モナコインでNFTを売買
暗号資産(仮想通貨)モナコイン(MONA)でNFT(非代替性トークン)の売買が行える取引所「チョコモナカ(ベータ版)」がローンチされたことが分かった。
仮想通貨をモチーフにしたNFTを売買する取引所だが、一般的なマーケットプレイスと異なり、ユーザーが自由にNFTを発行することはできないことが特徴。取り扱うNFTはチョコモナカ運営者が中央集権的に決定するという。運営側が上場したNFTをユーザー間で売買する仕組みで、NFTの管理もチョコモナカが行うとしている。
取引所を利用するための主な操作は以下。公式ホームページでは各操作に説明書きのリンクが貼られており、ユーザーは参考にしながら手続きが行える仕様になっている。
- モナコインのウォレットを作成
- ウォレットへモナコインを送信
- NFTを落札
- NFTを出品(NFTを保有している場合)
取引所開設の発表を行なった田中氏によると、法的な確認に費用がかかったという。発行するNFTが仮想通貨に該当しないか、運営がカストディ業務に当たらないかも確認したとしている。
チョコモナカ、実はリーガルチェックにめちゃめちゃお金かけてて、発行するNFTが1号・2号暗号資産のどちらにも該当しないこと、カストディ業務に当たらないことは確認が取れています。最初からNFTのこと分かってる弁護士さんだったので、説明がスムーズにいきました。
— 田中😇⚡️ Ⓜ️ Daisuke Shosaki (@tanaka_bot_1) April 6, 2021
上場するNFT第一弾はモナコインをモチーフにしたもので、抽選形式で配布される。総発行数は105枚で、上場は20日の予定だ。
現時点では運営者がNFTを販売する予定はなく、今後も発行するNFTは全て実質無料で配布され、上場されるNFTは順次追加するとした。