だという。BlackStar社は、現物市場は、株主の信頼を高め、価格変動や裁定取引よって流動性を生み出すと考えているようだ。同時に株主と投機家双方にとって低い参入コストと、容易な売買へのアクセスを提供すると主張。現物市場の利点の一つが「分散型に設計されている」ことだとBlackStar社は指摘。そのため、他の市場のような「悪意のある空売りから守られる」とした。

レバレッジが効かず、信用取引や空売りのできない株式の現物市場を、OTC市場に設立することで、「均等な機会創出につながる可能性がある」と同社のKurczodyna最高財務責任者は述べた。

BlackStar社は、ブロックチェーンを利用した取引を提供することで、投資家に恩恵をもたらすとともに、従来の証券取引にも新たな活力を与えたいと抱負を述べた。

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