はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Polkadot、仮想通貨Chainlinkのオラクル機能の統合を完了

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Chainlinkのオラクル機能を統合

異なるブロックチェーンの相互運用性を実現するプロジェクト「Polkadot(ポルカドット)」は2日、Chainlink(LINK)のオラクルをネットワーク内で利用できるようになったことを発表した。

ブロックチェーンにおけるオラクルとは、ブロックチェーン外のデータをネットワークの中に取り込む機能。これでPolkadotのエコシステムは、容易に価格データなどの外部情報を利用できるようになった。独自にオラクルを開発する手間やリスクもなくなるため、プロダクトの開発や運用においてコアな作業に集中できるという。

出典:Polkadot

昨年5月にメインネットをローンチしたPolkadotは、まだ本格的に運用しているわけではなく、現在もコア機能の実装に向けて開発が継続中だ。

関連初心者でもわかるPolkadot(ポルカドット)|仕組みと将来性を解説

現在は並列する独立したブロックチェーンである「パラチェーン」の機能を実装する段階まで来ており、これがホワイトペーパー(事業計画書)で説明されている中で、ローンチが予定されている最後のコア機能となる。

Polkadotの開発において、Chainlinkのオラクル機能を統合する計画があることは以前から明らかになっていた。昨年2月には、Polkadot関連の開発フレームワーク「Substrate」へ統合するため、初期段階の作業が終了したことが判明した。

関連大型プロジェクトPolkadot、仮想通貨Chainlinkのオラクル機能統合へ

今回の発表は、Chainlinkのオラクル機能の統合が完了したことを意味する。Polkadotには、新しいアイディアの実験などに活用される「Kusama」というネットワークがあるが、ChainlinkのオラクルはKusamaでも利用が可能だ。

Chainlinkとは

Chainlinkは、分散型のオラクルプロジェクト。ブロックチェーンのネットワークは単独では外部の情報にアクセスできないため、例えば暗号資産(仮想通貨)の価格を参照する必要がある時などにオラクルを利用する。

Chainlinkのオラクルは複数のノードを立て、異なるソースからデータを取得することができるため、分散化されていることが大きな特徴。また、DeFiやNFT(非代替性トークン)のプロジェクトでも採用されたり、中国の国家ブロックチェーンプロジェクト「BSN」が導入するなど実績が豊富だ。

関連仮想通貨Chainlink(LINK)が上場来高値を更新、高騰の背景に複数要因

Polkadotでは分散型取引所(DEX)などDeFiのユースケースが多く見込まれるため、信頼できる価格データなどの外部情報を容易に取得できるようになることは大きな意味を持つ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/30 火曜日
19:30
ビットコインで利回りを狙う|Lombard(ロンバード)・LBTCの始め方
Lombardを通じてビットコインを利回り資産として活用する方法を解説。LBTCの仕組みや始め方に加え、注意点やリスクも整理しました。
19:11
USDHがハイパーリキッドの成長を加速させる理由
USDHはなぜハイパーリキッドを強化するのか?仕組みから収益循環、HYPEへの影響までわかりやすく解説します。
17:14
ハイパーリキッド「Hypurr NFT」エアドロに高い関心、初動のフロアプライス1000万円弱に
暗号資産(仮想通貨)HYPEを発行する分散型取引所ハイパーリキッドのNFTコレクション「Hypurr」が配布され、フロア価格800万円、24時間取引高105億円を記録した。特に希少NFTは最高7000万円で落札するなど反響を呼んだ
16:34
マーチャント・バンカーズ、ビットコイン購入 不動産の暗号資産決済に本格参入
マーチャント・バンカーズが3億円分のビットコインを購入し、FINX JCryptoと協業。不動産決済サービスや暗号資産事業強化へ動き出す。
16:25
ネイルサロン運営コンヴァノ、ビットコイン取得額が累計104億円に
東証グロース上場のコンヴァノが約15億円相当のビットコインを追加購入し、累計取得額が104億円に到達。同社は2027年3月末までに21,000BTC保有を目指している。
15:08
金融審議会が「第3回暗号資産WG会合」開催、上場審査プロセスにも言及
金融審議会が暗号資産の金商法一本化を検討。インサイダー取引規制と情報開示義務を導入し、投資家保護を強化する方針。JVCEAの審査実績や委員からの懸念も明らかに。
13:40
NYDIG、仮想通貨トレジャリー企業の評価指標「mNAV」を批判 ”不正確で誤解招く”
NYDIGは最新レポートで、仮想通貨トレジャリー企業の評価に使われるmNAV指標を強く批判した。不正確で投資家を誤解させる可能性があると指摘し、「業界から削除すべき」と主張した。
13:15
仮想通貨ファンドから1200億円流出 FRB利下げ観測後退受け=CoinShares
CoinSharesが先週、仮想通貨投資商品から約8億ドルが流出したと報告した。ビットコインとイーサリアムから流出し、ソラナとXRPでは流入が続いた。
11:51
米政府閉鎖危機に警戒感募る中ビットコイン反発、SECの新基準はアルトコインETFに追い風
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+2.56%の1BTC=114,666ドルと反発した。 デリバティブ市場では、3億3000万ドル以上の…
11:30
バイナンス、企業向けインフラソリューションをローンチへ
仮想通貨取引所バイナンスは、従来の金融企業向けにインフラソリューション「Crypto-as-a-Service(CaaS)」をローンチすると発表。ローンチの背景や内容を説明した。
11:05
仮想通貨購入発表で株価22倍暴騰のQMMM、米SECが株取引を停止
米SECがデジタル広告企業QMMMホールディングスの株式取引を強制停止した。仮想通貨購入計画発表後に株価が暴騰し、SNSを通じた価格操作の疑いが指摘されている。
10:50
急成長の分散型取引所Aster、トークンの分割エアドロップを検討 CZとの関係性も明らかに
分散型デリバティブ取引所Asterが独自仮想通貨ASTERのベスティング方式エアドロップを検討している。Asterは前バイナンスCEOであるCZ氏の支持も背景に躍進している。
10:15
ビットコイン急騰、米政府閉鎖リスクで「無国籍資産」への逃避資金流入|仮想NISHI
仮想通貨ビットコイン市場は28日から30日朝にかけて急騰した。BTCは法定通貨や国家に依存しない無国籍資産であり、政府機能や金融システムが不安定化する局面において上昇する傾向を持つ。
09:55
ブルームバーグETF専門家予測、SEC包括基準でアルトコインETF承認確率「ほぼ100%」に
米SECが仮想通貨ETFの包括的上場基準を承認し、原則上個別審査が不要となった。ブルームバーグのETFアナリストは承認確率が事実上100%と予測している。
08:30
12年間休眠のビットコインウォレットが活動再開、65億円相当BTCを移動
12年間休眠していたビットコインウォレットが29日に400BTCを移動したとアーカム・インテリジェンスが報告した。2013年11月以来初めての取引で、当時の取得価格から約16000%上昇している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧